かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

サイエンズセミナー

2016-07-19 00:40:06 | サイエンズスクールのある暮らし

 サイエンズセミナーは、NPO法人サイエンズスクール鈴鹿で開催されています。

サイエンズスクールの目的は「人として成長し、自己を生かし、発揮する」と

しています。

その実現の順序として、「サイエンズ」理解からはじめたいと、2006年から

マイライフセミナーとしてはじまりました。

今年になって、「サイエンズセミナー」と名称が変わりました。

「サイエンズ」といっても、何のことをいっているのか、どんなことをそう表現して

いるのかといことになりますが、やさしく表現すると「人間を知り、人間らしく

生きる」営みといえます。

「人間を知る」となれば、当然、自然界や社会が関係してきます。

「知る」とはどういうことかにもなります。

「そのことは、もう知っている」という状態からは、知的に「知ろうとする」

という営みは生じにくいです。

「探究する」がそこからはじまります。

サイエンズスクールのブログに、6月のサイエンズセミナーの様子が

レポートされています。

紹介させてほしいです。

 

      *      *     *

「サイエンズセミナー」って、どんなセミナーでしょう?

具体的に何をするのかというと、そこでは、何でも出し合い、何でも聴きあい、

なぜだろう、どうなっているだろう、本当はどうなんだろう?と、話し合い、

調べ合う(探究する)のです。

そして、お互いの意見や考えを聴き合えば聴き合うほど、お互いの理解は

深まり、ひとりひとりの違いがくっきりとして・・・。さあ、お互いの間柄は、

どうなるのでしょう?

6月「サイエンズセミナー」に参加した方の感想の一部を紹介します。

   *  *  *

思い込みやキメつけが、こんなに人生を縛り上げていたとは・・・


そして、安心して話を聞き・話すことが、こんなに快適だとは。   

傷つくのも傷つけるのも嫌なのに、人との関わりを求めて様々な場所に出かけて

行って、浅い付き合いに留めていたことが、親しさのある間柄を作れなくしていたの

かもしれない・・・

一人で考えていては堂々めぐりだったことが、一緒に考え一人一人の異なる考えを

聞き、心ゆくまで探究する事で、新しい道を見つけていく。

この考え方が広がっていけば、もっと楽に生きられる。

これからの世の中が楽しみになってきました。

(40代女性)

 

今回参加した仲間も、考えてみると、ここまで深く話したことがなかったので、

お互いを知れてよかったです。

普段、自分は迷った時・悩んだ時・なるべく根本に戻ってよりシンプルに考える

ようにしていました。

も6日間のワークに参加して、まだまだ前提やキメツケ、思い込みがある

ことがよくわかりました。

もっと深く見ていくことが出来ると知り、今後の生活に使っていくのが楽しみに

なりました。

(40代男性)

 

ゼロから「実際はどうか?」探究する・・・とても面白かった。

実際、自分一人でゼロになるのは難しい。

経験や知識を元に導き出し「本当にそうかな?」といつも考えるようにしていたが、

一人の世界だと、前提ができてしまっている場合がよくある、くつがえせない。

でも、他の人と一緒に考えていると「え!!!」と思うような、予想外の答えや考えも

出てくる。

それが本当に楽しかった。

(30代女性)

 

すぐにつっかかりを感じ、ヘソ曲がりなところのある自分という人間がおもしろく感じる

ようになってきた。

そして身近に居る人、出会った人の中身をもっと知りたくなってきた。

それは実に愉快でおもしろいことである。

(30代女性)

 

本の読み合わせをしたり「社会」についてのセッションを通して、それまでに比べて

心持ちが緩んだ感じがした。

それまでのセッションでは、各々個別の考えや思考価値観を見させてもらっている

感じだったのだろうか?

「社会とは?」と自問しそれを出し合い、響き合い、又考えて・・・・

その時間こそが共に社会を創っていこうというのに似た感覚だったのかもしれない

なぁと振り返って今、そう思う。

何度も出てくる「分け隔てのない親しい間柄」という表現。

言葉にするのはとても簡単。

昨年も「そうだよね。確かに」そう思った。

今回の6日間で言葉には、しずらい深い感じを受けた気がする。

6日間を終えるのに当たり「自分のことをもっと深めていきたいなあ」というこ

とと「周辺はどんなになっていくかなあ」とワクワクとした気持ちでいる。

「親しい間柄」へのこころみ。

これからが楽しみだ。

(40代男性)


サイエンズスクール鈴鹿については以下をご覧ください。

http://www.scienz-school.org/hp/


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