JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

昔の新鮮さ BOTH DIRECTIONS AT ONCE THE LOST ALBUM / JHON COLTRANE

2018-07-04 17:07:30 | 聞いてますCDおすすめ


世界同時発売だそうで、コルトレーンってそういう位置づけなんですね。
今年4月にマイルスとの最後の欧州ツアーのアルバムが出たとき、“定期的にコルトレーンのアルバムを買う癖があるのだけれど今年はこれで大満足になりました。”と書いたけれど、それを大きく上回るさサプライズが訪れました。
長い間、jazzについてのblogを書いている人は、このことは記録に残したくなるだろうって感じでお仲間が早速記事にしています。先を越されたって、ロストしてのだからあわてなくてもいいか。

CD2枚組を買ってきて、まずは1枚目の1と3、聞いたことのないトレーンがいるのに驚きました。なんだか昔に戻ってコルトレーンを聞いている新鮮な感覚です。とにかくこの2曲が貴重です。
昔ジャズを聞き始めて、最初に買ったスウィング・ジャーナルの表紙がコルトレーン、訃報を伝える号でした。亡くなってからもコルトレーンの音源は出ていて何度か驚いてはきましたが、これ最大級でないでしょうか。亡くなってから51年です。
だからこの2曲の新しいトレーンは価値があって、すべてのトレーンのファンはお喜びでしょう。



ネイチャー・ボーイはほかのバージョンが好きだなとか、あれ、マッコイってこんなだったとか、なんでこんなにインプレションズ演ってんだろうとか久しぶり感もありますが、私的には新曲(といっていいか)を別格として、1枚目の“Slow Blues”が良かったな。

BOTH DIRECTIONS AT ONCE THE LOST ALBUM / JHON COLTRANE

ジョン・コルトレーン(ts, ss)
マッコイ・タイナー(p)
ジミー・ギャリソン(b)
エルヴィン・ジョーンズ(ds)
1963年3月6日、ニュージャージー、ヴァン・ゲルダー・スタジオにて録音

01. Untitled Original 11383
02. Nature Boy
03. Untitled Original 11386 (Take 1)
04. Vilia (Take3)
05. Impressions (Take 3)
06. Slow Blues
07. One Up, One Down (Take 1)

01. Vilia (Take 5)
02. Impressions (Take 1)
03. Impressions (Take 2)
04. Impressions (Take 4)
05. Untitled Original 11386 (Take 2)
06. Untitled Original 11386 (Take 5)
07. One Up, One Down (Take 6)







コメント (2)
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