ある40代女性の生活

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中島京子さん: 作家 ご飯さえあれば嬉しい 日本人は主食文化(中国と比べても)なぜ?

2010年12月13日 09時29分58秒 | 新聞
朝日新聞の週末beに、「作家の口福 中島京子 主食 基本的には米さえあれば」という記事がありました。

作家の方に月交代で、食べ物にまつわる思いを語ってもらうコーナーです。

『小さいおうち』で直木賞受賞した中島京子さんは、外国に行ったとき、お米を愛する気持ちを再確認したのだそうです。

中島さんは、「ごはん=米」と信じています。

義理のお兄さん(フランス人)は付け合せ程度しかお米を食べない。

パエリアは、日本人は「魚介を使った米料理」と考えているが、向こうでは「米を使った魚介料理」かもしれない。

昨年、アメリカに2カ月半滞在したときは、ホテル住まいで、やっと炊飯器と米を手に入れたそうです。

「米がある。米がある。炊けばいつでも食べられる!」

肉文化圏の人は、ハンバーガーを食べに出かけてしまっても、中国人、韓国人、日本人でお米を楽しんだということです。
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パエリアの指摘が新鮮でした。

その通りかもしれません。

この文章を読んで、炊き立てのご飯さえあれば幸せというのは、日本は主食(を喜ぶ)文化なのだなぁと思いました。

これは中国人から見ても、日本人の主食好きは際立っているようです。

楊逸「獅子頭」に、中国人を蕎麦屋に連れていき、ざるそばを食べるシーンがありました。

そばとつゆだけで、「これだけ?」と言う中国人に、「日本は主食文化なのだよ。まずは食べてごらん」と勧めていました。
(この後、そのおいしさに認識を新たにすると続きます)

山本一力『だいこん』にも、米さえ上手に炊けば、あとはそれを引き立てるおかずがあればいいと何度も書かれています。

街のうどん屋さんに行っても、うどんと炊き込みご飯のセットがあります。

日本は、主食文化なのだと実感します。

どうして日本が主食文化なのか知りたいと思いました。

「日本 主食文化」で見てみました。

そのものずばりを解説した記事やニュースなどは、ちょっと見当たりません。

「ギョーザ定食…ラーメンにライスに餃子って、主食ばっかりじゃん」というブログもありました。
(http://kanasokunews.blog11.fc2.com/blog-entry-835.html参照)

中国から来た人を餃子で有名なお店に連れて行ったら、「ギョーザ定食」が主食3連発で驚かれたということです。

ウィキペディアにも「主食」はありましたが、欧米はあまりはっきりとした主食がないという記載があるくらいで、どうして日本が主食重視なのかは、今回は分かりませんでした。


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子どもへの期待: 日本「周囲と仲良く」 中国、韓国、台湾「リーダー、成功、尊敬される人」

2010年12月13日 08時55分41秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「アジア5都市調査 東京の母、社会的活躍より重視 周囲への気配り、子に期待」という記事がありました。

アジアの母親は、子どもに、日本は「周囲と仲良く」、中国・韓国・台湾は「リーダーとなり、成功し、尊敬される人になってほしい」と願っていることが分かったのだそうです。

ベネッセコーポレーションが、2~5月に、東京、ソウル、北京、上海、台北で調査しました。
3~6歳の子どもを持つ母親(5593人)が対象です。

「母親が我が子に願う将来像」を、10項目から3つまで複数回答してもらいました。

東京は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「友人を大切にする人」、3位「他人に迷惑をかけない人」

ソウル(韓国)は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「リーダーシップのある人」、3位「経済的に豊かな人」

北京(中国)は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「仕事で能力を発揮する人」、3位「まわりから尊敬される人」

上海(中国)は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「仕事で能力を発揮する人」、3位「まわりから尊敬される人」

台北(台湾)は、1位「自分の家族を大切にする人」、2位「自分の考えを貫き通す人」、3位「仕事で能力を発揮する人」

「日本の母親はもともと文化的価値として、人間関係に配慮して周囲とよい関係をもつことを子どもに期待しているのではないか」(ベネッセコーポレーション)

また、習い事は、5都市とも50%以上がしていました。

東京は、スイミングや体操教室などスポーツ系が多く、他の4都市では、英会話、絵画教室、暗算、そろばんなど芸術・学習系が多かったということです。
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1位は、どの都市も「家族を大切にする人」なのですね。

韓国は、経済的な成功が重視されるようです。
中国の2都市が、同じ結果なのも興味を感じます。

台湾の「自分の考えを貫き通す人」は、日本と反対の傾向です。

親は、自分の社会をよく知ったうえで、その中でうまく生きていくにはと考えて選択肢を選びます。

日本が気遣いの項目が並んだのは、やはり日本でうまく生きていこうとすると、この点が一番大切なポイントだからでしょう。

ベネッセのホームページに行ってみました。
(http://www.benesse.co.jp/benesseinfo/参照)

2010年12月3日「幼児の生活アンケート・東アジア5都市<東京、ソウル、北京、上海、台北>調査2010」というのが、記事にあった調査のようです。

ベネッセの社内シンクタンク「ベネッセ次世代育成研究所」の調査として、概要がありした。

「ベネッセ次世代育成研究所」のホームページに、調査の詳細がありました。
(http://www.benesse.co.jp/jisedaiken/research/pdf/research16_report.pdf参照)

子どもは何人かも聞いていて、日本、韓国、台湾は1~3人まで(2人が最多)なのに対し、中国2都市は90%以上が1人っ子です。

母親は、日本と韓国は専業主婦が最多、中国は70%以上がフルタイム、台湾は両者の中間です。

母親の育児への気持ちも聞いていて、肯定的な考えに差はないのですが、否定的な考えは、日本は全問で少ない結果となっていました。

これは意外でした。
いろいろなニュースを聞くので。他都市のほうがずっと多いのです。


これは、調査の最初にも書いてあったのですが、この調査に答えたのは、比較的教育熱心な(やや裕福な)家庭が多いであろうことは留意する必要があるとありました。

経済的な状態と教育熱心さは関連があるのではと思いました。


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