ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

通信制高校・サポート校合同説明会

2021-06-24 23:59:30 | 進路
6月も末になりました。

この時期、当時、中学3年になっていたケン太の進路についていろいろ模索し始めた時でした。

学校に行けなくなっていたケン太は、もうほぼ、公立高校はダメではないかと思っていました。
公立高校の学校説明会、出願などは中学校のスケジュールにも組まれていました。
登校できないケン太にとって、クラスの子と動くのは難しいということと、
クラスの子の誰かがいるだろう公立高校もなるべく避けたいのだろうと思っていました。

通信制も視野に入ってきた時、ネットの広告か何かだったと思いますが、

『通信制高校・サポート校合同説明会』という文字が飛び込んできました。

通信制も、サポート校のこともあまり知識がなかったので、
まずは、一度、行ってみようと思い、参加してみました。



まずは、合同説明会です。

各学校の先生、生徒さんが説明をしてくださいました。
その後、学校毎の個別相談があり、希望者は受けることができるようになっていました。

参加してみてわかったのは、通信制、サポート校といっても、学校毎に特色があり、
登校ペース、カリキュラムが学校によって様々であるということ。

専門的な授業、体験的授業で、資格取得に力を入れているところも多かったです。

部活動があったり、文化祭があったり、キャンプしたり、修学旅行へ行ったり、
全日制の普通高校のような学生生活を送れるところもあります。


印象的だったのは生徒さんの体験談。

中学生の時に不登校や保健室登校など経験している子。
高校に入ったはいいが馴染めず、転校してきた子。

やはり、登校に問題が起きたため、リベンジで通っている子が多かったです。


中高一貫校からの転校組もたくさんいました。

半年かけて親を説得してやっと転校できた。
転校して安定したらやっと親が認めてくれたとか・・・

妹が不登校で動けなくなっていて、自分も苦しいのに、自分まで不登校になったら
親を苦しめてしまうと頑張っていたが、自分を追い込んでしまいリストカットしてしまったとか・・・

あとは、まったく外に出れない息子さんに学校のパンフレットを見せるタイミングをつかむまで
半年かかったという話も・・・

転校にもいろいろとドラマがありました。

そんな自分の不登校時代のことを皆の前で語れるのがまずスゴイと思いました。
皆、悩んで、苦しんで、乗り越えたからこそのいい笑顔。

乗り越えたからこそ振り返ることができるのでしょうね。


「いろんな高校がある。かならず自分に合う高校があるはず・・・」

ある生徒さんが言った、この言葉が刺さりました。
救われる思いでした。


私はまず、通信がどんなところなのか知りたかっただけなので、個別相談は申し込まず、
各学校のパンフレットだけいただいて帰ってきました。

参加してみて「通信制」に持っていたイメージが変わりました。
ケン太の居場所は必ずどこかにある!そう思うことが出来て、心が軽くなりました。

通信は普通高校の受験後でも入れます。
最終手段にすることができます。






このサイトから地域別の相談会を検索することができます。

関東エリアでは・・・

6/26(土)大宮市
6/27(日)横浜市
7/3(土)千葉市
7/17(土)町田
7/22(木)新宿


通信制が視野に入ってからでも遅くはないですが、
可能性がゼロではないのなら、こんな場所があるということを早めに知っておくのもいいと思います。



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