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川内優輝さん: 東京マラソンの埼玉県職員 月間600キロしかない練習量は実はベストかも(宇佐美さん)

2011年03月01日 09時15分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「ひと 川内優輝さん(23) 東京マラソンで世界陸上行きを決めた県職員」という記事がありました。

東京マラソンで3位になり、世界選手権代表に内定した川内優輝さんは、大学には専用練習場もなく、実業団からの勧誘も断って埼玉県職員になったのだそうです。

川内さんは、小学校1年生から、お母さんに連れられて近所の公園で走りました。

春日部東高校時代に進学しますが、故障続きでした。
学習院大学には、専用の練習場もありませんでした。

しかし、箱根駅伝では、「学生選抜」(出場できない大学から有力選手を集めたチーム)で2度走りました。

大学4年で、駅伝で有名な実業団から誘われますが、公務員試験を受けた後で断りました。

埼玉県立春日部高校の定時制の事務職員として、給食費を集めたり、証明書を発効したりしている ということです。
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川内さんは、東京マラソン後のインタビューで、「明日は勤務ですか」と聞かれ、「県立高校受験の願書が届く最も重要な日なので、もちろん出勤します」と答えていらっしゃいました。

堅実な感じで、いい印象を持ちました。

詳しく知りたいと、「川内優輝」さんで見てみました。

「【甘口辛口】市民ランナー川内優輝、ほぼ毎回医務室直行 - MSN産経ニュース」という記事がありました。
(http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110301/oth11030108250001-n1.htm参照)

産経新聞の今朝のニュースです。

このところ男子マラソンはあまりニュースがなかったところに、久々のいいニュースだとあります。

川内選手は、仕事前の2時間しか練習時間が取れないそうです。

月間では600キロメートル程度しか、走れません。
これがかえっていい結果を生んだのではと、宇佐美彰朗さんがコメントされています。

宇佐美さんは、1968年メキシコオリンピックから3大会連続でオリンピック代表になり、出場されてきました。

宇佐美さんも、実業団に属さず、大学院や海外留学でトレーニング理論を研究したため、月間500キロメートルでした。

実業団所属のマラソン選手は、月間1000キロメートルを走るのだそうです。

「月間1000キロも走れば、体の芯の部分がどんどん減っていく。表面的には持久力がついても長続きしないし、メンタル面も余裕がなくなる」(宇佐美さん)

「好きなようにやってきたから出た結果」(川内さん)というように、実は一番合理的な練習を積んできたのかもしれない。 ということです。


そんなこともあるのだろうかと読みました。

そう言えば、女子マラソン選手も大きな大会の前に走りすぎで故障になることがニュースになると思いました。


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