日照りの真夏、大雨の日があった。
生姜に水やりをしてきて、恵みの雨だった。
また、日照りがもどった。
「さぞ、この雨で生姜も生き生きと葉を伸ばしているだろう」と
はたけに見に行った。
はて、ところが、生姜の葉が消えている。
畝だけが、目にはいる。「???」
虫にやられた?
植わっていたところを掘ってみる。生姜の根が見当たらない。
次も、つぎも・・・
「虫ではないだろう。だれか、人が引き抜いていったみたい・・・」
いつもアドバイスをもらっていた幸枝さんがこころに浮かぶ。
5月に植えた、この生姜、幸枝さんに何回も電話で助言をもらい、
ときには防虫剤や追肥用鶏糞までもらった。
「あんた、水やりしているか?」とついこの間、電話をもらった。
じぶんが育てているというより、幸枝さんとのコラボの生姜。
「消えたしまった!」
残念だ。
生姜は、はたけ公園の南側の道沿いにある。
街の人の散歩コースだ。
水路をひょいと跨げば、すぐはたけの畝に入れる。
素人野菜集団”ベジタブルコミュニテイ・クラブ”の寄り合いが
数日後にあった。
”まちのはたけ公園”とじぶんたちで言い出して、初めてから2年目。
「そろそろ、”公園”というところ、描きながら、あらわしていきたいな」と
いろいろ、意見や案がでた。
はたけ公園の南側は、紫陽花で生垣をつくりたいね。
「そうよ、途中までは、出来てるんだから、南側はそれでやりたいね」
果たして、だれがやることになるか、分からないところもある。
でも、公園として、親しい隣人、地域社会の人たちの憩いの
場として、あらわれてくるのがいいなあ。
消えた生姜は、来年の春、またチャレンジしてみよう、っと。
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