昨日は昔、同じくすごした人たちとの同期会がありました。
春樹頭の私はそれなりにの楽しさと悲しさを感じて帰ってきました。
昔のひと時が何でもかんでも良いというわけではないのです。
でも集まったメンバーは1Q84の主役とほぼ同じ歳の人たちでした。
ウーム生き残っているのかも知れません。
その翌日の日曜、オクサンは用事があり、出かけました。
掃除機をかけて、床を雑巾ですべて拭く、春樹頭はそんなことで、アイデンティティを取り戻すのです。
昼はパスタをゆでて、でも選んだ材料はあまりマッチしていなかった。それはしょうがない。
そんな日曜の午後、この前聴いたベーシストグレッグ・コーエンが良かったので、アルバムを探してみました。
1996年の録音になりますが彼のリーダーアルバムとしてはセカンドになるアルバムがありました。
サックスを入れたカルテットでこれを特別取り上げてと思ってもいませんでしたが、ベースを拾いながら聴くとなかなかのアルバムです。
1曲目ゆったりとしたブルースはコーエンの曲、テディ・エドワーズのサックスこのとき72歳ピアノジェリー・ウィギンスも74歳43歳のコーエンが集めたメンバーはとてもベテランで、それがとても落ち着いた良い感じです。
どのパートも安定して(特出しているとは言わない)2曲目ベースソロになると、さすがベーシストのアルバムです。
3曲目もジャズヒットチューン見ないなコーエンのオリジナル、さて名前を記さなかたドラマー、ドナルド・ベイリーの小気味良いドラムスが冴えます。
4曲目とてもオーソドックスに始める“”は良く聴くと切れ味がある演奏です。このような演奏、ここ流してしまうかも知れませんが、とてもグッとくる力があります。
きれいになった床を素足が楽しむように、それに見合ったきちんとっした演奏、ハードボイルドとは人知れずそんなときかも知れません。
5曲目マンシーニの曲を、べたに吹くようなテナーが実は良い感じ、こんなのも臣白い。
7曲目、ピアノメロディがきちんと形を作っていくと、ベースがしっかりとラインとソロを聞かせる、これはしっかりとベーシストの知れもグレック・コーエンの魅力を伝えるアルバムです。
8曲目のダメロンの曲、サックスとても良い、T・エドワーズさん今も元気なのでしょうか。
9曲目ベーシストがリーダーですが、ピアノのがとてもしっかりした音で始めるとやはり味のサックス、ゆったりした中にとぎすまされた刃が秘めているような演奏です。
10曲目とてもハートフルな演奏グレッグ・コーエンのベースソロを記録するような演奏です。
あまり激しくなく、かといってメンバーの独自性があり、個性的、なぜか自分を取り返すにはちょうど良いハードボイルドでした。
Moment to Moment / Greg Cohen
Bass - Greg Cohen
Drums - Donald Bailey
Piano - Gerry Wiggins
Saxophone [Tenor] - Teddy Edwards
1. Dog Walk
2. Blue Turning Grey over You
3. Cracker Jack
4. Touch of Your Lips
5. Moment to Moment
6. Severino
7. East of the Sun
8. Milt's Delight
9. Day Dream
10. Darkness on the Delta