JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

真剣になりました blue note sessions / NIGEL KENNEDY

2008-11-09 17:52:54 | 聞いてますCDおすすめ


バイオリンのJAZZは結構聴いていますが、それはバイオリンを好きな人がいて、たとえば一緒に車で出かけるときなど、クリス・ポッターなんかをかけるよりバイオリンのJAZZの方が平和なわけです。
そんなんで中古屋さんでこのアルバムを見つけて、まるで知らない人ですが、買ってみました。
ジャケット写真の感じから古い録音のアルバムだと思っていました。
1曲目、ハモンドの響きとエレクトリックバイオリンのメロディーは60年台のブルーノートをおもわせる感じです。
3曲目はとてもジャジーな演奏でピアノの音がとてもモダンで、このバイオリニストなんかすごそうです。
音とかアレンジが実はとてもモダンです。よくよくみてみれば2005年録音のアルバムでした。
リーダーのバイオリニストは、クラシックで有名な人みたいで、1989年に発売されたヴィヴァルディの『四季』のCDはリリースされるや、クラシック作品として史上最高の売上(200万枚以上)を達成したとギネスブックに認定されたそうです。
2002年からはポーランド室内管弦楽団の芸術監督に就任、このポストはかつての師メニューインがかつて務めていたものってメニューインの後がま、かなり凄い。
4曲目エレキの入ったバイオリンはストレートにバイオリンソロしますが、それはとても力強い演奏だとかんじます。
5曲目のR・カーターの曲を素敵に弾くのはKenny Wernerでいい感じです。
7曲目のなるとこれはバイオリニストが本来持っているテクニックがしっかり解る演奏です。この音を聴くと普通のバイオリニストではないと感じて、座りなおします。そうなると8曲目の“Song for My Father”のテーマも9曲目ジョー・ロバーノとユニゾンで弾くテーマも誰にも負けない凄いバイオリンの強さです。
何も知らないで買ったバイオリンでしたが、曲が進むうちにどんどんと凄さが解っていって10曲目“I Almost Lost My Mind”のブルースなどは脱帽です。
こちら真剣になりました。

blue note sessions / NIGEL KENNEDY

NIGEL KENNEDY, violin
LUCKY PETERSON, Hammond B-3 organ
RON CARTER, double bass
JACK DE JOHNETTE, drums
DANNY SADOWNICK, percussion
JD ALLEN, tenor sax
JOE LOVANO, tenor sax
RAUL MIDÓN, acoustic guitar, vocal

1. Midnight Blue
2. Sudel
3. Maybe in Your Dreams
4. Sunshine Alley
5. Nearly
6. Expansions
7. Stranger in a Stranger Land
8. Song for My Father
9. After the Rain
10. I Almost Lost My Mind
11. Song for World Forgiveness


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