あんかつ先生月に吠える

月のあばたに対して色々感じたこと書いてみます。

政策よりも政局の局面!!

2008-12-20 14:08:25 | 政治
アメリカが金利をゼロにするという。

円・ドルの為替レートは90円を割り込んだ。

自動車、電気などの日本の輸出主体の企業は軒並み収益予想を下方修正、

兎に角世界は未曾有の不況の影を強めている。

各国も相次いで経済対策を打ちだしている。

アメリカは年初に1680億ドルの対策、金融機関へ7000億ドルの公的資本注入を

準備、更に8000億ドル住宅ローンの債権購入、新年には5000億ドル規模の

追加対策を用意、が、自動車ビック3の救済は拒否

EUは金利を2.5%に引き下げ、ドイツは500億ユーロ、フランスは260億ユーロの

対策に金融機関の債務を保証する

イギリスも200億ポンドの対策や付加価値税の引き下げ

中国は4兆元の対策、企業の税負担を軽減に金利を約2%切り下げた

更には業績悪化している航空会社の航空機の購入中止

対して日本の緊急対策は国費2兆円、規模11,7兆円、雇用対策2兆円規模、

金利を0,3にした。どういう効果今のところ殆ど疑問

実態経済は最悪の兆し

麻生首相が言っていた、日本の実態経済はそんなに弱くないとの言葉は

今や完全に空虚な響き。政局よりも政策とは言うが、政策は出てこない

欧米・中国の対策や手の打ち方は早い

対策が遅れるほど景気の谷は深くなる

既に雇用問題、これに伴う居住問題は瀬戸際・・・

街の地下街道には既にホ-ムレスが夥しい

このままでは治安問題への懸念も

街の声は既に見えない政策よりも政局をとなっている。

麻生首相は果敢な行動を、さもなければ退任を