昨日の朝日新聞に、「中国の食習慣狙え 伊藤忠が進出地ならし パン・お茶・・・日本式」という記事がありました。
中国への食品、飲料メーカーの進出に、「伊藤忠」と「頂新グループ」がサポートをし、「保険」になると好評なのだそうです。
「伊藤忠」は、日本の総合商社で、早くから中国に注目し、進出してきました。
「頂新グループ」は、台湾系の民間企業で、中国全土に物流網を持ち、小売業者とのつながりがあります。
中国の即席麺の最大手「康師傅」など、約140社を傘下にしています。
中国へ進出を考える企業に、「頂新グループ」は、省ごとに異なる規制や小売りの商習慣の違い、日本人との味覚の違いなどを助言します。
「敷島製パン」は、インドネシアなどに工場を持っていますが、通常は生産ラインは1ラインからスタートします。
来年6月に完成予定の上海の工場では、5ライン(食パン、菓子パンなど)のフルラインで稼働します。
中国ではまだパンが一般的でなく、これからの市場なうえ、確固たる全国ブランドもまだありません。
中国一を目指し、販路を広げるのに「伊藤忠+頂新グループ」を利用しています。
「アサヒビール」も、2004年に、清涼飲料で頂新との合弁会社を設立しました。
頂新は、茶系飲料やミネラルウォーターで、中国の販売シェアの1位になりました。
アサヒの業績に、大いに貢献しています。
伊藤忠は、頂新とは、2000年にファミリーマートの合弁相手になってもらってからのつきあいです。
頂新は、台湾生まれの4兄弟の会社で、伊藤忠を「5人目の兄弟」と呼ぶほど密接な関係にあります。
伊藤忠は、「今後も年に数社のペースで頂新との橋渡しをして、日本企業の中国進出を後押ししたい」(食料部門担当の青木芳久専務)ということです。
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このように日本と中国の両方の立場でアドバイスしてくれるのは、本当に心強いサポートでしょう。
中国は、これからの市場だと分かっていても、ノウハウを教えるとすぐにライバル会社・工場を作ったり、お金をだまし取られる等の話を聞きます。
大手から中小企業まで、関心のあることではと思います。
「伊藤忠+頂新」のしくみが図で説明されていました。
伊藤忠とアサヒビールが、頂新に共同出資し、日本企業を橋渡しします。
頂新は、紹介された企業に、中国の商習慣や味の好みを伝授します。
すでに実行されている提携では、
食品 「康師傅」(ラーメン・飲料) 「アサヒビール」「カゴメ」「ケンコーマヨネーズ」「日本製粉」
コンビニ 「頂全」 「ファミリーマート」
パンなど 「味全」 「敷島製パン」
日本の参加企業同士でも協力があり、「敷島製パン」のパスコを中国の「ファミリーマート」に置いたところ、売り上げが倍層したとも書かれていました。
「頂新」は初めて聞く企業なので、見てみると、ホームページが最初に出てきました。
(http://www.masterkong.com.cn/tinghsin.jsp参照)
中国語で書かれていて、5グループが紹介されています。
ファミリーマートも文字も、一番右のグループにありました。
「頂新グループとの事業パートナーシップ強化 | 伊藤忠商事株式会社」という伊藤忠の報告記事が2番目にありました。
(http://www.itochu.co.jp/ja/business/food/project/01/参照)
「13億人の個人消費」を掴むための布石、として頂新のトップを手を組む調印式の写真と説明がありました。
商社にこういう役割や働き方があるのですね。
民間外交官(ビジネス上での外交官)を、商社はしているのだと読みました。
中国への食品、飲料メーカーの進出に、「伊藤忠」と「頂新グループ」がサポートをし、「保険」になると好評なのだそうです。
「伊藤忠」は、日本の総合商社で、早くから中国に注目し、進出してきました。
「頂新グループ」は、台湾系の民間企業で、中国全土に物流網を持ち、小売業者とのつながりがあります。
中国の即席麺の最大手「康師傅」など、約140社を傘下にしています。
中国へ進出を考える企業に、「頂新グループ」は、省ごとに異なる規制や小売りの商習慣の違い、日本人との味覚の違いなどを助言します。
「敷島製パン」は、インドネシアなどに工場を持っていますが、通常は生産ラインは1ラインからスタートします。
来年6月に完成予定の上海の工場では、5ライン(食パン、菓子パンなど)のフルラインで稼働します。
中国ではまだパンが一般的でなく、これからの市場なうえ、確固たる全国ブランドもまだありません。
中国一を目指し、販路を広げるのに「伊藤忠+頂新グループ」を利用しています。
「アサヒビール」も、2004年に、清涼飲料で頂新との合弁会社を設立しました。
頂新は、茶系飲料やミネラルウォーターで、中国の販売シェアの1位になりました。
アサヒの業績に、大いに貢献しています。
伊藤忠は、頂新とは、2000年にファミリーマートの合弁相手になってもらってからのつきあいです。
頂新は、台湾生まれの4兄弟の会社で、伊藤忠を「5人目の兄弟」と呼ぶほど密接な関係にあります。
伊藤忠は、「今後も年に数社のペースで頂新との橋渡しをして、日本企業の中国進出を後押ししたい」(食料部門担当の青木芳久専務)ということです。
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このように日本と中国の両方の立場でアドバイスしてくれるのは、本当に心強いサポートでしょう。
中国は、これからの市場だと分かっていても、ノウハウを教えるとすぐにライバル会社・工場を作ったり、お金をだまし取られる等の話を聞きます。
大手から中小企業まで、関心のあることではと思います。
「伊藤忠+頂新」のしくみが図で説明されていました。
伊藤忠とアサヒビールが、頂新に共同出資し、日本企業を橋渡しします。
頂新は、紹介された企業に、中国の商習慣や味の好みを伝授します。
すでに実行されている提携では、
食品 「康師傅」(ラーメン・飲料) 「アサヒビール」「カゴメ」「ケンコーマヨネーズ」「日本製粉」
コンビニ 「頂全」 「ファミリーマート」
パンなど 「味全」 「敷島製パン」
日本の参加企業同士でも協力があり、「敷島製パン」のパスコを中国の「ファミリーマート」に置いたところ、売り上げが倍層したとも書かれていました。
「頂新」は初めて聞く企業なので、見てみると、ホームページが最初に出てきました。
(http://www.masterkong.com.cn/tinghsin.jsp参照)
中国語で書かれていて、5グループが紹介されています。
ファミリーマートも文字も、一番右のグループにありました。
「頂新グループとの事業パートナーシップ強化 | 伊藤忠商事株式会社」という伊藤忠の報告記事が2番目にありました。
(http://www.itochu.co.jp/ja/business/food/project/01/参照)
「13億人の個人消費」を掴むための布石、として頂新のトップを手を組む調印式の写真と説明がありました。
商社にこういう役割や働き方があるのですね。
民間外交官(ビジネス上での外交官)を、商社はしているのだと読みました。