大河ドラマ脚本担当の大石静は時代劇初挑戦!
「TVだからこそ、あり得ないほど理想的な夫婦を見てもらうのもいいかな」
なるほど、千代はポップだもんね。
一豊のホッペを、イ~ッてつねったりもするもんね。
原作読んでなかったら、ちょっと…て思ったかも。
戦前は小学校の国定教科書に載ったほどの才女なんだって。
千代の考えるところ、どうせ人生は禍福いりまじりて
縄のごとくなわれたものだ。
自分は不運だとも思えるし、運がつよい、とも思える。
いっそどちらも正しくどちらも誤りとすれば、
~運がつよい~
と思いこむほうが、あかるくこの世が渡れるのではないか。
明るい人間に不運は訪れにくいものだと千代は思っている。
千代は微笑むだけ。余分なことは一切言わない。
それでいて、夫を正しき道へ誘導しているのヨ。
お尻叩かな~い。雷落とさな~い。エライよな~。
「女は頭の良さを隠した方がいい」
小さい頃、母に言われたことを実践しとるのじゃ。
だから、一豊自身が決めた気になってることも。フフフ~ン。
男にしてみたら、しゃらくせ~!ことなんだろうけど。
戦場で1人ぼっちになった時
頭上の星が千代の顔に見えちゃって、
「あなだご自身がそこに居るではありませぬか。
戦さは、千変万化するものです。そのまま、素手で、
徒歩で、お往きなさい」
(千代が護ってくれるのか)
「勿論」
これで、崖っぷちのパニックが静まったんだから、
一豊にとってのマリアさま。守護神なんだな千代っ!
主人も有能の士をよりすぐって召しかかえるかわり、
士たる者も、主人を選ぶ。
選ぶ自由をもっている。
主人が無能で振るわぬとあれば、
さっさと退散するのが、この時代である。
主従たがいが、たがいの才能を通じて結びあっている。
それ以前やそれ以後のように、
忠義、情義でのみ結びあった関係ではない。
戦国時代って、転職がフツーってんだから、
ボ~ッとなんてしてられんわさ。一豊だって能無しじゃないわさ。
功名の次第では大名も夢ではないんだわさ。
さて、そんな時代
一豊より高い山に登っている武将の中の1人。
明智光秀登場~!
信長が”剛”。秀吉が”柔”。ならば、この秀光は”智”
信長の前で示した秀麗さ。
信長の妻・濃とは禁断の匂い~。
光秀 「笛は今でもお吹きになりますか」
濃 「いいえ。お別れしたあの日以来」
光秀 「さようか…」
イイ男だねぇぇ~。
少ない見せ場でハートに食い込む。
憎いやつだせ坂東三津五郎ー!!
8月納涼歌舞伎座長公演!
楽しみにしてるよよよ~ん。
でも、めちゃめちゃフォーカスが行っちゃうのは
木下藤吉郎秀吉じゃ!柄本明じゃ!
どっから見ても、田舎くさくて、貧乏くさい。
こんな秀吉が見たかったのじゃー。クックックッ。
「功名が辻」
原作
司馬遼太郎:著 文春文庫 全4巻
→ 大河ドラマ
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ハートに食い込んできましたよ。(←この表現もいいですね。どこかで使わせていただくかもしれません。)
>ハートに食い込んできましたよ。(←この表現もいいですね。どこかで使わせていただくかもしれません。)
もうドンドン使って下さいな!(^_-)-☆
若菜様のブログに「出番はあまりない」って書いてあったから。
短いながらも濃~く、三津五郎光秀を堪能しよーと思ってます(笑)
三谷さんが出てきたときは「ありゃりゃ・・?」と思いましたが、さすが三津五郎・光秀は光ってましたね。
大石静さんの台詞がいいなあ、なんて思いながら、「巧妙が辻」なんとか観ています。
主役の方の演技力が???なんですが上川くんのあの情けない夫・一豊はいい味出していますね。
三谷幸喜にも、ある意味ドキドキ!でしたね~。
なんだか、今年は、いや…今年も、スゴイキャストで、「信長が若くない」てな意見もあったけど、そんな事、些細なこと(笑)
主役夫婦、イイ味出してますな。ハハハ。
武田鉄矢にも大大大注目ですっっ!!