ある40代女性の生活

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被災地必要品に変化も: 本(文化)、ボール(スポーツ)、コーヒー、紅茶(嗜好品) 野口健さんのタバコ 

2011年03月30日 20時54分51秒 | 新聞
今朝の朝日新聞に、「震災と暮らし 一冊の本とボールの力を」という社説記事がありました。

被災した直後は、水、食べ物、ガソリンが必要でしたが、20日近く経ち、本やボールといった文化、スポーツの要素も望まれるようになったのだそうです。

被災地の写真で、2枚の写真が委員さんの印象に残りました。

1枚は、ストーブの明かりで本を読む子どもの写真。
もう1枚は、サッカーをする少年たちの写真で、笑顔でした。

生活をしていくのに最低限必要なものの次に必要とされるのは、文化やスポーツではと書かれています。

被災地以外の場所でも、自粛の期間を過ぎ、節電に努めながらも活動する時期に来たのではないだろうかと書かれています。

高校野球は、「白球を追う若者の姿に、力を得た人も多いに違いない」ということです。
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高校野球は、予定通り開催してよかったと思います。

今日は、病院の待合室(広い)を通る機会がありました。

お年寄りが多く(9割は高齢者に見えました)、ニュースでつらいニュースを見ている間は、皆さん、黙って見ていらっしゃいました。

甲子園の中継が始まると、表情が和み、ファインプレーには「おお」と声が出たり、審判が難しいケースでは「3アウトの前に1点入ったらしい」と隣の人との会話もありました。

地元や縁がある地域の高校生のプレーには、関心が集まり、応援したくなります。


テレビのニュースで、被災地の方々から、最近はコーヒー、紅茶、日本茶が飲みたいという要望も出されるようになったと言っていました。

2週間以上が経過しています。そのお気持ちが分かります。


アルピニストの野口健さんが、被災地に寝袋を寄付するとき、ふと思いついてタバコも持っていったそうです。

受け取った人たちは、「タバコを持ってきてくれた人は初めてだ」と大喜びで、1人1本ずつ、大切に吸われたということです。

(「野口健氏が被災地に届ける寝袋とタバコ」サンスポ記事
http://www.sanspo.com/shakai/news/110329/shc1103291610001-n1.htm参照)


これもテレビの報道で知ったのですが、避難場所によっては、避難してきた方からお酒を没収して「お酒は飲んではいけない」としている場所もあると伝えていました。

避難所の代表者(男性)が、「今は楽しく酔えないでしょ、楽しくなるまで禁止です」という趣旨を話していらっしゃいました。

よっぱらって迷惑をかけた人があったのでしょうか。

成人した大人が、刑務所でもないのに、お酒を飲むなと強制されるという事態に驚きました。


何でも禁止するよりは、文化、スポーツ、嗜好品と、人の心が和むもの、ほっとさせるものを、そろそろ解禁して良い時期になったのではと感じます。

被災地に、これらの品をいきなり送りつけると、今でも人手不足の現場の負担になるかもしれませんので、ユニセフ(絵本、新品)など募集している機関を通じて送るよう心掛けたいと思います。


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