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東京電力: 原発事故 菅首相が対策本部を一体化 「あななたちしかいないでしょう 覚悟を決めてください」

2011年03月16日 08時56分53秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「首相自ら東電乗り込む 民間任せ一転、対策本部」という記事がありました。

東京電力の福島第一原発での事故対応に業を煮やし、菅首相が早朝の東京電力に乗り込んで、政府が対策本部を設置することにしたのだそうです。

東京電力の福島第一原発では、第1~4号機で、爆発、火災、放射能漏れが起きています。

菅首相は、3月15日(火)午前5時40分に、首相官邸から東京電力本店(東京・内幸町)の統合本部を訪れました。

「テレビで爆発が放送されているのに、官邸には1時間くらい連絡がなかった。一体どうなっているんだ」

「あなたたちしかいないでしょう。撤退などありえない。覚悟を決めてください。撤退した時は、東電は100%つぶれます」

と言いました。

これまでは東京電力に対応を任せていましたが、政府と東京電力で一体で危機対応にあたる「福島原子力発電所事故対策統合本部」を設置しました。

菅首相が、本部長になります。

副本部長は、海江田経済産業相と清水東電社長です。
海江田さんを、東電本社にほぼ常駐させることにしました。

統合本部の発足は、福島第一原発で次々に起こる事故に不信感を募らせたことが背景にあるということです。
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当然のことだと思います。

東京電力の当初の事故発表会見は、素人目にもいったいどうしたというお粗末なものでした。

最初に配布資料の説明を長く行ったりしたうえ、専門用語や数字ばかりで一般の人間には通じないないものでした。

何回もそういうことが起き、記者の方は「ねえ、専門用語でごまかすのは止めましょうよ」とも発言されていました。

菅首相が統合本部を設置してからは、東京電力側の発表にも変化が見られました。

実際に現場で対応されている東電社員、関連会社、自衛隊の方々は、昼夜を通して非常に危険な作業をしてくださっていることに感謝します。
ご家族も心配していらっしゃると思います。

今回の事故で、原子力発電所が重要である反面、あまりに集中して依存すると危険なことも分かりました。

もし、戦争になった場合、相手国の原子力発電所を集中して攻撃すれば、パニックに陥らせることができるうえ、電力ダウンで首都機能を停止させることができることが、分かりました。

危機管理という面では、原発以外の発電方法の比率を高め、電力は自給自足(各地域、家庭、学校、公民館で)する方向で進める必要があるように感じました。

自動車も、電気自動車であれば、自宅で発電した電気で通勤程度は使えるのではと思いました。


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