現役JAZZピアニストを100人選んぶことを2011年からしている。ピアニストのスタイルを良く表している1枚を選んで、それを記事にしている。
延べ119人を選んで2人のピアニストがなくなっって、4人の方はお年なので特別席に移動願った。
ビル・チャーラップはもちろん最初から選んでいて、2003年にBNで録音した「SOME WHERE」を選んでいる。
このメンバーはその後もインパルスからアルバムをずっと出している。まあスタイルも確立しているしというので、そういえばあまり拾っていなかったけれど、急に確認したくなった。
久しぶりに聞いたのだけど、これは驚いた。1曲目静かに入って、2曲目ささやくように曲を歌わせて、チャーラップの特異技といえばそうかもしれないけれど、ピアニストに限定しないで、JAZZの音楽の実力を表しているのでは思ってしまいます。そして3曲目タイトル曲をこちらは弾んで演るところも凄い。
BNの「SOME WHERE」はまだ30代でうまさを選んだけれど、50代になったチャーラップ、もはやあるいきを極めた感があって、この一枚こっちの方に代えてみるほうがいいかもしれません。
uptown downtown / bill charla
Bill Charlap(p)
Peter Washington(b)
Kenny Washington(ds)
1. Curtains
2. Spring Can Really Hang You Up The Most
3. Uptown, Downtown
4. The One I Love Belongs To Somebody Else
5. I'm All Smiles
6. There's A Small Hotel
7. Satellite
8. Bon ami
9. Sophisticated Lady
わたしもチャーラップのSOME WHEREお気に入りです。
この新譜が出ていること知りませんでしたし、たいへん気になるアルバムとなりました。
良い情報ありがとうございます。
「SOME WHERE」がお好きならいいとおもうのですが、「SOME WHERE」はずいぶんきいていないから雰囲気はちがうかもしれません。でもうまさ、雰囲気は増していると思います。