かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

消えた生姜

2012-08-19 14:49:34 | アズワンコミュニテイ暮らし

 日照りの真夏、大雨の日があった。

 生姜に水やりをしてきて、恵みの雨だった。

 また、日照りがもどった。

 「さぞ、この雨で生姜も生き生きと葉を伸ばしているだろう」と

はたけに見に行った。

 はて、ところが、生姜の葉が消えている。

 畝だけが、目にはいる。「???」

 虫にやられた?

 植わっていたところを掘ってみる。生姜の根が見当たらない。

 次も、つぎも・・・

 「虫ではないだろう。だれか、人が引き抜いていったみたい・・・」

 いつもアドバイスをもらっていた幸枝さんがこころに浮かぶ。

 5月に植えた、この生姜、幸枝さんに何回も電話で助言をもらい、

ときには防虫剤や追肥用鶏糞までもらった。

 「あんた、水やりしているか?」とついこの間、電話をもらった。

 じぶんが育てているというより、幸枝さんとのコラボの生姜。

 「消えたしまった!」

 残念だ。

 

 生姜は、はたけ公園の南側の道沿いにある。

 街の人の散歩コースだ。

 水路をひょいと跨げば、すぐはたけの畝に入れる。

 

 素人野菜集団”ベジタブルコミュニテイ・クラブ”の寄り合いが

数日後にあった。

 ”まちのはたけ公園”とじぶんたちで言い出して、初めてから2年目。

 「そろそろ、”公園”というところ、描きながら、あらわしていきたいな」と

いろいろ、意見や案がでた。

 はたけ公園の南側は、紫陽花で生垣をつくりたいね。

 「そうよ、途中までは、出来てるんだから、南側はそれでやりたいね」

 

 果たして、だれがやることになるか、分からないところもある。

 でも、公園として、親しい隣人、地域社会の人たちの憩いの

場として、あらわれてくるのがいいなあ。

 消えた生姜は、来年の春、またチャレンジしてみよう、っと。

 

 

 

 

 


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