BOB DYLAN / LOVE AND THEFT
さて、今日3月11日からいよいよボブ・ディランのジャパン・ツアーが大阪から始まっていますね。今回のツアー・メンバーはこんな感じのようです。
TONY GARNIER (bass)
DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet)
STUART KIMBALL (guitar)
GEORGE RECILE (drums / percussion)
CHARLIE SEXTON (guitar)
近年のボブ・ディランのバック・バンドとしてはお馴染みの顔ぶれですね。リーダー的存在はトニー・ガーニエでしょうか? 70年代にウェスタン・スウィングの雄、アスリープ・アット・ザ・ウィールのベーシストを務めていたというベテランですね。でもこのメンバーで気になるのはやはりチャーリー・セクストンでしょう。一度ディラン・バンドを抜けて、また戻ってきたんですね。
チャーリー・セクストンって私ぐらいの年代の人間にはなんか懐かしいんですよね。85年に17歳でデビューして、日本でもかなり話題になったんですよ。しかも若干アイドル的な扱われ方をされてたような。その当時、私は高校生だったと思うのですが、仲間の間でもかなり話題になってましたから。若くて格好良いギタリストがいると。でも私は当時ヘヴィ・メタルとパンクばかり聴いてたので、あまり興味を持てなかったんですよね…。
その後、チャーリー・セクストンはアーク・エンジェルスとか、チャーリー・セクストン・セクステットなんかで活動していたようですが、その活躍ぶりも、私の疎い耳にはほとんど入ってこなかったりで…。なのでボブ・ディランのバックにチャーリー・セクストンが参加、と聴いた時は正直驚きましたよ! え?あのチャーリー・セクストン!?みたいな。しかも彼が参加したボブ・ディランの01年作「LOVE AND THEFT」(上写真)がかなり良かったのと、映画「MASKED AND ANONYMOUS」関連の演奏シーンが格好良かったんですよね~。なんか思った以上にチャーリーが渋くて。なのでその後にチャーリーがディラン・バンドを離れてしまったのは残念でしたが、また復活して日本に来てくれるというのは非常に嬉しいです!
CHARLIE SEXTON / PICTURES FOR PLEASURE
チャーリー・セクストンのソロ・デビュー作。流石に80年代なサウンドです。でも今聴くと歌自体は17歳とは思えないほど大人びた男っぽさと言うか色気を持っていますね。テキサス出身だそうですが、残念ながらこの頃はまだ土っぽさを感じさせてくれません。さて、今回のライヴではいかに?
そしてもう一人注目したいのがドン・ヘロン。96年にデビューしたオルタナ・カントリー・バンド、BR549の中心メンバーの一人で、スティール・ギター、バンジョー、マンドリン、フィドルから、トランペットまでを操るマルチ奏者です。この人がライヴでどんな活躍をしてくれるのか? 編成を観た感じではカントリー的な部分を一手に引き受けそうな感じですので、ちょっとこの人から目が離せない感じです。
BR549 / DOG DAYS
BR549の05年作。カントリー/ブルーグラスはもちろん、ウェスタン・スウィングやロカビリー、ケイジャンまで詰め込んだ快作。「Poison」でのブルーグラスなバンジョーや、スウィンギーな「You Are The Queen」で聴ける流麗なスティール・ギター、そして「Cajun Persuasion」ではフィドルでケイジャン・フレイヴァーをまき散らす、さらにロックな「Leave It Alone」ではハモンドをビャ~ビャ~鳴らすなど、おそらくドン・ヘロンのプレイと思われるサウンドが、多彩なルーツ色を演出しています。案外、ディラン・バンドのキー・マンとなるかも?
さて、本当にボブ・ディランのライヴハウス公演、楽しみですね。でも私、当ブログでディラン!ディラン!と騒いでる割には過去に1度しか生ディランを観たことがないのです。それは94年の2月、NHKホールでした。今となっては全く覚えていませんが、実はあまり良い印象ではなかったんですよね…。でもあの頃の私はボブ・ディランと言えばロイヤル・アルバート・ホールの海賊盤(中身はもちろんマンチェスター公演)が一番!と思っていましたからね…。ま、仕方ないですね。
でも今回は大丈夫です。近年のボブ・ディランの諸作も大好きですから。期待を裏切らないでしょう!楽しみです。ディランさん、東京へ来る前に身体壊さないでくださいね~!
さて、今日3月11日からいよいよボブ・ディランのジャパン・ツアーが大阪から始まっていますね。今回のツアー・メンバーはこんな感じのようです。
TONY GARNIER (bass)
DON HERRON (steel guitar / mandolin / violin / trumpet)
STUART KIMBALL (guitar)
GEORGE RECILE (drums / percussion)
CHARLIE SEXTON (guitar)
近年のボブ・ディランのバック・バンドとしてはお馴染みの顔ぶれですね。リーダー的存在はトニー・ガーニエでしょうか? 70年代にウェスタン・スウィングの雄、アスリープ・アット・ザ・ウィールのベーシストを務めていたというベテランですね。でもこのメンバーで気になるのはやはりチャーリー・セクストンでしょう。一度ディラン・バンドを抜けて、また戻ってきたんですね。
チャーリー・セクストンって私ぐらいの年代の人間にはなんか懐かしいんですよね。85年に17歳でデビューして、日本でもかなり話題になったんですよ。しかも若干アイドル的な扱われ方をされてたような。その当時、私は高校生だったと思うのですが、仲間の間でもかなり話題になってましたから。若くて格好良いギタリストがいると。でも私は当時ヘヴィ・メタルとパンクばかり聴いてたので、あまり興味を持てなかったんですよね…。
その後、チャーリー・セクストンはアーク・エンジェルスとか、チャーリー・セクストン・セクステットなんかで活動していたようですが、その活躍ぶりも、私の疎い耳にはほとんど入ってこなかったりで…。なのでボブ・ディランのバックにチャーリー・セクストンが参加、と聴いた時は正直驚きましたよ! え?あのチャーリー・セクストン!?みたいな。しかも彼が参加したボブ・ディランの01年作「LOVE AND THEFT」(上写真)がかなり良かったのと、映画「MASKED AND ANONYMOUS」関連の演奏シーンが格好良かったんですよね~。なんか思った以上にチャーリーが渋くて。なのでその後にチャーリーがディラン・バンドを離れてしまったのは残念でしたが、また復活して日本に来てくれるというのは非常に嬉しいです!
CHARLIE SEXTON / PICTURES FOR PLEASURE
チャーリー・セクストンのソロ・デビュー作。流石に80年代なサウンドです。でも今聴くと歌自体は17歳とは思えないほど大人びた男っぽさと言うか色気を持っていますね。テキサス出身だそうですが、残念ながらこの頃はまだ土っぽさを感じさせてくれません。さて、今回のライヴではいかに?
そしてもう一人注目したいのがドン・ヘロン。96年にデビューしたオルタナ・カントリー・バンド、BR549の中心メンバーの一人で、スティール・ギター、バンジョー、マンドリン、フィドルから、トランペットまでを操るマルチ奏者です。この人がライヴでどんな活躍をしてくれるのか? 編成を観た感じではカントリー的な部分を一手に引き受けそうな感じですので、ちょっとこの人から目が離せない感じです。
BR549 / DOG DAYS
BR549の05年作。カントリー/ブルーグラスはもちろん、ウェスタン・スウィングやロカビリー、ケイジャンまで詰め込んだ快作。「Poison」でのブルーグラスなバンジョーや、スウィンギーな「You Are The Queen」で聴ける流麗なスティール・ギター、そして「Cajun Persuasion」ではフィドルでケイジャン・フレイヴァーをまき散らす、さらにロックな「Leave It Alone」ではハモンドをビャ~ビャ~鳴らすなど、おそらくドン・ヘロンのプレイと思われるサウンドが、多彩なルーツ色を演出しています。案外、ディラン・バンドのキー・マンとなるかも?
さて、本当にボブ・ディランのライヴハウス公演、楽しみですね。でも私、当ブログでディラン!ディラン!と騒いでる割には過去に1度しか生ディランを観たことがないのです。それは94年の2月、NHKホールでした。今となっては全く覚えていませんが、実はあまり良い印象ではなかったんですよね…。でもあの頃の私はボブ・ディランと言えばロイヤル・アルバート・ホールの海賊盤(中身はもちろんマンチェスター公演)が一番!と思っていましたからね…。ま、仕方ないですね。
でも今回は大丈夫です。近年のボブ・ディランの諸作も大好きですから。期待を裏切らないでしょう!楽しみです。ディランさん、東京へ来る前に身体壊さないでくださいね~!