ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

学校説明会の反応は?

2012-10-28 15:23:06 | 進路
昨日行った学校説明会。

北海道のH学園。
関東での説明会です。

いろいろな問題を抱えている子を受け入れている高校。
不登校あり、保護観察下にあるやんちゃ組あり。
年齢もさまざま。
9割以上が下宿生活です。

偏差値などで輪切りされていないいろんなタイプがいる集団の中でこそ
本当の社会性が身につけられるそうです。

普通ならまったく混じり合うことのない子たちが触れ合うことで
外見で判断しなくなる→理解しあうようになる→自分を変えてみようとする。
いろんな変化が出てくるそうです。
小さなグループの中に収まることもないそうです。

本当にいろんなことが起きるそうですが、
自分たちで規律をつくるしかないと、生徒同士で話合うようにもなるそうです。

普通、ドラマの中でしか起きないような出来事に、
自分に火の粉が飛び散らなければいいと傍観している生徒も、
最後には何があっても驚かなくなるとか(笑)

1年の時は問題も多くおきてなかなかまとまらないのだけど、
3年生になると皆落ち着いてくるそうです。
修学旅行の時、バスガイドさんに「見た目は凄いけど(笑)こんなに
皆、一生懸命、集会をやっている学校はそうはない」とお褒めの言葉があったそうで・・・

ABCもまともに書けない子もいますが、赤点になれば補習。
赤点で進級できない子はひとりもいないそうです。
大学進学を目指す子には受験対策もしてくれるようで、6割が大学進学しているそうです。


この学校は先生の評判がとてもいいところ。
いろんな生徒が「先生は本物」と言っています。

先生が生徒をどんな状態でも受け入れてあげる。
それを感じるから信頼関係も生まれて、生徒も最後には落ち着いてくる。
やはり子どもは大人の接し方で変われるんだなと感じました。

個別相談もさせていただきました。

不登校のきっかけの部活の顧問の話には、
「突き放すのもいいけれど、突き放すなら、その後のフォローをいくつか考えて
突き放さなければならない。何も考えていないなら、突き放すべきではない」とバッサリ。

この先生だったら・・・と思わず・・・
生徒に信頼されるのが分かる気がしました。

会場には、その学校を卒業した生徒の保護者がたくさんいらしていました。
講演会の後の個別相談の前後に話しかけてくださり、3名の方にお話聞けました。

子どもが学校の中で成長していく様子を時折涙ぐんで話されている姿に私ももらい泣き。
お子さんも卒業しても、文化祭や後輩の卒業式とか、何回も学校に行っているのだとか・・・
(飛行機に乗ってですよ~)
生徒にも保護者にも愛されている学校なんですね。
それがよく伝わってきました。



そのようなことを、帰ってきてからケン太に話しました。

ケン太「凄くいい学校じゃん!」と。

最近、早く一人暮らしをしたいと言っているケン太ですが、
「俺の一人暮らしの夢に近付ける」と。(←そっちか?

「料理は下宿のおばちゃんに頼んで台所貸してもらおうかな」とか。
(↑ あくまでもそっち?


学校からは「いつでも案内しますから個別に見学に来てください」と言われたのだけど、

ケン太、それには「・・・・」

「個別」のハードル高いんだよな~





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