ある40代女性の生活

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京都: 「おばんざい」 歴史と工夫のおかずの総称 司馬遼太郎が通った「ますだ」も 野菜、魚

2010年12月08日 09時42分52秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「日本宝さがし 京都 おばんざい「始末」の心」という記事がありました。

各都道府県を、新しい視点で紹介するコーナーです。

京都の「おばんざい」は、もともと商家が工夫してできたおかずで、司馬遼太郎が通った「ますだ」のようなお店もあるのだそうです。

「おばんざい」は、京都の家庭料理のおかずの総称です。

商家の杉本家の「聖護院大根とお揚げの炊いたん」は、聖護院大根と油揚げを薄口に煮たものです。

商家には、質素倹約して、材料を無駄なく使う工夫があります。

おばんざいを食べさせるお店もあります。

司馬遼太郎が通った「ますだ」は、鴨川沿いの先斗町にあります。

開業60年で、「万願寺唐辛子とじゃこ」「鰊(にしん)とナス」「たにし」「湯葉」「生麩」などを出してくれます。

3代目店主で料理長の太田晴章さんは、「きずし(シメサバ)」がお勧めとのことです。

若狭湾からの「鯖(さば)街道」で運ばれてきたサバを保存食にしたものということです。
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京都のおばんざいは、大好きです。

あの味付け具合は、日本料理のお手本だと、個人的には思っています。

「ますだ」のカウンターの写真がありました。

L字型のカウンターの前に、もう一段高く幅30cmくらいのおばんざい用の段があります。

そこに大ぶりの器に、野菜や魚の煮物や焼き物が、見えるだけで14種類が盛り付けられています。

こんなお店でお酒を飲みながら、食事をしてみたいと思わせる雰囲気です。

司馬遼太郎さんは、「坂の上の雲」を今、NHKでやっている作家さんですね。

詳しくは知らないので、検索してみました。
ウィキペディアが最初に出てきました。

作品数が、とても多い方なのですね。
「翔ぶが如く」「国盗り物語」はドラマ化もされていました。

筆名は「司馬遷に遼に及ばず」からきている。とあります。

歴史好きな方には、この方の著書をほとんど全部読むようなファンの方も多いと聞きます。

大阪生まれとありました。
京都のお店も好まれたのですね。


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ノーベル賞の燕尾服: ストックホルムの仕立屋「ハンス・アルデ」でレンタル 根岸さん、鈴木さん

2010年12月08日 08時55分38秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「燕尾服 とてもお似合いです ノーベル賞授賞式へ準備万全」という記事がありました。

ノーベル賞受賞式のためにストックホルムを訪れている根岸さんと鈴木さんは、燕尾服は地元の仕立屋さんからレンタルするのだそうです。

12月6日夕方、根岸英一さん(アメリカ、パデュー大学特別教授)と鈴木章さん(北海道大学名誉教授)は、仕立屋「ハンス・アルデ」を訪れました。

授賞式や晩餐会で着る燕尾服を借りるための採寸をしました。

鈴木さんが最初に来店し、奥さんの陽子さんと服を選びました。

根岸さんは、入れ違いに来店、カメラの前でポーズを取るなどしました。

「引き締まった気持ちになりますね」(根岸さん)ということです。
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根岸さんの燕尾服試着の写真が添えられています。

天井から床まで届く両開きのカーテンを開けて、根岸さんがほほ笑んでいらっしゃいます。

試着室には、こった柄のじゅうたんが敷かれ、大きな鏡、かける椅子、着ていた服をかけるハンガースタンドも見えます。

試着室は、1畳以上ありそうです。

店名の「ハンス・アルデ」で何かあるだろうかと見てみました。

「asahi.com(朝日新聞社):晴れの舞台へ衣装ばっちり ノーベル賞受賞の」という記事が最初に出てきました。
(http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY201012070144.html参照)

新聞の記事よりやや詳しいことが書かれています。

1949年の開店当初から、受賞者が着る燕尾服などの仕立てや貸し出しを担当してきたそうです。

「ノーベル財団のトップにお客さんがいたのがきっかけで、受賞者のお世話を頼まれた」(店主のハンス・アルデさん)

宗教上の理由で土曜日には車などには乗れず、燕尾服を着て何十分も歩いて会場に向かった受賞者もいた。

晩餐会に招かれた学生も採寸に来ます。

経営は、息子のラーシュさんらに任せているが、ハンスさんは今も店に立って、笑顔で客を送り出している ということです。

「燕尾服」はどういう服?と調べると、ウィキペディアが出ました。

男性の夜の最上級礼服の一つ。

燕尾服を中心に構成される服装(ドレスコード)は白い蝶ネクタイを用いることから、ホワイトタイ(White tie、Evening dress, Full evening dress)と呼ばれる。とありました。

普通の生活をしていたら、一生に一度着る機会があるかどうかの服ですね。

お2人の奥さんは、和服を着て、授賞式に臨まれるそうです。


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