ルーツな日記

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ローリング・ストーンズのキャンセルで、どうなる?ニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァル!!

2019-03-31 10:22:09 | フェス、イベント
THE ROLLING STONES/BLUE & LONESOME

憧れのニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァル。タイムテーブルが出た矢先のローリング・ストーンズのキャンセルで、どうなるんでしょう?

そう、ローリング・ストーンズが、ミック・ジャガーのドクターストップにより、4月から始まる北米ツアーの延期を発表したのです。今回のツアーでは、そのなかに50周年を迎えるニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァルへの出演も含まれていて、大変話題になっていました。ジャズ・フェスのチケットも、ストーンズの出る日だけ割高に設定されていたにも関わらず、あっという間に売り切れたとか。

ちなみに、今年のジャズフェスですが、4月25日から5月5日まで、途中休みを入れた8日間の開催で、メインステージのトリには、初日の4月25日がアース・ウィンド・アンド・ファイヤー、4月26日がサンタナ、4月27日がケイティ・ペリー、4月28日がヴァン・モリスン、そして5月2日にローリング・ストーンズ、5月3日がクリス・ステイプルトン、5月4日がデイヴ・マシューズ・バンド、最終日5月5日の大トリはお馴染みのトロンボーン・ショーティという予定でした。

フェスですから、幾つものステージが同時進行で行われ、トリの時間帯も被りまくりな訳です。例えば最終日だったら、トロンボーンショーティと、ジョン・フォガティ、ハービー・ハンコック、バディ・ガイなどが被ってる。まあ、全日程、全時間帯に渡って被り地獄ですよ。ですが、ストーンズの時間だけは被らない。そういうタイムテーブルだったんです。すなわち、その日だけは他のステージは全て4時頃に終演し、メインステージのストーンズのみが、5時から7時までたっぷり演るっていう。その場に居る全ての人が心置きなくストーンズを楽しめるという演出だった訳ですが、それだけに、キャンセルの打撃は計り知れません。

これ、どうなるんでしょうね。流石にチケットの払い戻しはするんでしょうけど…。ストーンズの代役なんて考えられませんよね。この日は4時でお開きとか? それともニューオーリンズの精鋭が出たり入ったりのストーンズ・カヴァー大会とかやってくれたら、面白いんですけど…。

でもキャンセルによる損失って誰が責任とるんでしょうね? 例えば、数年前に横浜のブルーノート・ジャズ・フェスティヴァルで、ヘッッドライナーのドナルド・フェイゲンが急病のためキャンセルになり、フェスそのものの開催が中止になったじゃないですか。あれ、もの凄い損失だったと思うんですけど、ああいう場合、金銭的にどうするんだろう?って素朴に疑問に思います。でもジャズ・フェスの場合は、ストーンズ・フィーバーによるチケット争奪戦に敗れたニューオーリンズ音楽ファンの方々が沢山いらっしゃると思うので、チケットはまた売れるでしょうけどね。

かく言う私にとってもジャズ・フェスは、地元のアーティストがメインであり、それだけでも充分に成り立ってしまう印象なので、たとえストーンズがキャンセルになっても、その魅力にはさほど影響なかったりするんですけどね。もちろん、ストーンズのキャンセルはとてもとても残念ですけど…。

ちなみに今年は、ジェリー・リー・ルイスが既にキャンセルになっていたり、昨年はアレサ・フランクリンがキャンセルになっている。どうしてもニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァルのようなフェスには、御高齢のアーティストの出演が多くなりますし、それが売りでもあり、デメリットでもあるという。参加する側も「フェスにはキャンセルは付き物」という覚悟を持って臨まなくてはいけませんね。



でもまさかミック・ジャガーがドクターストップとは。年齢という概念を超越した超人的イメージでしたが、流石に70代後半にさしかかってますからね。ここはしっかり養生して完全復活して頂きたいです。


そして近い将来、来日して欲しいです! 頑張って!ミック・ジャガー!!


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