JAZZ最中

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ワルシャワで驚いて krakoff / bester quartet

2015-10-09 20:51:54 | 聞いてますCDおすすめ


アコーデオンのたなでヤン・ラングレンとワケニウスを見つけて買ったけれどその棚に知らないけれどこのジャケ良いじゃないかと思うアルバムが2枚あった。結構このひらめきはあたるから、エイヤで2枚とも買ってしまった、その一枚。

2013年のアルバムだから結構新しい、コンサートの録音のようで何と13曲の収録曲がすべてDVDで映像になっていました。
ポーランドのアルバムでcracow klezumar bandと言う名前で1997年から活動してきて、2007年にbester quartetと名前替えしたそうで、そうなると基本klezumarなんだろうけれど、klezumarもいろんな恰好になるからどうでしょうか。

1曲目太い良い音のベースがリズムを刻むと、パーカションが加わりアコがメロディ、民族感が適度にある落ち着いた出だしです。
ジャズ的ベースソロの後バイオリン・ソロも好みの音色でこちらもジャズになっていて一安心。
2曲目クレズマーなリズムですが、そちらより永くグループで活動して、このバンドの形が出来上がっている感じです。ベースとバイオリンは完全ジャズしています。
ポーランドのアルバムで誰の曲だか解りませんが、彼らの過去曲のようです。3曲目構成のしっかりした曲でバイオリンが美しいメロディを弾きます。
4曲目ドラマチックな緊張感ある曲調でバイオリンはクレズマーの速弾きをしっかりと聞かせます。
5曲目は哀愁あるバイオリン・メロディ、こういうのがあるから、ヨーロッパのアルバムは魅力なのです。
7曲目バイオリンのピッキングとアコーデオンはジブリのナウシカのテーマみたいでおもしろい。2バイオリンみたいにきこえるけれど生だし、DVDが付いているから確認しよう。
英語の文があったので拾い読みすると、この演奏、2013年ワルシャワ・フィルハーモニック・ホールでおこなわれたコンサートの模様のようです。



9曲目、後ろのパイプオルガンも鳴らして壮大な曲。
最後はアンコールでしょうか。アコーデオンに触れなかったけれど、これもかなりの技量、なんか凄いグループがいたのだと驚ろいています。ですから推薦です。

krakoff / bester quartet

Jarosław Bester – accordion
Jarosław Tyrała – violin
Oleg Dyyak – accordion, clarinet, the duduk, percussion
Mikołaj Pospieszalski – double bass

1. HOPE
2. SCHLOJMELE LIEBER
3. ECCE HOMO
4. METAMORPHOSES
5. GOD – FORSAKEN
6. THE MAGIC CASKET
7. FANTASIA
8. SOLITUDE
9. THE TIME OF FREEDOM
10. SPECTRE
11. A DEVILISH A TALE
12. THE COLOURS OF THE HEAVENS

コメント
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