昨日の朝日新聞夕刊に、「積み重ね 頂点 イチロー新記録 探究とことんまで」という記事がありました。
昨日、大リーグ史上初の9年連続シーズン200本安打の記録を作ったイチロー選手は、バットやグラブにも人一倍のこだわりがあるのだそうです。
安打の多い選手は、一般に球とバットの接点が大きい芯の太いバットを好む傾向にありますが、イチロー選手のバットは芯の部分が極端に細くなっています。
ミズノテクニクスの久保田五十一さんは、イチロー選手のバット制作を17年間担当しています。
「あの細いバットを使いこなせるのは、イチローさんしかいません。芯でとらえなければ球は前に飛ばず、バットをコントロールする技術が他の人よりも優れているからこそ使いこなせます」
イチロー選手はバットの形を変えず、バットが湿気を含むのを防ぐため、乾燥剤とともにジェラルミンケースに入れて持ち歩いています。
また、手の感覚が変わるのを防ぐため、他の選手のバットを握ることをしないようにもしているそうです。
グラブにもこだわっています。
現在、イチロー選手の外野手用グラブを担当しているのは、ミズノのグラブマイスターの岸本耕作さんです。
2006年に、試作品1号をシアトルまで届けたときの感想は、
「腕にストレスを感じる」でした。
キャッチボールくらいしてもらえるかもとの期待は消え、残りのグラブには触ってももらえませんでした。
渡米を重ね、2006年オフに、練習用にやっと一つ受け取ってもらえました。
数十回の改良を重ね、2007年のオールスター前に「使ってみます」と言ってもらいました。
イチロー選手のグラブは、540~550gと極めて軽く、通常のグラブより30gほど軽くできています。
捕球面の革を2mm薄くしたり、補強の芯の材料を変えたりして工夫したということです。
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昨日のテレビニュースで、イチロー選手は体が驚異的に柔らかく、各関節の可動範囲が広いと伝えていました。
バットを乾燥剤と一緒にジェラルミンケースに入れていらっしゃるとは驚きでした。
昨日、大リーグ史上初の9年連続シーズン200本安打の記録を作ったイチロー選手は、バットやグラブにも人一倍のこだわりがあるのだそうです。
安打の多い選手は、一般に球とバットの接点が大きい芯の太いバットを好む傾向にありますが、イチロー選手のバットは芯の部分が極端に細くなっています。
ミズノテクニクスの久保田五十一さんは、イチロー選手のバット制作を17年間担当しています。
「あの細いバットを使いこなせるのは、イチローさんしかいません。芯でとらえなければ球は前に飛ばず、バットをコントロールする技術が他の人よりも優れているからこそ使いこなせます」
イチロー選手はバットの形を変えず、バットが湿気を含むのを防ぐため、乾燥剤とともにジェラルミンケースに入れて持ち歩いています。
また、手の感覚が変わるのを防ぐため、他の選手のバットを握ることをしないようにもしているそうです。
グラブにもこだわっています。
現在、イチロー選手の外野手用グラブを担当しているのは、ミズノのグラブマイスターの岸本耕作さんです。
2006年に、試作品1号をシアトルまで届けたときの感想は、
「腕にストレスを感じる」でした。
キャッチボールくらいしてもらえるかもとの期待は消え、残りのグラブには触ってももらえませんでした。
渡米を重ね、2006年オフに、練習用にやっと一つ受け取ってもらえました。
数十回の改良を重ね、2007年のオールスター前に「使ってみます」と言ってもらいました。
イチロー選手のグラブは、540~550gと極めて軽く、通常のグラブより30gほど軽くできています。
捕球面の革を2mm薄くしたり、補強の芯の材料を変えたりして工夫したということです。
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昨日のテレビニュースで、イチロー選手は体が驚異的に柔らかく、各関節の可動範囲が広いと伝えていました。
バットを乾燥剤と一緒にジェラルミンケースに入れていらっしゃるとは驚きでした。