ある40代女性の生活

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「支出バランス」: 「娯楽・文化」「住居」高いと幸福(日本、カナダ、スウェーデン) 韓国は「教育」

2011年03月03日 09時31分56秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「経済気象台 幸福の支出バランス」という記事がありました。

経済について、経済人や学者の方に、興味深い視点を紹介してもらうコーナーです。

「消費支出バランス」と幸福には、おもしろい関係があるのだそうです。

2005年の主要な国の家計消費支出データをもとに、「消費支出の各項目のバランス」のタイプ分けができます。

「食料・飲料費」タイプ

アフリカ諸国、インド。
1人当たりの消費支出が小さいので、食費の割合が高くなります。

「医療・保険費」タイプ

アメリカ
他国が1ケタであるのに、アメリカは20%近い割合です。

一部の保険加入者以外は、高額な医療費を払うか、払えずに医療サービスが受けられない状況です。

「教育費」タイプ

韓国
学歴次第で人生が決まり、他国に比べても際立っています。

「娯楽・文化費」タイプ

イギリス、カナダ、スウェーデン、日本
娯楽・文化を大切にし、人生を楽しむ風土があります。

(カナダ、スウェーデンは、各種幸福度ランキング上位の国々だそうです)

「住居・光熱費」タイプ

フランス、ドイツ、カナダ、スウェーデン、日本
大都市に人口が集中するが、住居にはお金をかけてもいいという生活スタイルです。

「幸福は消費だけでは測れない。しかし、消費バランスが幸福とは何かと問いかけている」 ということです。
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日本はアメリカ型かと思っていたら、意外とカナダやスウェーデンに近いタイプなんですね。

このタイプ分けは、言えているようです。

今、もし、ボーナスがどんと増えたら、マンションを買う予定だったらよりいいマンション購入に、それと旅行(国内、海外)に行きたいです。

アメリカの「医療・保険費」20%は、日本人としてはちょっと気の毒に感じます。
日本のように皆保険ではないうえに、個人のことは自己決定、自己責任の風潮なのでしょうか。

韓国の教育費については、今朝のニュース番組で韓国の14年前の「IMF危機」に関連して報道していました。

韓国は、1997年に通貨危機(外国から借りたお金を返せなくなった)に陥り、IMFに助けを求めました。
IMFはお金は貸してくれましたが、国内の金利を上げることや、もっと効率的な社会にするよう要求してきました。

破産する企業が続出し、現在でも人々は安泰ということはなく、常に競争してリストラされないように大人になっても勉強しつづけていると伝えていました。

韓国が「教育費」タイプという指摘が、よく理解できました。


日本は、この分類を見ると幸福そうに見えます。
2005年は「リーマン・ショック」前です。

最近は、その影響から回復したという数字が出ています。
うまく対応して、また調子を取り戻してくれたらと思います。



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