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太陽光発電: 東日本大地震 自家発電に流用可能←「自立運転」に切り替える 岩手、宮城 携帯・テレビ

2011年03月23日 08時52分20秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「住宅の太陽光発電 被災地活用 停電後も自立運転可能」という記事がありました。

東日本大震災の被災地で、住宅用の太陽光発電で自家発電をして、携帯充電やテレビに利用できているのだそうです。

太陽光発電システムは、通常では、電力会社が停電すると、連動して止まってしまいます。

しかし、「自立運転機能」(住宅用の多くについている)に切り替えると、発電した電力を専用コンセントから使うことができます。

京セラによると、岩手県と宮城県では、被災者がこの方法で、携帯電話を充電したり、テレビを見ています。

「自立運転機能」で充電した携帯のおかげで、安否の連絡ができたケースもありました。

破損したような不完全な状態で使用すると、漏電の危険もあるので、環境省の手引
(http://www.env.go.jp/earth/info/pv_pamph/full.pdf)

を見てくださいということです。
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いいニュースです。

関東で行われている計画停電でも、「自立運転機能」は使えるのでしょうか。

テレビで被災地が映ったとき、お天気はいい、風は吹いているのに、自家発電の燃料がないと報道されていると、自然エネルギー発電が一部でもあったら違うだろうにと思いました。

環境省の手引きを見てみました。

「太陽光発電の賢い使い方」というPDF書類です。
(http://www.env.go.jp/earth/info/pv_pamph/full.pdf参照)

(「環境省 太陽光発電」で検索すると4番目くらいで出てきます)

2ページ目に「そして、停電・災害時に役立つのです!!」という項目があります。

冷蔵庫で薬品等を保存できる
電気ポットでお湯を沸かすこともできる

自立運転機能を使うためには「自立運転コンセント」が必要で、太陽光発電機種の88.3%にはついているとあります。

手順としては、
1.ブレーカーに異常がないか確かめる
2.主電源のブレーカーをおろす
3.太陽光発電のブレーカーをおろして、「自立運転モード」に切り替える
4.長いコンセントを用意しておけば、家中で電気を利用できるようになる
5.停電が終わったら、元に戻す


我が家はマンションですが、ベランダに太陽光発電パネルを置いていれば、携帯の充電くらいはできそうです。

また、風力発電も、最近はまな板を串刺しにしたような装置(重さは軽い)で、発電している例も見かけます。
騒音(近くにいても聞こえませんでした)もなく、弱い風でも発電できる様子でした。

「風力発電 小型」で見てみると、

「小型風力発電のゼファー株式会社」というサイトが最初に出てきました。
(http://www.zephyreco.co.jp/参照)

資本金8億6,000万円の東京に本社がある風力、太陽光、水力等のエネルギー機器の会社とあります。

3本の細めのプロペラの風力発電装置が有名なようです。

「企業・ビル屋上」「学校・教育機関」「公園・街路灯」「一般家庭」などの項目があり、クリックすると設置例があります。
NTTドコモ、サントリーの工場、九州大学、JAXAなど多くの施設が採用しています。


自然エネルギーの設置には、補助金など多くのお金が必要ですが、危機管理という視点からも、今後、より導入が必要な分野だと感じました。


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