2月15日、ホセ・ジェイムズのショーケース・ライブに行ってまいりました。場所は渋谷contact 。こちらはファッション・ブランド「APPLEBUM」とブルーノート・レーベルによって共同開催された『APPLEBUM x BLUE NOTE present BLUE LOUNGE』というイベントで、一般客は全て招待制。私は幸運にもツイッター応募で当選した次第であります。ちなみにこの日は、ホセ・ジェイムズの最新作「Love In A Time Of Madness」の日本先行発売日でもあり、会場内は、リリース・パーティ的な特別な熱気に包まれていました。ちなみに私、ミーハー魂を炸裂させてかぶり付きで堪能させて頂きました。
まず登場したのは、日本から彗星の如く現れ、世界水準のジャズ/ソウル/ヒップホップ・バンドと話題沸騰のWONKが登場。今注目のバンドだけに、私も生で観るのを楽しみにしていたんです。キーボード、ドラムス、ベース、ヴォーカル、サックスという編成。イントロダクションに続いてアルバム「SPHERE」から「1914」でスタート。空間を切り裂くが如くのドラムのキレと、フロアを揺るがす重低音ラインが格好良い!!そのリズムに鍵盤、サックス、ヴォーカルがフューチャリスティックに絡み合う。5、6曲と短いライヴではありましたが、間近で観る、日本で今最も先鋭なバンドの生ライヴに続々させられました。女性コーラス隊を向かえたラストの「savior」も格好良かった。特にエンディングのブレイクには痺れました! ちなみに彼ら、この翌日からヨーロッパ・ツアーに出かけるそうです。
さて、WONKではステージ狭しと楽器群が並べられていましたが、それらが奇麗さっぱりと片付けられ、そこにはマックのノートブックと、VOXのアンプ、その横に赤いテレキャスが1本あるだけという、異様な程シンプルな光景に。その間、DJ MITSU THE BEATSのプレイを挟み、SOIL&"PIMP"SESSIONS の社長のMCで盛り上がった後、いよいよホセ・ジェイムズが登場。
白地のシャツに植物柄のジャケット、薄いサングラスに短く刈られた髪型。いや〜、絵になります! 自身でノートブックを操作しオケを流し、最新作からの曲をしなやかに歌い、踊る。バックが生バンドではなかったのは残念と言えば残念なんですけど、リリースされたばかりの最新作は打ち込みをベースにしているそうなので、これもありかと。って言うか、後方スクリーンに輝く幾何学的映像を含め、マック&ギターと共にステージに一人で立つホセ・ジェイムズというシンプルな構図がめっちゃオシャレ!!約3年振りという新作「Love In A Time Of Madness」は、ビリー・ホリデーをトリビュートした前作とは打って変わってのR&B作品ということで、その新曲を立て続けに披露するこの日のステージ・パフォーマンスも、華やかなR&Bシンガーを感じさせる格好良さに溢れていました。
アルバムのオープニングを飾る「Always There」でスタートし「What Good Is Love」へと続く。耽美なリズムにのるホセの歌声がスウィート! セクシーなファルセットが揺れる「Ladies Man」や、リードシングルとして先行発表されていた「Live Your Fantasy」のようなファンキーな曲は新しいホセ・ジェイムスの瑞々しさに溢れながらも、歌声にはしっとりとしたジャズ・フィーリングが滲みている辺りはホセ・ジェイムズのホセ・ジェイムズたるところ。代表曲「Trouble」のうねる低音をフィーチャーしたトラックは明らかにアルバム「No Beginning No End」収録とは違うオケで格好良かった!これは最新作収録のリミックス・ヴァージョンのようですね。エンディングにはアカペラでサンプリングのようなパフォーマンスも披露して盛り上がりました。
終盤に歌ったスロー「To Be With You」も良かった! ホセ・ジェイムスと言うと、アルバムごとに音楽性を変化させてきたとは言え、そのヴォーカルについてはジャジーでクールなフィーリングが強く、必要以上に感情的にはならない印象もあったりしますが、この曲では最前の女性客の手を握りながら、ソウルフルに声を張り上げる場面もあり、またその声が艶やかで素晴らしかった!!こういうホセ・ジェイムズも良い!!
そして最後はいよいよ”さくら”と命名されているらしい、エレキ・ギターを手に取っての弾き語り。しかし音が出ない…。どうやらエフェクターに電源が行ってない模様で、ホセ自らそれを突き止めると、迷わずエフェクターからジャックを抜き、アンプに直結、そしてジャーン!と音を鳴らして盛り上がる観客。ラストはこちらも「No Beginning No End」からエミリー・キング提供の名曲「Come To My Door」。オーガニックなメロディーを歌うホセの歌心にうっとりしながらも、サビを観客達で歌ったりとアットホームな雰囲気に。
いや〜、それにしてもホセ・ジェイムズ、格好良かったですね〜。私のような男がかぶり付きで観ちゃって、女性客に申し訳ないなとも思いつつ、最前列の役得でがっつり握手もしてもらいました〜。あとMCで日本のファンや、今日の観客、共演者に感謝の言葉を掛ける姿も印象的でした。
ちなみに、ホセの新作にはWONKによるリミックスも収録されていますが、この日、残念ながら共演はありませんでした。でもWONKとホセ・ジェイムズが出演するという、思いっきり旬なイベント、その先鋭な雰囲気を存分に堪能出来ました!!
この日のセットリストはこんな感じ。
1. Always There
2. What Good Is Love
3. Ladies Man
4. Closer
5. Remember Our Love
6. Trouble(Tario Remix)
7. Live Your Fantasy
8. To Be With You
9. Come To My Door
JOSÉ JAMES / LOVE IN A TIME OF MADNESS
こちらがイベント当日がリリース日だったホセ・ジェイムズの最新作。R&B色が強いとは言え、単純なR&Bではないのはもちろん、時代に対して鋭角的に歩む彼ならではのアーティスト性と、シンガーとしてのホセの魅力が詰まったアルバムです。
まず登場したのは、日本から彗星の如く現れ、世界水準のジャズ/ソウル/ヒップホップ・バンドと話題沸騰のWONKが登場。今注目のバンドだけに、私も生で観るのを楽しみにしていたんです。キーボード、ドラムス、ベース、ヴォーカル、サックスという編成。イントロダクションに続いてアルバム「SPHERE」から「1914」でスタート。空間を切り裂くが如くのドラムのキレと、フロアを揺るがす重低音ラインが格好良い!!そのリズムに鍵盤、サックス、ヴォーカルがフューチャリスティックに絡み合う。5、6曲と短いライヴではありましたが、間近で観る、日本で今最も先鋭なバンドの生ライヴに続々させられました。女性コーラス隊を向かえたラストの「savior」も格好良かった。特にエンディングのブレイクには痺れました! ちなみに彼ら、この翌日からヨーロッパ・ツアーに出かけるそうです。
さて、WONKではステージ狭しと楽器群が並べられていましたが、それらが奇麗さっぱりと片付けられ、そこにはマックのノートブックと、VOXのアンプ、その横に赤いテレキャスが1本あるだけという、異様な程シンプルな光景に。その間、DJ MITSU THE BEATSのプレイを挟み、SOIL&"PIMP"SESSIONS の社長のMCで盛り上がった後、いよいよホセ・ジェイムズが登場。
白地のシャツに植物柄のジャケット、薄いサングラスに短く刈られた髪型。いや〜、絵になります! 自身でノートブックを操作しオケを流し、最新作からの曲をしなやかに歌い、踊る。バックが生バンドではなかったのは残念と言えば残念なんですけど、リリースされたばかりの最新作は打ち込みをベースにしているそうなので、これもありかと。って言うか、後方スクリーンに輝く幾何学的映像を含め、マック&ギターと共にステージに一人で立つホセ・ジェイムズというシンプルな構図がめっちゃオシャレ!!約3年振りという新作「Love In A Time Of Madness」は、ビリー・ホリデーをトリビュートした前作とは打って変わってのR&B作品ということで、その新曲を立て続けに披露するこの日のステージ・パフォーマンスも、華やかなR&Bシンガーを感じさせる格好良さに溢れていました。
アルバムのオープニングを飾る「Always There」でスタートし「What Good Is Love」へと続く。耽美なリズムにのるホセの歌声がスウィート! セクシーなファルセットが揺れる「Ladies Man」や、リードシングルとして先行発表されていた「Live Your Fantasy」のようなファンキーな曲は新しいホセ・ジェイムスの瑞々しさに溢れながらも、歌声にはしっとりとしたジャズ・フィーリングが滲みている辺りはホセ・ジェイムズのホセ・ジェイムズたるところ。代表曲「Trouble」のうねる低音をフィーチャーしたトラックは明らかにアルバム「No Beginning No End」収録とは違うオケで格好良かった!これは最新作収録のリミックス・ヴァージョンのようですね。エンディングにはアカペラでサンプリングのようなパフォーマンスも披露して盛り上がりました。
終盤に歌ったスロー「To Be With You」も良かった! ホセ・ジェイムスと言うと、アルバムごとに音楽性を変化させてきたとは言え、そのヴォーカルについてはジャジーでクールなフィーリングが強く、必要以上に感情的にはならない印象もあったりしますが、この曲では最前の女性客の手を握りながら、ソウルフルに声を張り上げる場面もあり、またその声が艶やかで素晴らしかった!!こういうホセ・ジェイムズも良い!!
そして最後はいよいよ”さくら”と命名されているらしい、エレキ・ギターを手に取っての弾き語り。しかし音が出ない…。どうやらエフェクターに電源が行ってない模様で、ホセ自らそれを突き止めると、迷わずエフェクターからジャックを抜き、アンプに直結、そしてジャーン!と音を鳴らして盛り上がる観客。ラストはこちらも「No Beginning No End」からエミリー・キング提供の名曲「Come To My Door」。オーガニックなメロディーを歌うホセの歌心にうっとりしながらも、サビを観客達で歌ったりとアットホームな雰囲気に。
いや〜、それにしてもホセ・ジェイムズ、格好良かったですね〜。私のような男がかぶり付きで観ちゃって、女性客に申し訳ないなとも思いつつ、最前列の役得でがっつり握手もしてもらいました〜。あとMCで日本のファンや、今日の観客、共演者に感謝の言葉を掛ける姿も印象的でした。
ちなみに、ホセの新作にはWONKによるリミックスも収録されていますが、この日、残念ながら共演はありませんでした。でもWONKとホセ・ジェイムズが出演するという、思いっきり旬なイベント、その先鋭な雰囲気を存分に堪能出来ました!!
この日のセットリストはこんな感じ。
1. Always There
2. What Good Is Love
3. Ladies Man
4. Closer
5. Remember Our Love
6. Trouble(Tario Remix)
7. Live Your Fantasy
8. To Be With You
9. Come To My Door
JOSÉ JAMES / LOVE IN A TIME OF MADNESS
こちらがイベント当日がリリース日だったホセ・ジェイムズの最新作。R&B色が強いとは言え、単純なR&Bではないのはもちろん、時代に対して鋭角的に歩む彼ならではのアーティスト性と、シンガーとしてのホセの魅力が詰まったアルバムです。
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