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自衛隊: 活動2週間、疲労が限界に 交代要員なし 風呂2週間に1回、乾パン・レトルト食も 休んでください

2011年03月28日 10時51分21秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「自衛隊10万人 奮闘 派遣2週間 疲労は極限 部隊交代が課題」という記事がありました。

東日本大震災で、活躍してくださっている自衛隊の方々が、2週間続けての毎日の活動で疲労が限界にきているのだそうです。

東北地方に派遣されている自衛隊員の方は、約10万7千人(陸海空合わせて)です。

被災者に暖かい食事を提供したり、入浴を提供したりの活動もしています。

一方、自衛隊員自身は、野外の天幕で仮眠をとり、乾パンやレトルトの食事、入浴は2週間に1回だけというケースが多数です。

折木良一・統合幕僚長は、
「隊員(の疲れ)は極限に近い」と、記者会見で説明しました。

北沢防衛相も、
「長期化が予想されるので、部隊の交代を含む今後の長期的な部隊運用構想を検討してほしい」と発言しました。

しかし、自衛隊員は、派遣された担当地域で顔なじみになり、人間関係ができています。

「また一から人間関係づくり、という事態は避けたい」(自衛隊幹部)ということです。
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救援活動の中心になっている自衛隊の方々は、いくら体力強固な方が多くても、毎日休みなしで活動されていては体がもたないでしょう。

長期的に安定して活動していただくためにも、食事、入浴、休息は確保する必要があると思います。


今朝のテレビのニュースで、物資の配給に民間が入ることで、うまくいっている事例を伝えていました。

自衛隊と避難所に加え、宅配業者(クロネコ)が参加していました。

自衛隊が物資を避難所に配るとき、宅配業者は地元の人で、地理や事情に詳しいプロです。

各避難所に救援物資を運び、今、何が必要かを聞き取ってきて、自衛隊に伝えていました。

放送されていたクロネコの配達員さんは、地元の方で自宅が津波で流され、避難所暮らしで、ボランティアとしての活動だそうです。

避難所の担当者も、地元の顔見知りの配達員さんなので、「履物(長靴、サンダル)と女性用の下着が足りない」と伝えていらっしゃいました。


しかし、自衛隊でなければできないこともあるようです。

遺体の埋葬は、一時、ボランティアを募った自治体もあったそうです。

あまりに精神的に負担の大きいことで、再び、自衛隊の方にお願いすることになったとニュースで言っていました。


民間やボランティア(まだガソリンや食事が十分でないので地元の人にという希望が多いそうです)に任せられるところは任せ、自衛隊の方も休息や栄養をちゃんと取っていただきたいと思います。

自衛隊の方がダウンしてしまうと、復興は止まってしまいますから。


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