相性というものがあるけれど、とても評判がいいピアニストもどうもよくわからないという人がいるものです。
JAZZというのは大変好みが強くでるので、というか感性が合うということが必要です。
この人と最初にであったアルバム「in person」は評判はいいのにどうも良くわからない。何をやりたいのか理解できなかったというのがスタートだから、スタートからいけない。
次にベースがパレ・ダニエルソンになって「LONELY FUNGUS」はこれは良かったけれどその後すっかりわすれていた。
新しいアルバムは良かった方と同じメンバーで信頼できるパレだから買ってみました。
で結論は相性わるい。まずピアノの音が軽すぎる。そしてどうしてもフレーズが小手先に聞こえてしまう。
頭にいれた親しんだフレーズがすぐ出てしまってというかそれでピアノを弾いているように感じてしまいます。
途中のドラマーの曲も面白くない。そうなってくると、パレがどう乗っていいか解らない。
何ともつまらないベース・ソロなんか演っていたこれはどうもいけません。
とても評判の良い人だと、その分食って掛かっているようなところは差し引いて誤ってしまうけれど、研ぎ澄ましたようなJAZZの感性が伝わりません。
ライブのようで観客が載っているようですが、この程度のギグで楽しいのでしょうか、この場にいないで良かった。
THE SECOND TIME AROUND / ANDERS PERSSON
Anders Persson (p)
Palle Danielsson (b)
Terje Sundby (ds)
2013年作品
1. Torrent (Anders Persson)
2. Pallas Huvudverk(Palle Danielsson)
3. The Second Time Around(Jimmy van Heusen)
4. Highland Park(Terje van Heusen)
5. En Lille Vals til Onkel Kaj(Terje van Heusen)
6. Le Fruit Defendu(Anders Persson)
7. Choro para El Bife(Anders Persson)
8. Allt under himmelens faste(Trad, - arrange Anders Persson)
9. Everything I Love(Cole Porter)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます