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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

生か、死か マイケル・ロボサム 著 腰前敏弥 訳

2018-04-04 17:26:45 | 




著者も何も知らなかったけれど、ノンストップ・スリラーとあって「男はなぜ出所前夜に脱獄したか?」とあるので買ってみた。
お話は脱獄の場面で始まって、回想と現在が混ざり合って最後に向かって進んでいくのだけれど、なぜという疑問がづっとついてくる。読み終わるとすべてが理解にいたるわけだけれど、かなりしっかりしたプロットだった。

それにしても悪い奴があくまで悪かったかあら、主人公たちの結局の悲しみが際際たちました。

ちょっと一節

近所の人たちは公安組織を軽んじてはいないし、重責を果たして認めているが、群保安官と親しくなりたいわけではないらしい。それはいささか近すぎると感じるのだろう―肛門科の医師と食事をするのと同じだ。

最後のほうは確かにノンストップになってかなり楽しめました。

朝の通勤で読み終わって昼に本屋さんにいったら、うまい具合にリー・チャイルドの新しいのが出ていました。


コメント
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