3月24日、タワーレコード渋谷店にて、ビン・ジ・リンのインストア・ライヴを観てまいりました。
北カリフォルニア生まれながら、中国語でアイスクリームを意味するという“ビン・ジ・リン”を名乗る彼、ソロとしてはもちろん、トミー・ゲレロのバンドや、フェノメナル・ハンドクラップ・ヘッド・バンド、パクワなどでの活躍でも知られるマルチ・プレイヤー。今回はダイアン・バーチのギタリストとしての来日でしたが、渋谷タワーレコードにて特別にソロでのインストア・ライヴが実現致しました。
日本でも「SO NATURAL」、「SHADOW TO SHINE」といったソロ作で、その長髪に髭というヴィジュアルとは裏腹の爽やかなグルーヴと歌声で人気を博すビン・ジ・リン。ヴィンテージな空気感やフリー・ソウル的なグルーヴを、アダルトなポップセンスで壮快に纏め上げるホワイト・ソウル。そんなビン・ジ・リンの最新作「SUNSHINE FOR YOUR MIND」は意外にもアコギ弾き語りを中心にしたカヴァー・アルバム。プリンスの「Anotherloverholenyohead」、メイズの「Twilight」、ドナ・サマーの「Love To Love You Baby」、ネット・ドヒニーの「If You Should Fall」など、70年代~80年代の香りと、彼のアコギと歌声が見事に溶け合うのはもちろん、ループやエフェクトによる実験的なセンスが不思議な心地良さを醸す。そんな中にジャズ・ピアニスト、エロル・ガーナー の「Misty」や、シカゴハウスのレジェンド、リル・ルイスの「Club Lonely」なんかが交じっているところに計り知れないセンスを感じさせられます。
おそらく今回のインストア・ライヴもこの新作からの曲を中心に披露されたと思われます。ループ・ペダルを駆使して、ベースラインや、カッティング、リフなどを次々に重ねていくスタイルは、今時特に新しくはないものの、やはりそのアレンジなどポップ・センスは流石でしたね。そして伸びやかな歌声がまた良いんですよ!! 残念ながら、曲目等はもう既に記憶の彼方なんです(一番前で観ていたのでメモを取るのもなんとなく恥ずかしかったので…)。ですがメイズの「Twilight」はやりました。これははっきり覚えています。ループ・ペダルの効果が最も鮮やかに感じられたのがこの曲で、ギターによるベース・ラインやリフのループだけではなく、自信の声による「チク、チク、チク、チー」といったパーカッション的なリズムもループさせ、最後には「トワーイライト!」というコーラスも次々に重ねていく。そのキレのあるハーモニーがまた格好良かった! 目の前で観る一人ループの現場というのは、なかなかに刺激的でした。その風貌も含め独特のビン・ジ・リンの世界、短いインストア・ライヴとは言え、たっぷりと堪能させて頂きました。
そして終わったあとはお楽しみのサイン会。私も最新作「SUNSHINE FOR YOUR MIND」を購入し、サインを頂きました。
BING JI LING / SUNSHINE FOR YOUR MIND
ちなみに、この2日後、ビルボードライヴ東京で行われたダイアン・バーチのコンサートでは、赤?紫?のパンツでドレスアップしたビン・ジ・リンは、エレキ・ギターでスウィートなフレーズを連発し存在感を発揮していました。ちなみに彼はダイアン・バーチの最新作「SPEAK A LITTLE LOUDER」にもギタリストとして参加しています。
VA / BITTER SWEET VALENTINE 2014
こちらは今年リリースされたヴァレンタイン・コンピ。ここにビン・ジ・リンがダイアン・バーチをフィーチャーした「See Me Through」が収録されています。これがまた良いんですよ!ビン・ジ・リン流メロウ・グルーヴに乗るダイアンの歌声が! もちろんビン・ジ・リンとのデュエットの相性もバッチリ!! ビン・ジ・リンが昨年リリーした「POR CADA NUBE...」にも収録されてるのかな?
北カリフォルニア生まれながら、中国語でアイスクリームを意味するという“ビン・ジ・リン”を名乗る彼、ソロとしてはもちろん、トミー・ゲレロのバンドや、フェノメナル・ハンドクラップ・ヘッド・バンド、パクワなどでの活躍でも知られるマルチ・プレイヤー。今回はダイアン・バーチのギタリストとしての来日でしたが、渋谷タワーレコードにて特別にソロでのインストア・ライヴが実現致しました。
日本でも「SO NATURAL」、「SHADOW TO SHINE」といったソロ作で、その長髪に髭というヴィジュアルとは裏腹の爽やかなグルーヴと歌声で人気を博すビン・ジ・リン。ヴィンテージな空気感やフリー・ソウル的なグルーヴを、アダルトなポップセンスで壮快に纏め上げるホワイト・ソウル。そんなビン・ジ・リンの最新作「SUNSHINE FOR YOUR MIND」は意外にもアコギ弾き語りを中心にしたカヴァー・アルバム。プリンスの「Anotherloverholenyohead」、メイズの「Twilight」、ドナ・サマーの「Love To Love You Baby」、ネット・ドヒニーの「If You Should Fall」など、70年代~80年代の香りと、彼のアコギと歌声が見事に溶け合うのはもちろん、ループやエフェクトによる実験的なセンスが不思議な心地良さを醸す。そんな中にジャズ・ピアニスト、エロル・ガーナー の「Misty」や、シカゴハウスのレジェンド、リル・ルイスの「Club Lonely」なんかが交じっているところに計り知れないセンスを感じさせられます。
おそらく今回のインストア・ライヴもこの新作からの曲を中心に披露されたと思われます。ループ・ペダルを駆使して、ベースラインや、カッティング、リフなどを次々に重ねていくスタイルは、今時特に新しくはないものの、やはりそのアレンジなどポップ・センスは流石でしたね。そして伸びやかな歌声がまた良いんですよ!! 残念ながら、曲目等はもう既に記憶の彼方なんです(一番前で観ていたのでメモを取るのもなんとなく恥ずかしかったので…)。ですがメイズの「Twilight」はやりました。これははっきり覚えています。ループ・ペダルの効果が最も鮮やかに感じられたのがこの曲で、ギターによるベース・ラインやリフのループだけではなく、自信の声による「チク、チク、チク、チー」といったパーカッション的なリズムもループさせ、最後には「トワーイライト!」というコーラスも次々に重ねていく。そのキレのあるハーモニーがまた格好良かった! 目の前で観る一人ループの現場というのは、なかなかに刺激的でした。その風貌も含め独特のビン・ジ・リンの世界、短いインストア・ライヴとは言え、たっぷりと堪能させて頂きました。
そして終わったあとはお楽しみのサイン会。私も最新作「SUNSHINE FOR YOUR MIND」を購入し、サインを頂きました。
BING JI LING / SUNSHINE FOR YOUR MIND
ちなみに、この2日後、ビルボードライヴ東京で行われたダイアン・バーチのコンサートでは、赤?紫?のパンツでドレスアップしたビン・ジ・リンは、エレキ・ギターでスウィートなフレーズを連発し存在感を発揮していました。ちなみに彼はダイアン・バーチの最新作「SPEAK A LITTLE LOUDER」にもギタリストとして参加しています。
VA / BITTER SWEET VALENTINE 2014
こちらは今年リリースされたヴァレンタイン・コンピ。ここにビン・ジ・リンがダイアン・バーチをフィーチャーした「See Me Through」が収録されています。これがまた良いんですよ!ビン・ジ・リン流メロウ・グルーヴに乗るダイアンの歌声が! もちろんビン・ジ・リンとのデュエットの相性もバッチリ!! ビン・ジ・リンが昨年リリーした「POR CADA NUBE...」にも収録されてるのかな?