中古のラベル・ブリューの買い方に従って買った中古品はボヤン・Zがまだボヤン・ズルフィカルバシッチと名乗っていたころのアルバムでこれが大正解1999年リリースのアルバムです。
ボヤンのバルカンに根差した音楽性とJAZZが見事に融合していて、最近イスラエルの地域性に根差したアルバムも多いけれど、これがあったのを思い出した。
1曲目ボヤンのピアノは切れが良く輝いて若々しい。若いけれど格調も高い。驚いたのが最後のギター、フリーもロックもすべて飲み込んだソロでカッコ良い。
曲はフリー系のものも入りますが基本、バルカン地方の重い歴史に勇気を与えるような歌という感じです。
多くのミュージシャンが参加していて、もちろんこの地方の人だけではないけれど、なんだか強いベースがつながっているような感じです。
私、幼稚園のころより男女共学で何時もクラス・メートに女子がいたから女子の意見も常に反映する決め事をしてきました。男子校へ行きたかったとは決して思いませんが、このアルバム、なんだか男子工業高校のそれもラグビー部の卒業生たちが集まったら、あっという間にまとまった音楽ができましたみたいな、一体感があります。
こうゆうのに当たるからラベル・ブリュは見つけたら検討しなければなりません。ギターのほかにはテナーがなかなか豪快なソロをするなとおもったら、ジュリアン・ルロはボヤンの朋友でルロの方のアルバムでもボヤンがピアノを弾いていました。
Koreni / Bojan Zulfikarpasic
Vojin Draskoci – double bass
Kudsi Erguner – ney
Julien Lourau – saxophones
Vincent Mascart – saxophone
Tony Rabeson – drums
Predrag Revisin – double bass
Vlatko Stefanovski – guitar
Karim Ziad – percussion
Bojan Zulfikarpasic – piano
1 La Petite Gitane (Cigancica)
2 Radio Bo
3 Koreni
4 Cecen Kizi
5 Grandino Kolo
6 Sveti Boze (Dear Lord)
7 The Joker
8 Zulfikar-Pacha
9 CD-Rom
10 Satcha (On Ferme)
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