書店員が謎を解く!
しかも出張して!
晩夏に捧ぐ
成風堂書店事件メモ(出張編)
著:大崎梢
出版:創元推理文庫
初版:2009年11月27日
定価:704円 (本体価格:640円)
前作の連作短編集『配達あかずきん』が
面白かったもんで、
続編に、つい手を出してしもうたぁあ。
元同僚が勤める地方の老舗書店に、
まさかの幽霊が!!
短い夏休みを利用して、
謎を解決しに行くことに…。
なななんとぉお!!
幽霊は27年前にこの地で起こった、
大作家の殺人事件に纏わるもの!
老舗書店だけじゃなくって、
町全体を揺るがす大事件だったぁあ。
シャーロックとワトソンの様な、
杏子&多絵コンビが、
駅ビル書店で働いている時よりも、
ババ~ン!とぉおお!
ハラハラする杏子の隣で、
嬉々として、、スケッチブックに、
意味不明な図やら文字やらを、
書き込む多絵。
どっかに電話したり、
メールしたりもしてるぞい!
でも、事件を追いかけるだけ
じゃぁないよぉお。
書店員としての目線も
忘れていないのだぁあ。
ステキで、素晴らしい、
老舗書店についての感想が、
しっかり書かれている
ってのがいいよねぇ♪
ホッコリするよねぇ♪
幽霊の正体は、
昔の事件で犯人とされた弟子なのか…。
それとも…。
ウピョォオ!!
弟子の過去にはちょっと…。
って最初は思ったんだけど、
クライマックスに辿り着くまでに、
グイグイ引っ張られたもんで、
その流れのパワーの前に、
そんな気持ちはどっかへポイ!
アハアハ
次はどんな事件を解決するのかな?
続編も手に入れなくっちゃぁ。
晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編) ※立ち読みする
書店にも謎がいっぱいだぁあ! 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ (2020.1.16記)
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