あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

商売はマダマダ効率化可能!!

2008-12-18 21:02:04 | 経済
イオンの売り上げが伸びない、イトーヨーカ堂の売り上げも伸びない

グループの利益はコンビニエンス・ストアーで稼いでいるが、

大型店舗の方の業績はかなり酷しい

ダイエーやマイカルが崩れていったように今、大型チェーン・ストアの業績が

思わしくない。

こんな時、テレビで鹿児島県の阿久根市に地域密着型の面白い超がつく大型店舗が

あって業績を伸ばしているとの番組を見た。

鹿児島県といえば九州の南端、人口175万人の農業・漁業・畜産の主体の県。

県民の平均所得は221万円全国平均の八割弱。

当然だが、過疎化も高齢化も進んでいる。

その熊本県よりの街阿久根市に居を構える会社名

マキオ、A-Zスーパーセンターあくねがその店

物好きの気持ちを抑えられず、早速

国道3号線を出水市から下がって約20分、小高い丘陵を登る先ず広ーい駐車場が現れ、

車を止め、歩くが店舗までは結構な距離、途中車が整然と並んでおり、

随分行儀の良い駐車だと思って見るとそれは販売用の車、U-car、新古車、新車とある。

みんな価格が付いていて、その価格でレジで買える

車の営業マンはいない。次にはゲーム・コーナーが

そして店舗に奥行き100メートル、横200メートルあるという店舗内には

左の生鮮・加工借品が並ぶ。価格は安いと意識できる価格がついている。

醤油や味噌などは棚一杯の品種が加工食品の兎価格はそれ相応

が、兎に角、品種が多い

右に行くに従って米などの穀物、調理器具、鍋、炊飯器、電化製品、農機具、

肥料、種、ハウジング製品、仏壇・・・あるある、

その数35万品目も並んでいるという。

何でもあるの意味でA-Zスーパーと命名何でもある。

これでは棚卸しや発注管理は大変と思ったら、

棚は総て地元採用の若手、定年退職者、農閑期の地域の住人が

採用されて行っているし、

仕入れは地元の問屋が主体で全く問題は無いとか

ポスや在庫管理のソフトなどにコストはかけていない

これで一店舗で売り上げ100億円、経常利益は2億円とか

三年前に2号店を開店、2008年度は売り上げ200億円、

経常利益4億円の予想という。

今はデパートも大型スーパーも業態として難しい事業と言われているが、

事業・商売はやりようだの感じを大にした

スーパーのはしりダイエーも薬のマツモトキヨシもユニクロだって

知恵と工夫で商機を掴み、成功の切っ掛けとした

消費低迷の流通業界、しかも消費需要の小さな鹿児島県での

この商売には得るべき知恵がいっぱいある

要はマダマダ商売は効率化を図る余地はある・・・

この紹介は機を別にしてまた紹介したい。


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