あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

予算成立した、即解散を!?

2009-03-01 17:56:06 | 政治
2009年度の予算案が衆議院で可決、あとは参議院の議論の結果を見ないでも

30日後には国会で衆議院優越の憲法規定から予算案は成立する、

麻生内閣は政局よりも政策をの主張、予算関連法案も略、自民党衆議院議員の

想定外の造反がないかぎりは衆議院3分の2の再議決で年度内の法案成立は略確定する。が、

捻れ国家での審議に麻生内閣与党は遮二無二、3分2の再議決で突破しょうとの動きで、

さらに2009年度の予算に補正予算を成立させよう、その政策がばら蒔きか否かは

関係なくこれも遮二無二衆議院の議席優位の現状を使っての動きこういう中から

麻生内閣の支持率を上げるの意気込みが、

自民党内でも派閥の領収以外はもう麻生内閣は国民の賞味期限を過ぎている、


麻生内閣は緊急避難的な予算・関連法案を通したあとは国会・衆議院を解散

すべきとの論理も吹き出してきた。

そも、小泉内閣で郵政改革を唱導、衆議院の3分2以上の議席を確保させた

国民の意思は麻生内閣は、首相自ら全く意識していない。

小泉内閣から極めて重要な閣僚、党の重要ポストを歴任してきた責任意識は全くない。

このところの鳩山総務大臣の郵政公社攻撃も目に余るポピュリズム

固定資産の売却価格を安価過ぎると攻撃するが、通常の事業資産の売却、

企業の売却価格の算出方法からは特別突飛な価格ではない

その施設の生み出す価値が小さいものならマイナス・つまりお金を貰っても

引き受ける企業は無い

イタズラにオリックス関連企業への売却価格が低いというのみの問題提起は

如何なものか

兎に角、麻生内閣は国民の信任を受けていない、支持率も一桁近い状況

早急に政府・国会に対する国民の欲求不満を解決すべく解散・総選挙を断行すべき

お友達内閣の問題はまだある。

最近の円高はあの中川大臣の酔っ払い記者会見も大きな原因、

国民資産の数兆円のマイナス効果をもたらしたとさえ感じるが

麻生内閣はこの辺を含め政治責任感は全く感じられない

困った突っ張りだけの坊ちゃん首相だ



職人達と中世産業の息吹!!

2009-03-01 16:07:10 | 経済
先の土曜日、温かい日射しの昼、散歩にと我が家の一匹フレンチ・ブルドックを連れて

佐倉の城跡公園に行った。

梅は満開、大小各種の数千本の桜木のも大きく膨らみ、次が俺の番と主張していた。

今年も満開時には素晴らしい景色に歩いていると、

相棒の犬が勝手に肩を怒らして進んでいく。

構わないでついていくとやがて国立民族博物館。

そこで「中世考古学が語る町・村・山の職人達」という

当館副館長・小野正敏の講演会が開演寸前

ワンチャンを家族に渡して早速脳細胞の栄養獲得に

中世、鎌倉~室町時代の職人たちはどう生産拠点を作り、

生産物を流通させていったかがテーマ

一乗谷間での陶器は連続登り釜を作り、大量生産施設とし、

そして同じ釜を何度も補修して活用大量生産を可能にした。

茨城県鹿島地区などの鉄器は燃料の木材のある地域を隣番に製鉄の高炉を作り、

数十年でまた元の土地に戻るという雨量が多く、日本の気候、燃料木材の生長に

合わせた生産施設を移動させて一定量の鉄の生産を維持した。

これが朝鮮半島のような禿げ山を作らないで済んだ理由

紙については初めは自然林のガンビ・楮・ミツマタなどを採取して作ったが

やがてはこれらの育ちやすい場所に植林するようになていった。

それが紙の文化・絵・文学の元となった。

漆器も漆の木を植え、植林して産業化していった。

やがて魚介の骨、牛・鹿・鯨などの骨、牙、角をも細工して産業化していったという。

この大量生産の仕組みがやがては商業・海運の隆盛を作り、

商業都市の発生として繋がっていった。

面白い話が盛り沢山だったが、聞く方がいい加減な奴でとても要領良く報告はできないが、

兎に角、江戸時代の殿様抱えとかでなく純粋に産業としての息吹を持っていたと

いう鎌倉・室町時代は庶民のエネルギーの萌芽期でこれが近世の文明の華を拓く

もととなったという