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JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

この曲が聴きたい 8 suger / Stanley Turentine

2006-12-22 23:47:09 | この曲が聴きたい
今日はblogでディープな音を追求されていて、はかりしれない音と機器の世界を見せてくれる,sugerさんが司会をするオーディオコンサートへ行ってまいりました。面が割れてしまうという大リスクを犯してまで、sugerさんの選ぶ曲を素晴らしいと評判のオーディオで聞くという、魔力には勝てませんでした。飲み物も音も持ち込み可と言う事で、一抱えも持って行きたいmonakaで有りました。
sugerさんのご担当は5時~8時ごろまでですから、その間の飲み物だけで大変です。
コンサートの感想は、JAZZ叙情派のというより、良い曲を聴くだけの私に対し、音をしっかり追求されている方がほとんどで、ちょっと浮いてしまいました。それはもちろんそこにいた皆さんには関係なく、私の責任です。お聞きしたオーディオの感想は良かったとしか恐いので書きたくないのですが、ボーカルの声の臨場感に驚きました。ピアノトリオも目つぶっていて曲終わり、思わず拍手しそうになったのも素晴らしい機器のためでしょう。デビット・サンボーンの音が始めていいと思いましたし、ポール・チェンバースのアルコソロも始めて聴いたような迫力でした。持ち込んだCDをかけていただく時間があまりなかったので残念ですが、先日紹介した、ポーランドのピアノトリオ“Andrzej Kurylewicz”のアルバムの一曲目、大変音がいいと思って掛けて頂いたところ、高評価なのでうれしくなりました。そのときは会場のギャラリーのオーナーの方と美術の話しなどしていましたので、何が良いのか聞き逃しました。ぜひそこらへんは持っているアルバムでもあり知りたいところです。簡単でいいです。会場で聞いた音の説明は10%ぐらいの理解のmonakaです。いずれにせよ、Sugerさん本日はありがとうございました。

この曲が聴ききたいを書いたのは、お礼を込めてsugerさんのために選んだと言うだけでは有りません。私この曲が大好きなのです。脳にインプットされているというか、スイッチが入ると聞きたくなるのです。時々スイッチが入るものですから、中古屋さんでCDを購入しました。
タレンタインとベンソンのユニゾンでの男性的なテーマとそれに挟まれるパッセージのカッコよさ。
タレンタインのソロのあと、ハバート、ベンソンのソロ、ベンソンとタレンタインの掛け合いで白熱します。
曲は素晴らしく良い甘さですが、ジャケはちょっとバッチイです。

SUGAR STANLEY TURRENTINE tenor sax
FREDDIE HUBBARD trumpet
GEORGE BENSON guitar
LONNIE LISTON SMITH,JR e-piano
BUTCH CORNELL orygan
RON CATER bass
BILLY KAYE dums
PICHARD LANDUM congas

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この曲が聴きたい 7 自由への賛歌 / OSKER PETERSON

2006-12-03 18:36:26 | この曲が聴きたい
PATRICK TOMPERTという人のO・PETERSONライクなピアノを聴いて静かな曲調で思い出して、聴きたくなった1曲です。私をJAZZピアノ好きにした曲かもしれません。JAZZを聴き始めた本当の初期の頃に買ったアルバムで、聴こうと思って探すとありません。何度か居を移動しているので、ゆくえ不明になったのでしょう。この曲に関しては、その後ピーターソンも度々弾いています。カナダでのsummer cocertもありますが、やはりこの演奏が一番です。私としては、ピーターソンの初期では、“プリーズ・リクエスト”よりしっくり身近です。このアルバムはレンタルショップには必ずあるから、おとくいのTUTAYAで“NIGHT TRAIN"を借りてきて解消しまた。優しいハーモニーと静かな、確固たる主張がソロで演奏された後、リズムが入るとその主張を具体的に証明するように語っていきます。自信に満ちた、安定した演奏。このテンポがたまりません。
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この曲が聴きたい 6 MY BACK PAGES / KEITH JARRETT

2006-11-19 21:09:09 | この曲が聴きたい
MY BACK PAGES / KEITH JARRET

チャールス・ロイドがフォレスト・フラワーをひっさげて来日した時に、KEITH JARRETTは何故かきませんでした。今思い返しても、残念です。ジャレット抜きのトリオを見たわけですが、この時代のジャレット見ておきたかったと思います。ヴォルテックスというところから、デヴューして、3作目のこの曲で完全にとりこになったのでした。ジャレットが今みたいに神様になる前の、フラワームーブメントの一人として映っていた時代です。
優しい包み込むような歌いまわしと、強い意思を併せ持つ曲と感じ、この曲を自分のテーマ曲にしようと当時決めたのでした。テーマ曲にした割には、ずいぶん曲のイメージとはかけ離れてしまった私ですが、いつ聴いても心の奥がうずく1曲なのです。
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この曲が聴きたい 5 WALTZ FOR DEBBY

2006-11-06 20:59:59 | この曲が聴きたい
昨日は色々考えることもあり、もやもやしていましたが、夜に大変嬉しい事がありました。その影響で、今朝の出勤途中は、この曲を繰り返し聴いていました。聴いたことがない人はいない曲“WALTZ FOR DEBBY"あのVILLAGE VANGUARDのEVANSの一曲です。当然私も40年も昔から、何回も聴いてきたわけですが、本当に聴いてきたのかって気がしたわけです。食器がふれあう音や笑い声が聞こえて、その場の雰囲気が伝わってきますが、その雰囲気にのまれて、雰囲気を聴いているのではないかと思いがわきました。昔のLPではなく新しいコンプリートアルバムでは、Take 1,Take 2と2を聴いています。私にとっては、昔の曲順がほっとしますが、これはこれで新鮮です。ベースのスコット。ラファロとの演奏は、2つのメロディー奏者が、近寄ったり、離れたり、絡み合いながら流れていく様は久しぶりで新鮮に感じました。
聴く歳によって感じ方が変わるのですね。その違いが多くの人がJAZZをきく事の良い事ではないでしょうか。その年月の移り変わりを実感したくて聴いたわけです。才によって受け方も変わっていくのが良いと思います。充分知っていると思わずたまにきかないと、みなさん(ジャイアント・ステップとか)いけません。
大変嬉しい事って、親ばかを承知で報告致します。仕事を始めた長男は、やはり忙しいようで家には引っ越し依頼こられません。連休も事務所にでていたそうで、昨日の夜だけ時間がとれ、食事をご馳走になったわけです。初めての給料での、このことは前からの約束です。青山のイタリアンで美味しくいただいたのですが、そのとき腕時計をプレゼントされました。10日ぐらい前から使っていたものが壊れていて、困っていたところ大変嬉しい思いをしました。もちろん嬉しいのはもっと別のところです。時計の裏にはThanks Oct. 2006と彫られていました。ばかみたいでごめんなさい。

BILL EVANS

THE COMPLETE LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD 1961

BILL EVANS piano
SCOTT LAFARO bass
PAUL MOTIAN drums

Recorded in performance at the Village Vangerd,New York City
June 25,1961


曲目 略
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この曲が聴きたい 4  Take Five / Dave Brubeck

2006-10-29 20:57:43 | この曲が聴きたい
本日もお休みです。奥さんもいないし、足のリハビリも済まして、穴ぐら見たいなところで、アナログ音源を楽しみます。
私はポール・デスモンドが大好きです。“Take Five”はJazz入門のバイブルみたいでした。しかし今アルバムの“Time Out"をもっていません。EP板で2曲は入っていたアルバムを持っていたのですが、なくなりました。やはり聴きたいので買ったのが、オムニバス版、それでも30年前でした。
“Take Five" 軽やかに、そしてしゃれていて、出だしのブルーベックのリズムにのったデスモンドのメロディー、高音域の音色、今聴いていても私、自分の年を忘れてしまいます。もし最初に戻るのであればJazz人生はここに来るのでないでしょうか。ながーい素晴らしい始りでした。
もう今ではあまり名前が出ないでしょうが、ジョー・モレロのドラムソロすばらしいです。
追加になりますが、同じアルバムの“トルコ風ブルーロンド”のジーン・ライトのウォーキング・ベースも私がベースを好きになった原因の1曲でした。
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この曲が聴きたい 3 / IN A SILENT WAY

2006-10-17 20:57:14 | この曲が聴きたい
JAZZを長く聴いてきましたが、深く心に影響を受けたのがこの曲のような気がします。この曲が聴きたいというカテゴリーを作ってしまいました。何をいまさらですが、個人的なこともある聴きたい一曲を分けて、聴きくことにしました。
マイルスの“IN A SILENT WAY"は、発売当時それまでの他のLPと驚異的な違いを感じました。ザヴィヌルの曲ですからあたりまえですが、ここからWRの道程への長い時間が始まったのでした。
マイルスに呼ばれたザヴィヌルが持ってきたスケッチ程度のフレーズがら全てが始まったのを再確認しました。1969年2月の録音です。マクラグリンのギターがアコーステックな響きのなのを忘れていました。繰り返しのハーモニーが当時、一番カッコ良く思われたのか、日本のミュージシャンが真似しているのを沢山みました。“IT'S ABOUT THAT TIME"への切り替わりが何とも小気味よい変化な曲です。






そしてこの曲に深い思い入れのあるザヴィヌルが1971年にこの曲を録音しました。








よりアレンジメントがはっきりした、曲になっています。この曲はザヴィヌルが羊飼いの牧童をしていた少年時代の印象をあらわしたものですから、やはり全ての始りのような心の底辺で静かに流れる川なのですね。

しかし、こうやって並べますと、心が素直に流れていくような曲なのですが、何とも恐ろしいようなジャケットです。ここまで恐い顔並べなくても(並べたわけじゃない)、ザヴィヌルはマイルスのジャケ意識したのでしょうか。それだけミュージシャン本人の思いいれがあったのだと改めて感じました。
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この曲が聴きたい2 WILD DOG OF THE RUWENZORI / Barney Wilen

2006-09-26 21:02:45 | この曲が聴きたい
バルネを聴いていて、ぞっこんになっている曲があります。結構多くの人が同じような事を言っていますから、一般的にもすばらしいと認められる曲でしょう。
このアルバムの1曲目でトラディショナル“ポート・オブ・スペイン・シャッフル”です。ベースのリズムに始まってテナーで口ずさみたくなる旋律をバルネが吹きます。効果的なパーカションにのって、とうとうと吹くメロディーが、聴く心をマッサージします。哀愁を帯びたジャン・マリーのピアノとテナー、テンションが下がらない演奏です。ナイトクラブで歌うスターに女の子がうっとりする感じです。何故か私は、サザン・オールスターズが歌う、エロチックな歌詞が浮かんでくるのです。バルネのサックスの色気がそのまま熱を帯びて、現実とつながってくる(実は非現実でも)感じです。

WILD DOGS OF THE RUWENZORI BARNEY WILEN

Barney Wilen tenor & soprano sax
Alain-Jean Marie piano
Ricard Del-Fra bass
Sangoma Everett drums
Henri Guedon percussion

1 PORT OF SPAIN SHUFFLE
2 OH JOHNNY # 1
3 BY THE LAKE
4 WILD DOGS OF THE RUWENZORI
5 LITTLE LU
6 AUBURN PRIVE
7 POINCIANA
8 PAULINE EXTENDED
9 MAMA INES
10 GRIXY AND SCURT
11 LA DANSE DE MARIES
12 I NEED A MAN
13 OH JOHNNY # 2
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この曲が聴きたい 1 COMO EN VITNAM BURTON&JARRETT

2006-09-04 18:51:42 | この曲が聴きたい
JAZZ最中の記事を書いているなか、記事には書かないだろうと思っていたミュージシャンがいます。神様みたいな存在のキース・ジャレットです。ジャレットについて書くなぞ恐れ多く、大それた事みたいに思っていました。今回アルバムを取り上げました。こういう方法があるのでありました。
ステーブ・スワローのアコベが好きと書いてG・バートンの“IN CONCERT"を聴きましたが、好きな曲とし“COMO EN VIETNAM”をあげました、そのアルバムです。なんとG・バートンのグループにK・ジャレットが参加したアルバムです。1970年に録音されたものです。ステーブ・スワローの1曲以外はK・ジャレットの作曲のアルバムになっています。スワローの曲はジャレットの曲に充分対抗できる曲で、時代を反映してベトナムを題材にした、若者のナイーブな感性と物悲しさを表した曲に感じます。ギター、バイブのテーマにジャレットがソプラノでメローなソロをとり、ギターの短いアクセントの後、バイブのソロとテンションがあがって行きます。この曲楽器構成はともかく、誰かに取り上げて欲しいのです。曲に充分なける盛り上がりがあるので、いいと思うのです。
他ははジャレットの曲ですが、好きな曲ばかりです。2曲目バートンとジャレットのデュオは今でも新鮮です。4曲目もカントリーテイストのジャレットのソロで始まります。ジャレットはECMで孤高の域をめざし多くの人の尊敬、畏敬の念を集めるようになりますが、それ以前には、この演奏のように、同世代の共感、共鳴が渦巻く演奏があったのです。私もその一人であたったことは喜びです。
5曲目に入ると時代を表したロック調ですが、サム・ブラウンの臭いギターソロが今はうれしく聴けます。
このアルバムは、買いなおしたもので、バートンの“THROB"というアルバムとカップリングですが、こちらは完全におまけみたいで面白くありません。
ジャレットここまできたら、デッジョネットとのデュオまで行きたいところです。

こうやって記事を書いていると、お知らせ来ました。

キース・ジャレット JAPAN TOUR 2007

2007 4/30 上野 東京文化会館大ホール
2007 5/8  上野 東京文化会館大ホール
2007 5/10 新宿 東京厚生年金会館

ちなみにe.s.t は1/13(土)に渋谷 オーチャードホールです。



GARY BURTON & KEITH JARRETT

KEITH JARETT p elp ss
GARY BURTON vibes
SAM BROWN gutar
STEVE SWALLOW bass
BILL GOODWN drums

1 GROW YOUR OWN
2 MOOMCHILD/IN YOUR QUIET PLACE
3 COMO EN VIETNAM
4 FORTUNE SMILES
5 THE RAVEN SPEAKS



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