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東日本大震災、企業(関西)の支援: カップ麺カー、焼き芋カー、老眼鏡、海外企業(サムスン、イケア)も

2011年03月26日 09時07分04秒 | 新聞
昨日の朝日新聞関西版に、「避難者支援 知恵の輪 カップ麺カー・機能下着」という記事がありました。

東日本大震災では、企業も特性を生かして支援活動を行っており、海外企業も目立つのだそうです。

被災地では温かい食べ物が喜ばれます。

日清食品は、「チキンラーメン号」(給湯機能付きの自動車)で、仙台市3ヶ所で「熱々のカップ麺」を無料配布しました。

「ホカホカの焼き芋」の提供もありました。
「らぽっぽ」(サツマイモを使った菓子店)の白ハト食品(大阪)は、50万個の焼き芋を避難所で無料提供しました。

老眼鏡の提供もありました。
「愛眼」(眼鏡専門店、大阪)は、老眼鏡7500本を送りました。

下着会社もあります。
「ワールド」(神戸)は機能下着5万枚を、「グンゼ」(大阪)は肌着14万枚、タイツなど10万枚、パジャマ2500枚(総額2億円)を支援物資にしました。

関西の企業は、自らが阪神大震災の経験があります。
地震ですぐ役立つ品物が分かるので、それを重点的に提供する企業が目立ちます。

「塩野義製薬」(大阪)は、医者の処方箋なしで使用できる一般医薬品(風邪薬など)4万3千箱を送りました。

業務用スーパーの「神戸物産」(兵庫県)は、すぐ使う割り箸300万本、ラップ1万本、漬物20トン、梅干10トンなどを提供しました。

「洗い物ができず困った経験を生かした物資集めをした」(神戸物産広報)

海外の企業も支援しています。

サムスン(韓国)は、携帯電話、衣類など6億2千万円相当を寄付しました。

イケア(スウェーデン)は、関西の2店舗で、通常の半額で布団などを被災地に送ることができるようにしている ということです。
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全国で企業の支援の動きがあるのは、すばらしいいことです。

関西版なので、関西の企業の動きを中心に伝えられています。
「ワールド」や「グンゼ」は関西に本社がある企業なのですね。

それぞれの会社が、自社の特徴から、どういう支援ができるか知恵を絞り、社会貢献していらっしゃる様子です。

こういう支援をしたいと思う企業は、勝手に活動してもいいのでしょうか。
どこかの省庁(国とか)に申し出て、許可証を得る必要があるのだろうかと思いました。


テレビや新聞の記事で、外国(アメリカのハリケーン「カテリーナ」の場合など)では、非常時になると現場で価格を異常に吊り上げる傾向が見られるのに、日本の企業や店は通常価格で売り続けるのは驚きだと報道されていました。

また、ガソリンスタンドで1時間以上待ちの行列でも、クラクションや割り込みやどなったりがなく、皆が静かに順番を守っているのは、「アンビリーバボー」(信じられない)できごととして取り上げられているようです。

東北の方々のマナーのよさに、同じ日本人として嬉しく思いました。


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