ある40代女性の生活

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千葉: 「しょうゆ」 江戸は単身赴任で屋台(そば、寿司、かば焼き)発達 利根川で運び、発達

2010年12月15日 09時34分39秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「ニッポン宝さがし 千葉 伝統香るしょうゆの町」という記事がありました。

各都道府県を、新しい視点で紹介するコーナーです。

千葉県は、江戸時代に江戸は単身赴任が多かったため、屋台が発達し、それに使うしょうゆが、原料と気候に恵まれ水運で運べたため発達したのだそうです。

千葉県はしょうゆのシェア30%を占め、出荷量は全国1位です。

しょうゆで有名なのは、銚子と野田です。

「参勤交代で江戸には今でいう単身赴任の男性が増え、屋台が台頭した。屋台でソバやすし、かば焼き、天ぷらなど江戸前料理が広がり、濃口が受け入れられたのだろう」(長原歩・キッコーマン国際食文化研究センター長)

野田にキッコーマン、銚子にヤマサ醤油とヒゲタ醤油の工場があり、しょうゆ3大メーカーが千葉県にあります。

気候が温暖多湿で、麹の成育やもろみの発酵・熟成に適しています。

原料も、大豆(常盤)、小麦(下総、武蔵)、塩(行徳)と入手しやすく恵まれていました。

江戸へは、利根川や江戸川の水運で輸送できました。

18世紀初頭は、江戸は関西の薄口しょうゆが「下り醤油」として圧倒的でした。
千葉の醤油が発達したため、19世紀前半までに濃口しょうゆが一般的になった  ということです。
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とても分かりやすい解説です。

大消費地の需要があり、原料と気候、運輸も便利だったんですね。

しょうゆ業界で働く人の実際を知りたいと、「醤油 働く」と見てみました。

予想に反して、「~で働く○○」という方々が、好きな醤油の話題で書いていらっしゃるブログがたくさん出てきました。
皆さん、お醤油が好きなのですね。

「全国醤油サミットが開催された」と書かれたブログがありました。

「全国醤油サミット開催|まぐろなら「築地の王様」!!~築地で働く店長」です。
(http://shop.plaza.rakuten.co.jp/tsukiji-ousama/diary/detail/201010250000/参照)

10月23~24日に、金沢市で「全国醤油サミット」が開催されたそうです。
産地の11市町村が参加しました。

ブログを書いた方は、築地の方なので、お刺身は専用のしょうゆで食べるとおいしいとも書かれていました。

「醤油」で検索すると、「しょうゆ情報センター」というサイトがありました。
(http://www.soysauce.or.jp/参照)

醤油PR協議会のサイトで、右上に「醤油会館へのアクセス」とあります。

東京都・日本橋に「醤油会館」というのがあるのだそうです。
(地下鉄 東西線・日比谷線「茅場町」駅)

「醤油情報センター」は、「醤油PR協議会」が2001年に全国約1,600社の醤油醸造企業が集まって組織され、それに伴って設立されたとありました。

こんな場所があるとは、子どもの自由研究や、大人の教養のための観光にも役立つので、もっと知られていいのではと思いました。


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「オーランチオキトリウム」: 石油を作る藻類 ガソリン1リットル50円以下 筑波大が発見

2010年12月15日 08時48分58秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「石油つくる藻類 沖縄に「有望株」 生産能力、従来の10倍超」という記事がありました。

重油のような炭化水素を作る藻類「オーランチオキトリウム」を、筑波大の研究チームが発見し、ガソリン1リットル50円以下も可能になるということです。

筑波大学の渡邉信教授、彼谷邦光特任教授らの研究チームが、12月14日に、国際会議(茨城県で開催)で発表しました。

沖縄で採取した「オーランチオキトリウム」は、水中の有機物をもとに化石燃料の重油にあたる炭化水素を作ります。

これまで知られていた「ボトリオコッカス」に比べ、10~12倍の量を炭化水素を作ることも分かりました。

深さ1メートルのプールで培養すると、1ヘクタールあたり年間約1万トンを作ることができます。

「国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の石油輸入に匹敵する生産量になる」(研究チーム)

「大規模なプラントで大量栽培養すれば、自動車の燃料用に1リットル50円以下で供給できるようになるだろう」(渡邉教授)

藻類の培養には、生活排水などを浄化しながら石油を生産することも可能ということです。
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実用化したら、すごい発見です。

石油を国内で安く生産し、生活排水を処理し、耕作放棄地の有効利用で、3つもメリットがあります。
(雇用の機会を増やすを入れると4つです)

深く掘って水を張るというのは、蓮根畑のようなイメージになるのでしょうか。

「オーランチオキトリウム」で見てみると、日経新聞にも記事がありました。
(http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E6E2E6E58DE3E6E3E0E0E2E3E29180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000参照)

バイオ燃料(トウモロコシなど)に比べて、効率が10倍よく、1リットル作るのに、バイオ燃料は800円かかっていたのが、「オーランチオキトリウム」だと10分の1以下で作れる  ということです。

筑波大学の渡邉信教授についてもっと知りたいと思い、「筑波大学 渡邉信教授」で検索しました。

渡邉信教授の筑波大学での研究者サイトが最初に出てきました。
(http://www.envr.tsukuba.ac.jp/prf&lab/prof/watanabe_mkt.html参照)

生命環境科学研究科に所属していらっしゃり、もともとは北海道大学大学院理学研究科植物学専攻修了だそうです。

下のほうに研究室サイトへのリンクがありました。

今回の発表は、2010年12月13・14日に筑波大学大学会館で行われた「第1回アジア・オセアニア藻類イノベーションサミット」で行われたようです。

本を出版されたり、NHKに出演されたり、新聞で報道されたりの活動も書かれています。


日経新聞には、実用化には10年ほどかかる見通しと書いてありました。

もっと早く実現できればいいと思います。
興味を示す企業もあるのではないでしょうか。


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