これから暑い日が続くというのに、クリスマス・プレゼントはないだろうけど、別の本に移ったので記事にします。
どんでん返しがあるので、ドキドキしながら読むリンカーン・ライム・シリーズが大好きなジェフリー・ディーヴァーの短編集が、めちゃめちゃ『本の雑誌』で秘められているので、普段は短編はよまないけれど、それも夏なのに読み始めました。
帯びにもあるようにどんでん返し16連発だそうで、本のタイトルとなった“クリスマス・プレゼント”はこの為の描き下ろしで、なんとリンカーン・ライムの面々が登場する短編です。
ですから16編のうち真っ先に読みました。話クリスマスの日に行方不明になった母親を探す娘がライム・たちの力をかりて、というお話。
もちろんどんでん返しはありますが、長編では最強、なんて奴だみたいなのが犯人なので、ハラハラ、ドキドキですが、ここでの犯人はちょっと弱すぎ、ですからいつもうならせられる、登場人物たちが、TVドラマを演じている俳優みたいに、とっても軽くって、まあ64頁で終わらせるのだから、しょうがないか。
で最初にもどって、一つ一つ読むと、面白いものも、なんだかなという話運びもありますが、期待とおりではないけれどまあ面白いほう、11番目の“被包含犯罪”というのがここまででは一番面白かった。
12番目読み始めたら急にあきがきたので、ここでこの本は中止、今度は前に一度読もうとして、中止していた長編が文庫で出たようなので、再挑戦です。