JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ページを埋める STILL DREAMING / Joshua Redman

2018-06-01 16:42:22 | 聞いてますCDいいと思う


ジョシュア・レッドマンの一番の印象は2012年にJAMES FARMとしてきたブルーノートのライヴだったけれど、強烈にドライヴしてくれたのを覚えている。
このJAMES FARMはまさに新しいアメリカのジャズ・スタイルを創造しようとしていると思ったものだった。
そのあとウィズ・ストリングだったり、メルドーとのデュオであったりいろいろなスタイルで、しかしジョシュアととしての独自の世界を見せてくれた。
・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード でのライヴ・アルバムなんかも強烈だったな。


ちょっと久しぶりみたいなきがしたので今度のアルバム買ってみました。オトウサンへのオマージュだそうです。スコット・コーリー(b)、ブライアン・ブレイド(ds)はおなじみですが、私ロン・マイルス(tp)ってご縁がなかった。(彼自身の新しいアルバムが評判なのは知っているけれど、スルーしていた。)
今回聞いてみると、ドン・チェリーを思いうかべるけれど、それはこのアルバムのせいでしょうか。
ヘイデンやオーネットの曲も演っていて、ドン・チェリー、チャーリー・ヘイデン、エド・ブラックウェルとオトオウサンが結成したバンド:オールド・アンド・ニュー・ドリームスにインスパイアされたというからそうなのでしょう。
オーネットやデューイ・レッドマンが演っていた、アメリカの土着ジャズを再現したといえば再現したといえるけれど、そこはジョシュアというところなのだろう。
ブルーノートで見たときの乾燥に、オーネットのゴールデン・サークルを感じると書いたことがあるから、そこらへんにジャズのスピリッツを感じるのでしょう。

これがこれからのジョシュアン・レッドマンの方向とはおもわない。これまでいろいろな面でのジョシュア、そしてジョシュアの音楽を作りあげるには、この父親の演っていた音楽を自分で演って1ページをつくることが必要だったのだろう思う。

そういう意味で次にジョシュアがどのような面をみせるのか実に楽しみになる。


STILL DREAMING / Joshua Redman

Ron Miles
Scott Colley
Brian Blade
Joshua Redman

01. New Year
02. Unanimity
03. Haze and Aspirations
04. It's Not The Same
05. Blues For Charlie
06. Playing
07. Comme Il Faut
08. The Rest

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 本命盤 Seymour Reads The C... | トップ | わたしを探して  J・P・モ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

聞いてますCDいいと思う」カテゴリの最新記事