ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

自分で学校を選ぶこと・・・

2017-08-07 23:45:04 | 進路
昨日の続きです。

ケン太に通信制高校のことを言わなかったのは、
これまでと同じく家から通うのでは、また同じ繰り返しになるのでは?と思ったからです。

昼夜逆転、ゲーム三昧・・・

約8か月間、なんの制限もない生活を送っていたので、
いくら新しい環境でリベンジしたいという気持ちがあったとしても、
果たして、身体がついていけるのだろうか・・・

朝、起きるということを克服するためにも
家にいては甘えが起きるので
寮のある学校がいいのでは・・・と思っていました。

高校での課題はやはり「自立」だったので。


ケン太は最初、公立高校を第一希望にしていましたが、
欠席が30日を越えた時点で、もう受験は無理だと。
急に気持ちが落ちてしまいました。

ずっと勉強をしていないので、試験で点数が取れるわけがないと。
受けても受かる訳がないと、すでに諦めの気持ちもあったのです。

その時に試験は無し、面接だけで入れる寮のある学校の話をすると、
表情が変わりました。

入れる高校があったんだ・・・

そのことはとても大きかったようです。
光を見たのでしょうね。

寮のある学校に気持ちがぐっと近づいていったのはわかりました。


その後、新幹線に乗って、寮のある学校の学校説明会にケン太と2人で参加しました。

ケン太は、志望校に寮のある学校の名前を書きました。


その後の三者面談で・・・

遠方で、なおかつ寮生活・・・

「寮は大丈夫なの?早寝、早起き、消灯時間とかあるよ。皆と同じく行動するんだよ」

そうですよね。
昼夜逆転している子に無理ではないのかと思われても仕方がありません。

でも、ケン太は
「大丈夫です」と言ったのです。

なのに、なぜに寮???という不信感がありありと先生の表情から読み取れました。

「近くでもいろいろあるよ。通信とかは考えてないの?○○高とか、○○高とか・・・」

「・・・通信って?」とケン太。

「通信はね・・・毎日のところもあるけど、週3くらい行けばいいし、レポートを提出すればいい。
自分がやりたい専門分野を選ぶこともできるよ」
 
通信への誘導・・・

通信も視野には入れてある。
説明会にも行った。

でも・・あくまでも最後の砦。

今じゃないんです
お願い、先生、それ以上は・・・・と心の中で叫んだ私。

たまりかねて

「通信は今のところ、考えていなんですけど・・・」と言ってしまった私。


三者面談が終了して2人だけになった時、
ケン太が私を睨んで言いました。
 
「なんで、通信のこと、みぃみが勝手に決めるんだよ!」


ほんとだよね・・・

その日に私がチェックしていた通信のHPを見せました。

その後、ケン太はその高校に通うことになりました。




結果的にそれでよかったのかどうか・・・

高校は途中で行けなくなったしね。

でも、寮に入っても夏休みなど長期休みには家に帰ってきます。
まれにそのまま学校に戻れなくなる子もいる・・・と聞きました。

確かにね。
ここであれば大丈夫なんていうのは、ないんですよね。


私の思惑から外れた結果にはなりましたが、
最終的に決めるのはケン太なので。

これでよかったのです。

自分が選んだ学校なら、そこで何かが起きても
途中で学校に行けなくなったとしても、

人のせいにはできません。

親の誘導が入ると、何かあると親のせいにされてしまうかも・・・

自分で決めることが一番、大切だと思います。


途中で行けなくはなりましたが・・・

輝かしい高校生活をスタートすることはできて
今までで一番好きという先生にも出会えて
今もその時の友達と繋がっています。

そして今、働いているしね。

悪くないですよね!




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