JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ちょっと若返った  Pastoral / Sadao Watanabe

2015-11-16 21:48:03 | 聞いてますCDおすすめ


渡辺貞夫は機会があればできるだけ見に行くように決めていて、もうすぐ会える予定なので今からワクワクしている。
アルバムのほうもお安く出会えば古いものもできるだけ仕入れようとおもっていたら、なんとお安いリイシューがまとめてリリースされた。1969年に録音された3枚に最近のだけれど持っていない新しいのと、この間しいれた92年の録音のものと5枚も並んでくれたから渡辺貞夫週間みたいになるかもしれません。

といって古いアルバムにたいして今更特にかくことはないのですが、どれから聞こうと思えばまずはこれでしょうか。
設立されたCBSソニーのと契約を結んだ36歳の渡辺貞夫、増尾好秋は23歳でした。
この音楽、まさに強烈なイメージを作ってくれたアルバムでした。しかし当時のはマイルスが変化にはいっていたり、キースやコリアが頭角をあらわしてきあころなので、あまり渡辺貞夫を選んでは聴いていませんでした。

しかしそれでもパストラルは印象深い。特徴あるメロディは一度きいたらしっかり覚えています。後半のソロフレーズがそうだったっけというところがあったし、当時は馬鹿にしたところもあった(なんせ生意気なさかりでした)増尾好秋もあれ結構おもしろいこと演ってるじゃないかとも感じます。
時代を思い出して、これでちょっとだけ若返った気になりました。

Pastoral / Sadao Watanabe

Sadao Watanabe (as,fl,sn)
Kazuo Yashiro (p)
Yoshiaki Masuo (g)
Hiroshi Matsumoto (vib)
Yoshio Suzuki (b)
Fumio Watanabe (ds)
Masahiro Tanaka (fh)
Chiyoshige Matsubara (fh)
Recorded Jun.24 & Jul.8, 1969

1. PASTORAL
2. BRIDGE
3. TOKYO SUITE : SUNRISE & SUNSET
4. GARY,OUTRO SAMBA
5. SOMEDAY IN SUBURBS
6. FANDANGO
7. CLOSING THEME ROM “KIN-KIRA-KIN”
8. RITMO SABOROSO
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チェロの木  いせ ひでこ 著

2015-11-15 21:02:53 | チェロ無難


チェロをやっているとその関係のものがとても楽しく感じます。チェロをかたどった小物なんか買ってしまいます。
そして本も読んでみたくなるわけで、「チェロの木」という本を発見しました。いせひでこさんという方が書かれているのですが、なんとよく読んだ柳田邦男のオクサンだそうです。
ということは息子さんの悲しいこともあったわけでそれが作品に反映しているのでしょうか。
お話はとてもシンプル筋は負いません。

一枚目、私もチェロをやっていたらこのようなことをしただろうなと思ううれしい一枚。



こうやって抱えて歩く姿が絵になるのです。



これはパブロさんという方が教会でコンサートをしているところ。



死してお父さんにチェロを作ってもらった少年は、演奏家になならず、チェロの先生になったようです。



チェロを演っているとこのような絵がとてもいとおしいのでとっておきたくなりました。



いせさん、著作権無視いなりますがお許しください。


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evolucion TANGO / CRISTIAN ZARATE

2015-11-14 21:46:47 | 聞いたけどCDどちらでも


全然知らないひとだけれど、アルバムタイトル「evolucion TANGO」に惹かれて買ってみました。
エレを使ったクラブ調かと想像しましたが、弦楽パートがはいったりファゴット、オーボエ、フルートを入れたりのかなり正調なタンゴでした。
しかし古いわけではなく、ジャズ的なピアノとエレキのギターだしドラムスが効いたりで結構聴きこむTANGOになっています。
ピアソラの曲も3曲録音されていて、大好きな“Adios Nonino”もああるけれど、これが一寸変わったアレンジ、そういえば1曲前の“El Choclo”も随分違うアレンジなのでevolucionというのはここら辺のことをいうのでしょうか。
思ったよりか進化しているとも思えない、確かに変化を感じるのですが、もう少しはっきりした進化はアルゼンチンに起こっているような気がします。
ここら辺はもっと詳しい人の言葉が必要だたと思いますが、最後のの男子ヴォーカルがこれは会わないのが残念にかかわっているように感じます。



evolucion TANGO

Cristian zarate piano
Horacio Rome Bandneon
Pablo Agri Violin
Raul Luzzi Viola eletrico
Daniel Naka Baixo eletrico
Jose Luis Colzani Bateria

1. A Fuego Lento
2. Desde El Alma
3. Uno
4. El Choclo
5. Adios Nonino
6. Volver
7. Tema De Paloma
8. El Dia Que Me Quieras
9. Nocturna
10. Verano Porteno
11. La Trampera
12. Romance Del Diablo
13. Corazon Al Sur

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日本映画みたい 祈り / 向山佳絵子&仲道郁代

2015-11-13 22:50:57 | チェロ無難


セシル・テーラーのアルバムで刺激的な出勤をした翌日は、それとは正反対の音楽にしてみました。テーラーのアルバムと一緒に買ったのはジャケは見たことのあるアルバムで500円でした。
なんかほんわかした日本映画みたいなジャケで気になっていました。

正調なピアノに始まって、チェロもきちんとした居住まいのような音です。コダーイのこの曲ははじめてですが格調高い感じです。
2曲目はおなじみの“白鳥”、もう何人のチェリストの演奏を聴いたでしょうか。この人すごくまじめな美しい演奏です。この頃すこし違いが分かるようになった気がします。
メンデルスゾーンも知っている曲だけれど、この人ふくよかでいながら芯のある結構男性的にも感じます。
5曲目も良く聞く曲、今日は会議の後に会食もあるのでテーラーとは違って和みムードです。
8曲目もおなじみの“ヴォカリーズ”この曲をどう演ってくれるかも楽しみ。去年、横坂源ちゃんがコンサートで毎日チェロでどのようなことをしているかということで、「この曲をいろんなポジションで弾いてどのような感じで表現するかなんか考えています」と言っていたのをおもいだします。
10曲目がタイトル曲ですが、凄い音で弾いています。こんな音を出してみたいとおもったから良い買い物でした。

向山佳絵子&仲道郁代 「祈り」

1.コダーイ:ソナチナ
2.サン=サーンス:白鳥
3.メンデルスゾーン:無言歌 ニ長調 作品109
4.シャミナード/クライスラー: スペインのセレナード
5.ドヴォルザーク/クライスラー: わが母の教え給いし歌
6.ヴィラ=ロボス:黒い白鳥の歌
7.フォーレ:子守歌 作品16
8.ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14
9.サン=サーンス/ハイフェッツ編:白鳥
10.ブロッホ:祈り
11.パラディス/ドゥシュキン編:シチリアーノ
12.ペルト:鏡の中の鏡
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セシル・テーラーを何枚持っていますか?  THE COMPLETE NAT HENTOFF SESSIONS / CECIL TAYLOR

2015-11-11 21:45:34 | 聞いてますCDいいと思う


セシル・テーラーのアルバムを何枚もっていますか?この質問は若い人には関係ないけれど、ある程度、歳のいったジャズ・ファンにはジャズ・はまり度を表すものかもしれません。かくいう私はあまり持っていません。ブルーノートから出た「Unit Structures」と「Conquistador!」これは当時必聴のアルバムだったからで、あとはその後BYGから発売された今ならちょっと珍しい1966年録音の「CECIL TAYLOR」というアルバムで3枚、CDの時代になってからは買っていません。
1960年代の後半から、聞く方向が変わっていったわけで、例えば私はアルコールは何でもいただきますが、白酒はほとんどいただきませんと言う感じです。



ところが昼休みに久しぶりに中古屋さんに行ったときに知らないアルバムを見つけました。それが「THE COMPLETE NAT HENTOFF SESSIONS」と言うアルバム、Candid レーベルの『The World of Cecil Taylor』『New York City R& B』『Air』『Cell Walk for Celeste』そして、57年のニューポートでの音源をボーナストラックに収録した4枚組のアルバムだそうです。
そんなことはわからないので、ヘェ~、セシル・テーラーの古い録音が4枚組であるのんだ。これって初めて知った。(アンテナ出してないから当たり前だけど)



そのお値段が1,550円で、当時の価値観と知らないアルバムがこの値段、普段なら買わないけれどこれが即買いになりました。
まさに刺激的なアルバムで、ずっと離れていた強烈なお酒をガブッと飲むよう感じです。
まずは1957年のニューポートのボーナストラックから聞くことにしました。こちらはビックバンドに近い感じです。






次に1960年と61年に録音されたアルバム、何と朝の通勤に聞きだしました。アルバム4枚でほぼ5時間、いえでゆっくりなど聞いていられません。と言うことでこれほど刺激的な出勤は久しぶり、会社について「やるか!」みたいな(実はオーバー)、結構冷静に面白く聞きだしました。
アーチー・シェップが吹いている“Air”と言う曲、古いアルバムではTAKE5,9,21,24になっていますが、この4枚組ではTAKE5,9,21,28,29となっています。研究家じゃないからわからないけれど違う演奏なのでしょうか。どちらにしてもTAKE29とは。
もちろん会社まで道のりではCDが一枚、帰り道にもう一枚、思ったよりかすんなりと、時間の落差ものりこえて楽しめました。
同じ曲が多いので1曲ごとに楽しむとも違いますが、曲の違いではテーラーのアプローチはもちろん違うわけでその巾があることに改めて納得した次第でした。
3枚聞いて後一枚は明日の出勤時ということで、明日も刺激的な仕事ができそうです。

現在86才、体調もすぐれず来日も取り消しになったテーラーですが、一つのスタイルを作ったことには間違いがありませんね。
なんかこのめぐりあわせもJAZZ神の手廻しかもしれません。

と言うことでセシル・テーラーのアルバムを7枚持っています。


THE COMPLETE NAT HENTOFF SESSIONS / CECIL TAYLOR

On CD One & CD Two, 1-6:ARCHIE SHEPP tenor sax (on “Air” and “Lazy Afternoon” only) CECIL TAYLOR piano BUELL NEIDLINGER bass DENNIS CHARLES drums SUNNY MURRAY drums (replaces Charles on CD One, 2-3, only) New York, October 12 & 13, 1960.
On CD Two, 7-10 & CD Three, 1-4:Same personnel as above. DENNIS CHARLES (drums) on all tracks. CECIL TAYLOR plays celeste on CD Three, 1-3. ARCHIE SHEPP out on CD Two, 9-10.
New York, January 9, 1961.
On CD Three, 5-8 & CD Four, 1-3:CLARK TERRY, trumpet ROSWELL RUDD, trombone STEVE LACY, soprano sax ARCHIE SHEPP, tenor sax CHARLES DAVIS, baritone sax CECIL TAYLOR, piano BUELL NEIDLINGER, bass BILLY HIGGINS, drums New York, January 10, 1961.
Note: “Cindy’s Main Mood” and “O.P.” [tk2] are trio performances by Taylor, Neidlinger & Higgins. Higgins also plays tympani on “O.P.”
*BONUS TRACKS:
Disc Four, 4-6: Ted Curson (tp on 6 only), Roswell Rudd (tb on 6 only), Jimmy Lyons (as), Archie Shepp (ts), Cecil Taylor (p), Henry Grimes (b), Sunny Murray (d), Gil Evans (cond).
Englewood Cliffs, N.J., October 10, 1961.
Disc Four, 7-9: Steve Lacy (sop), Cecil Taylor (p), Buell Neidlinger (b), Dennis Charles (d). Newport Jazz Festival, Newport, Rhode Island, afternoon, July 6, 1957


Disk 1 von 4
1 Air (Take 5)
2 Number one (Take 1)
3 Number one (Take 3)
4 This nearly was mine
5 Air (Take 9)
6 E. B. (Take 2)

Disk 2 von 4
1 Lazy afternoon
2 Air (Take 21)
3 Air (Take 28)
4 Air (Take 29)
5 Port of call (Take 2)
6 Port of call (Take 3)
7 Davis (Take 1)
8 Davis (Take 3)
9 O. P. (Take 1)
10 I forgot

Disk 3 von 4
1 Cell walk for Celeste (Take 1)
2 Cell walk for Celeste (Take 3)
3 Cell walk for Celeste (Take 8)
4 SECTION C
5 Jumpin' Punkins
6 Things ain't what they used to be (Take 1)
7 Things ain't what they used to be (Take 3)
8 Cindy's Main Mood

Disk 4 von 4
1 Jumpin' punkins (Take 5)
2 Jumpin' punkins (Take 6)
3 O. P. (Take 2)
4 Pots
5 Bulbs
6 Mixed
7 Johnny came lately
8 Nona's Blues
9 TUNE
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も一度出てもいい IMAGINE / Ofra Harnoy

2015-11-10 21:32:18 | チェロ無難


オーフラ・ハーノイという女性チェリストは外観が気に入ったというのではなく、音色がとても女性らしいところが気に入っています。最初は何も知らないで、ビバルディ集を買ったらよかったのでビートルズを演奏したアルバムを買ってみました。そちらもききやすかったので名前も顔も覚えて、中古屋さんでみてまた買ってみました。
これもポピュラーだろうとタイトルもよく見ないでかったら、これがなんとビートルズ集でした。
しまった前ののリイシューかと一瞬クラッとしましたが少し違いました。前のアルバムは1984年の演奏で、それが2曲目から11曲目にはいっていてその後の曲は翌年録音されたもの、そして1曲目は1995年に新たに録音されたものでした。

新しく録音された1曲目が一番いい。最初の録音が19歳の時の演奏だったけれど、この30になった録音の落ち着いた深みができた音がいい。残りは19と20の演奏で、アレンジもちょっと単純だから違いがはっきりしてしまいました。
曲はほとんど知っている曲で持っていたのもあるけれどこれはこれで大満足です。
出るわけないけれど、50歳になったいまもう一度新しいアレンジで録音してくれるともっと深みがましているだろうと想像してしまいます。

IMAGINE / Ofra Harnoy

Ofra Harnoy  Cello

1. Free as a Bird
2. Eleanor Rigby y
3. Here, There and Everywhere
4. In My Life
5. And I Love Her
6. When I'm Sixty-Four
7. Michelle
8. Nowhere Man
9. Yesterday
10. Girl
11. Across the Universe
12. Here Comes the Sun
13. Norwegian Wood/For No One
14. She's Leaving Home
15. Lucy in the Sky with Diamonds
16. Octopus's Garden
17. Imagine
18. Hey Jude
19. Golden Slumbers/Carry That Weight/The End
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魔女とよばれているらしい。  LATITANGO / Giuliana Soscia & Pino Jodice

2015-11-09 21:41:59 | 聞いてますCDおすすめ





まるで知らないアコーデオンを2枚ジャケ買いしたけれど、こちらは知っている。ど派手なオネイチャンだから覚えていたのだけれど、こちらも派手目な頭のピアニストがとても良いことも覚えているます。前にこれは良いと思ったアルバムの前の2作品のようですが、この後もずっと二人のアルバムがでているのでどうも夫婦じゃないかとおもいます。
以前買ったアルバムが一番新しくてこの2枚が以前のアルバムのようです。

21曲の内半分近くがピアソラの曲なのもうれしい。ジャズ度としては古い分もっていたのよりおとなしいけれど、インプロがうまくタンゴに織り込まれて、かなりレベルの高いグループになっています。
2枚目のピアノ・インプロなど切れもいいし、アコーデオンの驚くべきソロもあります。
だからかこのグループ以後もたくさんのアルバムがリリースされていて、またいつか出会うだろうと思います。

チェロのオネイチャンよりこちらの人の方が迫力あるし、アコーデオン界の魔女と呼ばれているらしい。



LATITANGO / Giuliana Soscia & Pino Jodice

Giuliana Soscia(accor)
Pino Jodice(p,comp,arr)
Francesco Angiuli(b)
Francesco De Rubeis(ds)
Recorded on 30 July,2007 at Roma Studio

1.Seventango
2.Otono Porteno
3.Milonga Del Angel
4.Muerte Del Angel
5.Resurreccion Del Angel
6.Libertango
7.Notturno
8.Latitango
9.Adios Nonino
10.The Last Staion


ANTICHE PIETRE

01. Antiche Pietre
02. Kiltango
03. La Camorra III
04. Pantaleon
05. Intro Freedom Tango
06. Freedom Tango
07. Passaggio Dei Delfini
08. Tres Minutos Con La Realidad
09. Moontango
10. Tango's Man
11. Terra Del Fuoco
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残念を挽回する DISORDER AT THE BORDER / Filippo Bianchini

2015-11-07 12:38:02 | 聞いてますCDおすすめ


まるで知らないテナーの人のアルバムをなぜ買ったのか忘れてしまった。どこかでほめ方が良く、ちょっと試聴したらそれが当たっているようなのでかったのだと思う。
フィリッポ・ビアンチーニという人でこれは大正解だった。
ワンホーン・カルテットに2曲にテナーとクラを吹く人とペットが加わる。参加の2曲の内1曲は#9とクレジットされているけれど、8曲しか収録されていなくて、どうなってるとのとおもったら8曲目だった。イタリアらしくていいけれど、アルバムタイトルのなっている“ Disorder at the Border”はコールマン・ホーキンスの曲だと思うけれど、それも間違えたとしたらこれはいただけない。良いアルバムなのにそうならば残念。

1曲目、ミディアム・テンポのゆったり目のバラッド、テーマの後はベース・ソロでこれはメロディアスで合格、ピアノ・ソロが続いて、このピアノ、一枚CD持っている。その時は上手いだろうと思った程度だけれど、ここでは上手いとはっきり言える。テナーもモーダルになっていい、知らない人だけれどクラブで演っていたらオッと驚く感じの人。
2曲目テンポをあげてモーダルな始まり、テナーがブローしてかなりカッコイイ。
3曲目はオリジナルなバラッドだけれど、スタンダードのようなしっとりした曲。
4曲目が問題の曲、ハード・バップ調の4ビート、テナーが豪快に吹くとその後のピアノ・ソロがモーダル、この人注目した方がいい。
5曲目はソプラノに持ち替えて、テナーはだいぶお年の人、ペットもベテランに近く、ビアンチーノさんが敬意を表して参加してもらったのかも。
6曲目はゆったりとしたバラッド・プレー
7曲目はソプラノで、ここでもフェンダーローズのソロがしっかりしている。

久しぶりにしっかり良いジャズを聴いた感じで、永くジャズを聴いてきた人たちも納得するだろうというアルバムです。


DISORDER AT THE BORDER / Filippo Bianchini

Filippo Bianchini (ts,ss)
Nicola Andrioli (p,fender rhodes)
Jean-Louis Rassinfosse (b)
Armando Luongo (ds)
Special guest on #5 and #9:
John Ruocco (ts,cl)
Rodolfo Neves (tp,flh)
Recorded by Daniel Léon at Igloo Studio- Brussels July 1st and 2nd 2014

1 Try Not to be Angry (F.Bianchini)
2 Pretext (M.Herr)
3 FAB (F.Bianchini)
4 Disorder at the Border (F. Bianchini)
5 Song for Sat (F.Bianchini/arr. Lorenzo Agnifili)
(dedicated to Francesco Satolli)
6 Weaver of Dreams (J.Elliott-V.Young)
7 Dance for my friends (F.Bianchini)
8 Mad Blues (F.Bianchini)
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ジャケだけでも THE JOURNEY / TINA GUO

2015-11-05 22:07:16 | チェロ無難


ネットで派手なオネイチャンが哀愁たっぷりなチェロを弾いているのを見つけてそのCDを買いましたが、もっと欲しくなって熱帯で2枚注文しました。一枚はすぐにとどいちたけれど、電子処理が多すぎてあまりよくなかった。在庫がなかったのが届いたのがこちら。
少なくとも内容がどうであれ、このジャケットだけで記事がひとつかけるから良い。
どうやら最初に買ったアルバムとこの前届いたアルバムの中間の作品のようです。



エレキのチェロも使っているし、生チェロも弾いていて今回のは作品も中間と言う感じです。
1曲目が「ファドの女王」として知られるアマリア・ロドリゲスを題材にしたポルトガル映画の「Amalia」のテーマで、作曲者のNuno Maloさんとはお友達のようです。これも哀愁のある良いでだしです。
2曲目、3曲目がショパンとピアソラの曲で生ピアノとのデュオ、クラシックのチェリストとしてきくとちょっとだけだけどもしかすると残念なところがあるかもしれない。チェロ1年ちょっとの人にはそこは触れない。
4曲目からはこのTINAさんの曲、わたし彼女のつくる曲に魅力を感じています。ちょっと民族的な哀愁のこもったシンプルなメロディはチェロに良く合うと思うのです。
歌も歌うし、やたら出たがっているように思いますが演出がひあっているのでしょう。別にこのようなメイクで売る必要はないと思うのだけれど。
9曲目もなかなか良い曲、一寸短めの曲が続いて最後がウソだろと思ってしまうバカ速「熊蜂の飛翔」、ノートにはこのバージョンをビデオ・クリップにのせているからとわざわざ書いているのもおかしい。
アルバムジャケの注意書きもおかしい。



これを使わなくても今度のアルバムはなかなか良いと思います。このようにメイクしなくて素顔の方がずっといいと思うのだけれど。



THE JOURNEY / TINA GUO

1. Lament
2. Introduction and Polonaise Brillante in C Major, For Cello and Piano, Op. 3 Tina Guo and Christine Utomo
3. Le Grand Tango Tina Guo and Christine Utomo
4. Winter Star
5. Winter Starlight
6. The Awakening
7. Lacrimosa
8. Sunlight
9. The Journey Home
10. Forbidden City
11. Queen Bee
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山怪 山人が語る不思議な話  田中 康弘 著

2015-11-04 21:18:18 | 


普段はほとんどかわないだろうほんだけれど、新聞で宣伝をみてスキン・コレクターを買いに行った書店にあったので買ってみました。
わざわざ作り話をする必要もないことだから、実際にあったことだろうけれど、かなりヤバイことから、オットほんとぐらいのものまで、かなり狐、狸、蛇関係が多い。
ちょっと引いた感じになって、夜の山には入る気が完全になくなりました。
山やっている人が凄く多いと思うけど、山と渓谷社からでているこの本をどう思っているのでしょうね。

コメント (2)
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