JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

蘇る感覚 ESSENTIAL RECOLLECTION / JEAN-MICHEL JARRE

2016-04-21 15:12:12 | 聞いてますCDいいと思う


いつも行くショップでジャズのアルバムをいくつか買って(新しいのもちゃんと聞いているけれど、なかなか記事にできない)、フロアをかえてチェロを見にいったら、手前のニューエージみたいなところにこの名前を見つけました。
ジャン・ミッシェル・ジャールってづいぶん懐かしい、40年ぐらい前に大好きだった人で、へぇ久しぶりじゃないと驚きました。それこそ大好きだったのにだんだん聞かなくなって、アルバムも買っていないからほとんど忘れていました。
でもこの人のライブ映像で忘れられない場面があって、それはそれはそばらしい場面と記憶からは消えません。
8年ぶりの新しいアルバムがでたそうでそれと同時にでだのがこのベスト・アルバム。
1曲目これこそこの人という大ヒット曲で、久しぶりに聞いてこれだというほどの曲です。記憶の中に仕舞われている感覚がしっかり蘇って、40年前の若い私です。
このヒット曲が入ったアルバム「オキシジェン(幻想惑星)」は1976年のアルバムだそうで、まさに40年まえ、そこから3曲が選ばれていますが、どれも媚薬みたいに体を刺激してくれます。
ただしこれは記憶に入っているからということが関係しているので、まったくしらないという人にはその効果を保証できません。(でも素晴らしい雰囲気です)
そしてたぶんあるだろうと思ったあのライブの名曲が一番最後に入っていました。これだけで私は買います。
14曲目“ラスト・ランデヴー(ロンの詩)”がその曲です。
ジャールと交遊があった宇宙飛行士ロン、チャレンジャーに乗って事故にあった搭乗者に捧げた曲です。
深い鼓動のような低い音に漂うような空気の流れ、そこにソプラノサックスが死者からの交信のようなフレーズをつづっていくとても悲しいのに懐かしい感じが湧く演奏です。
ライヴでも広い球場みたいなところの中央にジャールがシンセを弾き、遠くのスタンドの上で友人のサックス奏者が演奏していたと覚えていますがまさにそのままの演奏です。
このサックスでソプラノが好きになったとは言いませんが(トム・スコットがその前にいるから)これで確信した記憶があります。

ジャン・ミッシェル・ジャールのこのアルバムはとても良いと思うけれど、どうせだからと一緒に買った新しいアルバム「THE TIME MACHINE」と言うアルバム、今ではこのジャンルLUDOVICO EINAUDIと言う人がいるし、なんでいまさらテクノ・ポップなのか、最後まで聞きとおせなかった、これはもちろん好みですが、私にとっては駄作でした。
気になる人はベストを聞いてみてください。



世の中便利なもので、そのコンサートの模様はyoutubeにちゃんとあるので、ここに張り付ければいいのだけれど一寸じかんがない.
下記で検索すればあるので見に行ってください。

Jean Michel Jarre - Ron's Piece (Houston Concert)

ちなみにソプラノふいているのはカーク・ウェイラムだったのは今日解りました。


1. オキシジェン・パート2(鼓動)
2. アルペジエイター
革新3. オキシジェン・パート4(躍動)
4. スーヴェニア・オブ・チャイナ
5. 軌跡パート4
6. ズールコロジー
7. 磁界パート1
8. 磁界パート2
9. 軌跡パート5 きらめくダイヤスター
10. クロノロジー・パート4
11. スペース・ランデヴー
12. オキシジェン・パート6(消えた幻想)
13. ベルズ 視聴する
14. ラスト・ランデヴー(ロンの詩)

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