2008年に出たヤン・メニウーのアルバム「Mulligan Moods」は2009年の年末にその年フェバリット10枚の上位になったので、次のアルバムは待っていたように買いに行きました。
オランダのソング・ブックだそうですがどうでしょう。
1曲目R&B調でバリトンがゆっくりとメロディを吹くと、曲はなんか懐かしい、良く知っている曲のように心になじみます。そうか“ドック・オブ・ベイ”を思い出していました。
前作「Mulligan Moods"はとてもジャジーなアアルバムでしたが、今度のアルバムは親しみある曲から始まりました。
2曲目は軽快な4ビート、クリスマス・ソングのようなバリトンのアドリブ・フレーズはこれはマリガン・ムードです。
3曲目、ソプラノでバラッド・プレー、ピアノが清々なフレーズです。
4曲目は同じくソプラノですが、こちらはピアノがガンガンとはじめて、ブロック・コードはマッコイ・タイナー、60年代初めのコルトレーンの“マイフェバリット”と“ボディ・アンド・ソウル”に触発されたそうです。これエンターテーメントです。
5曲目はバリトンでムーディー(古い)な曲は、ピアノはいろいろなスタイルのを弾きこなします。
6曲目、ウォーキングベースをバックにここではトリスターノに触発されているそうで、クールなピアノラインです。流石にメトロポール・オーケストラでピアノを弾くだけあって、どんなスタイルでもこなします。半分はピアノが主役と思ったら、双頭になっていました。
ですから8曲目はガーランドだそうです。
9曲目はゆっくりなベース・ソロが聴ける曲で、本当にゆったり、途中でやめちゃったのかと思いました。
10曲目はバリトンで、これはモーダルなコルトレーン調これも良い。
どの曲も知らない曲でしょうが、丁寧な演奏はこれなんだったっけなどと、思い出そうとしている自分がいました。
gooは最近タイトル文字数の制限が亡くなったみたいで、長いタイトルでも良くなりました。
Dutch Songbook / JAN MENU&JASPER SOFFERS
Jan Menu - bariton- en sopraan saxofoon
Jasper Soffers - piano
Clemens van der Feen - contrabas
Hans van Oosterhout - drums
1 Daddy Don`t You Walk So Fast
2 What A Day
3 The Twips
4 Little Margot
5 I`d Love To Put You In A Little Box
6 Match Prettier Than The Most Beautiful Paintings
7 The Ferry
8 Like In The Old Days
9 The Last Miracle
10 What Wood The Weather Be Like In The Hague
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