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ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

社会勉強の第一歩

2019-02-12 23:42:39 | 家庭生活
給料日の後のケン太のお休みの日。

荷物が届きます
今日はAmazonさんから3つも。
今回は、スマホのフィルムとか、ケースとか、小さいものでしたけどね。


先月の末、割と大きな荷物が届きました。

その前に、明日、明後日くらいで着払いで荷物が届くからと、
お金を預かりました。

3万円も
ドールちゃん(ケン太がそう呼んでいました)が届くそうでして。

無事、商品が届き、ワクワクして箱を開けるケン太。
以前、購入したのは、10㎝くらいのかわいいドールちゃんでしたが、
今回は値段分、大きかったです

なんと受注生産らしく、注文したのは約1年前で、やっと届いたのだとか。
それはそれは、長いこと待っていた子なのね。
(待っている間に気が変わったりしないものなのかしらね

そのドールちゃん、手足や首が自由に取り外せるようになっているのですが、
首を取ろうとしても、なかなか抜けないようでして、

なにやら工具?も持ってきて格闘していましたが、抜けない。

「やばい。亀裂が入った

首の根本?をセメダインで付けようとしていたけど上手くいかないようでして。

1年も待ったドールちゃん、
なんとかできないものかと必死だったけど、結局、諦め、返品交換を依頼することに。

しばし、お預けになってしまいました。


それから10日くらい経っていて、どうしたのかなと思っていたら、
交換してもらえることになり、胴体と頭を着払いで送ることになりました。

それで、ケン太に郵便局の着払い用の送付書?を頼まれていたので、
今日、出かけたついでに貰ってきてあげました。

予備に2枚貰ってきたのですが、それを渡すと
「ありがとう~これって1枚いくらなの?」と。

あら。お金いると思っていたんだ


この時、高校卒業の頃を思い出しましたよ。
社会に出て行こうとする時のことをね。

バイトをするには、まずバイト代の振り込み口座を作らなければならないと
銀行に行くことになったのです。

ケン太に「あなたも来るんでしょ」的に言われ、付いていったのですが、

その時、生まれて初めてケン太は銀行に入ったのです。
ATMも初めて見たし、カウンターがあったり、まずは番号札をとるとかね。
銀行の内部を見るのも初めて。

「銀行ってこうなっているんだ」と。

初めてだったっけ?って驚いたけど、
考えてみたら、それまで銀行にケン太を連れて行ったことはなかったかも。

まったく勝手がわからないのだから、ひとりで行く勇気がなかったんだろうなと思いましたよ。

そして、受付で、口座開設の用紙渡されて、記帳台の上で用紙とにらめっこしているんだけど、
どう書いていいのかわからなくて、いちいち聞いてくる。

暗証番号、誕生日にするって言うんで、
ダメだと思うよと言ったんだけど、誕生日で出して、
窓口でやっぱりダメだと言われたりなんかしてね(笑)

口座開設には、身分証明書と印鑑が必要だとか、そういうことも知り、

あの日は、社会勉強の第一歩となった日だと思いますよ。


その語、マイナンバーの手続きで、市役所に連れていったけど、
銀行で用紙書いているから、ちょっと慣れてきたのがわかりました。

バイトのための履歴書書くのだって、最初はかなり時間がかかったけど、
何回か書いているうちに、要領も得てきたしね。


高校を卒業できるかどうか、ギリギリの状態で、
先のこと何も決まっていないまま卒業しちゃったから、

とりあえず社会人としてスタートできるために、
ひとつひとつクリアしていく感じでした。


実際に社会に出れば、必要に迫られて、いろんなことが、自然と身につくのだと思う。
銀行に行ったことがなかったとしても、今は自分で行けると思うよ。

でも、家にいるとなかなかそうはいかなくてね。
一歩出る勇気が必要になったりする。

一歩出れば、次の一歩が出やすくなる。

あの時、付き添って行けたことが今に繋がっているなと思います。




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