JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

Birdland一派  JACO PASTORIUS Last Live 1986

2014-08-22 21:43:24 | 聞いてますCDおすすめ


ジャコのアルバムも出尽くしたように感じていたけれど、これは知らないというのが現れた。1986年、ドイツでのライブ、ジャコの録音された最後のライブだそうで、これは買わなくてはという感じです。
日本企画でキングから出たもので、今頃になってなぜと疑問もわくのです。
ジャコが亡くなって27年、スタイルはあるというもののジャコって知らないなんて言う人はいないと思いますが、聴いたことないという人は出てきているのでないでしょうか。
今度の発売は大歓迎ですが、事情は一寸知りたい感じです。

この年のヨーロッパ・ツアーの時の演奏で、「ライヴ・イン・イタリー」は結構好きで比べてしまう。この年の録音は、「ライヴ・イン・イタリー」と「Stuttgart Aria」が3月の録音で今度のが12月、その違いがはっきりでたアルバムです。
ツアー初期の2枚ではビレリがまだ遠慮がち、慣れもできていない感じだけれど、このアルバムでは、完全にジャコはサポートされている感じです。
ある意味ジャコと演ったビレリを聴くと行っても怒られないかもしれません。

3曲目スイッチ入ったような感じになって、チキン、ビレリのソロで火が着いたような感じです。
この前の曲“ The Days Of Wine And Roses”とチキンがシュツットガルトでも演奏されている曲なので聞き比べられますが私はこちらの方がいいと思います。
「In Italy」とは“I Shot The Sheriff”と“Continuum”が重なるわけですが、ベースの切れといういみではイタリーかもしれませんが、ビレリは断然こちらです。

二つのアルバムを比べるよりか、並べるというほうがよいでしょうが、今度のアルバムの方が聞く回数が多くなりそうです。

それが“Birdland”、世の中に“Birdland好き”という一派がいるとするならば、私はその一人です。この曲1番はもちろんWRのライブ音源でしょうが、マントラを入れても、このアルバムの演奏、私5本指にいれても良いのではと思います。ジャコの4ビート、ビレリのソロ、これ生で見たら絶対忘れないだろうと思います。

Birdland一派は必聴です。


JACO PASTORIUS Last Live 1986

ジャコ・パストリアス(EL-B,VO)
ビレリ・ラグレーン(EL-G)
ピーター・ルビーク(DS)

01. Berga
02. The Days Of Wine And Roses
03. The Medley:The High and the Mighty〜Purple Haze〜Changes〜The Chicken
04. Birdland
05. Continuum
06. Bireli's Improvisation
07. I Shot The Sheriff
08. Fannie Mae




















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2 コメント

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よくいらっしゃいました (monaka)
2014-09-08 22:39:12
jamkenさん、こんにちはmonakaです。
ジャズのミュージシャンの記録としては、ジャコの優れた演奏はあまり多くないかもしれません。ところがファン心情からこれはいいというのが多くなって、そこを探すのが楽しみでしょう。
このアルバムはかなり気に入りました。
返信する
Unknown (jamken)
2014-09-07 21:35:04
はじめまして。
私はジャコ好きですが、実はあまり聞いていないものです。
しかしジャコはやはりライブが良さそうですね。
しかもこのアルバムは3ピースなのでますます興味深いです。
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