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ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

カンカンバルカン @上野公園

2018-09-16 19:33:27 | 邦アーティスト
今日は、上野公園にてチャラン・ポ・ランタンの小春さん率いるカンカンバルカンを見て参りました!

このカンカンバルカン、小春さん率いると言うより、チャラン・ポ・ランタンのバックバンドというか、愉快な仲間たちというか、そういう人達で、小春さんのアコーディオンを中心に、パーカッションとブラス隊の女性5人が織りなす愉快なアンサンブルなのです。

今日は、11時から13時まで、計4ステージやる予定とのことでしたが、私が見たのは2ステージ半。公園でのフリーライヴということで、老若男女、たくさんの観客が集まってました。普通こういうのって、1ステージ終わったら、お客さん達が散るじゃないですか。そして次のステージが始まるとまた集まってくる。でも彼女たちのライヴは、1ステージが終わっても、ほとんど観客が動きませんから。みんな4ステージ全部見るつもりで来てるんですね。私も遅れて到着しましたが、そこから最後まで見ちゃいましたから。何て言いますか、ステージ間の彼女達がまた面白かったりするんですよ。例えば、ソロ回しの順番で揉めだしたり。で、しまいに小春さんがキレ気味になる、みたいな。そんなのも含めて今日も小春さんの話術は冴えわたってましたね。ついつい引き込まれちゃうんです。とは言えもちろん、メインは音楽です。素晴らしい音楽があってこそですよね!

まあ、野外の生音ですから、小春さんのアコーディオンの音が聞こえづらかったのは少々残念ではありましたが、チャラン・ポ・ランタンの曲も含めつつ、チャランポとはまた違う、インストならではの魅力をたっぷり聞かせてくれました。なにせ、カンカンで、バルカンですから!なんとなく想像出来ますよね?



蓮の葉が生い茂る不忍池をバックにというシチュエーションも含め、開放的で楽しいライヴでした。




ちなみに、実はこれ、大道芸なんです。上野公園では色んなパフォーマーがやってるんですよね。小春さんは大道芸から活動を始めたそうです。きっと、チャラン・ポ・ランタンで大成功を掴んだ今も、大道芸としての活動を大切にしているんでしょうね。なんか素敵ですよね。

大道芸と言えば、かれこれ10年以上も前の話しになりますけど、私、HIBI Chazz-Kというジャズ・グループが好きで、よく見に行っていたんです。やっぱり彼らも大道芸での演奏をやってたんですよ。そこでアルト・サックスを吹いていたのが横山知子さんで、彼女は今、カンカンバルカンでアルト・サックスを吹いてるんです。なんか感慨深いと言うか、嬉しかったですね~。