JAZZ最中

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当てに行って当たった VERDANT VALLEY / ART HIRAHARA

2023-02-13 10:25:04 | 聞いてますCDおすすめ


ミュージシャンを選んで、ランダムなアルバムを熱帯で聞いていると、このピアノだれと思うことがある。うまい具合にジャケに名前が書いてあった。以前にも良いなと思ったArt Hiraharaだったけど、アルバムは持っていないし、記事にしたこともない。
ほとんど接点がなかったからだけれど、1枚買ってみることにしたのがこちらのアルバム。
最新のではなく、ひとつ前の2021年の作品。熱帯ではアルバムがいろいろ上がっているから聞いてから選ぶことが出来るのでこれを選択。
半分の曲にDonny McCaslin が参加しているのがとても良い塩梅。
1曲目がらなぜか正しいjazzという感じ良い。
Art Hirahara さん、カリフォルニアのサンホセ出身の日系3世だそうでお顔は日本人。時々日本にきて演奏もしているそうだ。ビンセント·ハーリング、アキラ·タナ、ルファス·リード、デイヴ·ダグラスなどと演奏してきたみたいだけれどきちんと聞くのは初めて。
Donny McCaslinはいくつかのアルバムでうまさはしっているけれど、ベースとドラムスは覚えがない。
2曲目Boris Kozlov のアルコがとても上手なので調べたら、結構大御所との共演していた。
1曲ごとに菅がはいってピアノ・トリオとそれぞれの面白味がある。4目はピアノ・ソロで4歳の頃よりクラシックピアノをしていたテクが判る。
5曲目ドラムスのRudy Roystonも結構手数が多くてDonny McCaslin のテナーとかなり熱くなる演奏。
6曲目、ピアノのバックにオルガンをいれてサウンド・センスもなかなかある。ベース、ドラムスのバック・アップが効いている。
7曲目、出だしちょっと前のショーターみたいな出だしがかっこいい。
Donny McCaslinが入ると熱くなって、ピアノ主体になるとちょっと落ち着くと11曲目落ち着いたゆったり演奏のあと、11曲目はフルートに持ち替えて最後は美しいフルートでなかなかお上手。
思った以上にジャズの楽しさを満喫できて、これはお勧めに格上げ、試聴してから買うというのが良いかもしれない。今までエイヤが多かったけど、今回は当てに行って当たったというところ。

VERDANT VALLEY / ART HIRAHARA

Art Hirahara - piano, organ 6
Donny McCaslin - tenor saxophone #1, 3, 5, 7,9, alto flute #11
Boris Kozlov - bass
Rudy Royston - drums, percussion
2022年作品

1. Zero Hour (A. Hirahara) 6:55
2. Verdant Valley (A. Hirahara) 3:01
3. The Shadowist (A. Hirahara) 5:41
4. Truth Called Love (A. Hirahara) 3:53
5. Symbiosis (A. Hirahara) 7:20
6. Sphere Of The Muses (A. Hirahara) 4:35
7. Escherian Steps (A. Hirahara) 5:03
8. Lost (W. Shorter) 4:54
9. Danza Por Arte (B. Kozlov) 7:16
10. Ships Passing (A. Hirahara) 5:24
11. I Used To Love Her (R. Royston) 4:36

コメント
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