三津田信三 著
おどろおどろしいタイトルであるが、主人公は小学生。
両親と姉妹とともに引っ越してきた一軒家で不可思議な出来事が始まる。
『禍家』『災園』とともに家シリーズ三部作とされる。
子どもが言うことは信じてもらえない。
そのはがゆさが伝わってくる。
危機感や違和感を感じているのは自分だけであり、そこから家族を
守ろうとしているのも自分だけだ。
やっと手に入れたマイホームに満足している両親も、自室をもって
喜んでいる姉も、幼い妹も何も気づかない。いや気づかされない。
たまたま遊びに行った近所の子どもからの情報、怪しい家の老婆、
見れば見るほど知れば知るほどに恐ろしい我が家。
そしてついに妹のもとに“何か”が訪れる。
ネタバレになってしまうが、結局は言葉遊びだ、
結果的には物足りずちょっとがっかりした。
確かに怖い、そして生き延びる主人公のたくましさも読ませる。
そしてようやく逃げ切ったと思いきや、次の恐怖の予感……。
でも答えといえるものがこれか、と少し残念。
おどろおどろしいタイトルであるが、主人公は小学生。
両親と姉妹とともに引っ越してきた一軒家で不可思議な出来事が始まる。
『禍家』『災園』とともに家シリーズ三部作とされる。
子どもが言うことは信じてもらえない。
そのはがゆさが伝わってくる。
危機感や違和感を感じているのは自分だけであり、そこから家族を
守ろうとしているのも自分だけだ。
やっと手に入れたマイホームに満足している両親も、自室をもって
喜んでいる姉も、幼い妹も何も気づかない。いや気づかされない。
たまたま遊びに行った近所の子どもからの情報、怪しい家の老婆、
見れば見るほど知れば知るほどに恐ろしい我が家。
そしてついに妹のもとに“何か”が訪れる。
ネタバレになってしまうが、結局は言葉遊びだ、
結果的には物足りずちょっとがっかりした。
確かに怖い、そして生き延びる主人公のたくましさも読ませる。
そしてようやく逃げ切ったと思いきや、次の恐怖の予感……。
でも答えといえるものがこれか、と少し残念。
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