昨日の朝日新聞に、「韓国、FTAで輸出3.5兆円増 影響試算 日本は1兆円減」という記事がありました。
韓国が自由貿易協定(FTA)を、現在進めているEU、米国、中国、日本で発効させた場合、韓国の輸出額は輸出3.5兆円増え、その影響で、日本の輸出は1兆円減るとの予想が、ジェトロの試算で分かったのだそうです。
12月16日に、日本貿易振興機構(ジェトロ)のアジア経済研究所の奥田聡・主任研究員が公表しました。
韓国が進めているFTA戦略の日本への影響額を試算しました。
韓国が、EU、米国、中国、日本とFTAを発効させた場合、1年目に得られる最大の効果を分析しました。
韓国の輸出は412億ドル(約3兆4600億円)増加するという予想です。
そのあおりで、日本の輸出は、EU、米国、中国向けが、112億円(約94000億円)減少すると見られます。
韓国は、来年7月にEUとのFTAが暫定発効し、米国とは署名を終え批准に向けて協議中です。
中国とは、事前協議を行っています。
日本は、EU、米国、中国との交渉には入っていないということです。
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韓国は、輸出においては、日本のライバルですね。
日本がFTAを締結しているのはどことだったっけと「日本 FTA」で見てみました。
「「勝負にならない」 米韓FTA合意に日本企業が悲鳴」という産経新聞の記事が出てきました。
(http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101204/fnc1012042036009-n1.htm参照)
2010年12月4日の記事です。
米国の薄型テレビ市場で、シェア1、2位はサムスン電子(韓国)とLG電子(韓国)で、ソニー、パナソニックなど日本勢は3位以下になっています。
11月の米新車販売で、韓国の現代自動車は前年同月比で50%近い伸びを記録しました。
「電機の二の舞になる」(大手自動車幹部)と危機感を募らせている ということです。
「日本 FTA 締結国」で検索すると、
「FTA/EPA:締結国」(http://fta-epa.com/fta_countries.html参照)が最初に出てきました。
株式会社ロジスティックのサイトで、会員制でFTAの最初情報などを知らせてくれるもののようです。
日本が発効済なのは、シンガポール、メキシコ、マレーシア、チリ、タイ、インドネシア、ブルネイ、フィリピン、ASEAN(一部)、スイス、ベトナム の11国・地域です。
署名済みなのは、ASEAN(順次発効) 。
交渉中なのは、インド、ペルー、オーストラリア、GCCの4国・地域 と書かれていました。
「GCC」って何だろうと調べてみました。
ウィキペディアには、「GCC」には、2つ該当するものがあり、
「GNUコンパイラコレクション」 多言語とあります。コンピューターの言語のように読めました。
「湾岸協力会議」 Gulf Cooperation Council。中東・アラビア湾岸地域における地域協力機構のこと。
加盟国は、アラブ首長国連邦・バーレーン・クウェート・オマーン・カタール・サウジアラビアの6カ国 ということです。
日本のFTAの相手国は、アジアが中心で、やはりアメリカ、中国、EUは入っていません。
農業対策も大切ですが、昨日のテレビ番組では、米農家への個別保障で、業者に保障分を買い取り価格から下げるように要求され、農家は米余りによる価格下落との両方で、実際の収入は減ったと伝えていました。
韓国にも農業をやっている人はいるのですから、その対策はどうやっているのでしょう。
「韓国 FTA 農業」で、NHKの経済ワイドのサイトがありました。
「10月17日 特集「日本は何を学ぶ?韓国 活発な経済外交」
(http://www.nhk.or.jp/visione/e_story/2009/1017/index.html参照)
コメ・にんにく・ネギ・唐辛子といった韓国の超敏感品目は、実質的に自由化しないか、先送りか、期間も非常に遅くしています。
豚肉も非常に時間かけて自由化しています。
明らかに輸入による被害を受けた人には所得補償をするという2段構えでやっている。
韓国は、日本の半分の面積、人口なので、輸出でやっていくと腹をくくっているので、少々乱暴に見えても、まず交渉をし、その後、農業などは保障を考えていくという方針だと解説されていました。
韓国が自由貿易協定(FTA)を、現在進めているEU、米国、中国、日本で発効させた場合、韓国の輸出額は輸出3.5兆円増え、その影響で、日本の輸出は1兆円減るとの予想が、ジェトロの試算で分かったのだそうです。
12月16日に、日本貿易振興機構(ジェトロ)のアジア経済研究所の奥田聡・主任研究員が公表しました。
韓国が進めているFTA戦略の日本への影響額を試算しました。
韓国が、EU、米国、中国、日本とFTAを発効させた場合、1年目に得られる最大の効果を分析しました。
韓国の輸出は412億ドル(約3兆4600億円)増加するという予想です。
そのあおりで、日本の輸出は、EU、米国、中国向けが、112億円(約94000億円)減少すると見られます。
韓国は、来年7月にEUとのFTAが暫定発効し、米国とは署名を終え批准に向けて協議中です。
中国とは、事前協議を行っています。
日本は、EU、米国、中国との交渉には入っていないということです。
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韓国は、輸出においては、日本のライバルですね。
日本がFTAを締結しているのはどことだったっけと「日本 FTA」で見てみました。
「「勝負にならない」 米韓FTA合意に日本企業が悲鳴」という産経新聞の記事が出てきました。
(http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/101204/fnc1012042036009-n1.htm参照)
2010年12月4日の記事です。
米国の薄型テレビ市場で、シェア1、2位はサムスン電子(韓国)とLG電子(韓国)で、ソニー、パナソニックなど日本勢は3位以下になっています。
11月の米新車販売で、韓国の現代自動車は前年同月比で50%近い伸びを記録しました。
「電機の二の舞になる」(大手自動車幹部)と危機感を募らせている ということです。
「日本 FTA 締結国」で検索すると、
「FTA/EPA:締結国」(http://fta-epa.com/fta_countries.html参照)が最初に出てきました。
株式会社ロジスティックのサイトで、会員制でFTAの最初情報などを知らせてくれるもののようです。
日本が発効済なのは、シンガポール、メキシコ、マレーシア、チリ、タイ、インドネシア、ブルネイ、フィリピン、ASEAN(一部)、スイス、ベトナム の11国・地域です。
署名済みなのは、ASEAN(順次発効) 。
交渉中なのは、インド、ペルー、オーストラリア、GCCの4国・地域 と書かれていました。
「GCC」って何だろうと調べてみました。
ウィキペディアには、「GCC」には、2つ該当するものがあり、
「GNUコンパイラコレクション」 多言語とあります。コンピューターの言語のように読めました。
「湾岸協力会議」 Gulf Cooperation Council。中東・アラビア湾岸地域における地域協力機構のこと。
加盟国は、アラブ首長国連邦・バーレーン・クウェート・オマーン・カタール・サウジアラビアの6カ国 ということです。
日本のFTAの相手国は、アジアが中心で、やはりアメリカ、中国、EUは入っていません。
農業対策も大切ですが、昨日のテレビ番組では、米農家への個別保障で、業者に保障分を買い取り価格から下げるように要求され、農家は米余りによる価格下落との両方で、実際の収入は減ったと伝えていました。
韓国にも農業をやっている人はいるのですから、その対策はどうやっているのでしょう。
「韓国 FTA 農業」で、NHKの経済ワイドのサイトがありました。
「10月17日 特集「日本は何を学ぶ?韓国 活発な経済外交」
(http://www.nhk.or.jp/visione/e_story/2009/1017/index.html参照)
コメ・にんにく・ネギ・唐辛子といった韓国の超敏感品目は、実質的に自由化しないか、先送りか、期間も非常に遅くしています。
豚肉も非常に時間かけて自由化しています。
明らかに輸入による被害を受けた人には所得補償をするという2段構えでやっている。
韓国は、日本の半分の面積、人口なので、輸出でやっていくと腹をくくっているので、少々乱暴に見えても、まず交渉をし、その後、農業などは保障を考えていくという方針だと解説されていました。