かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

ラダック MEETS スズカ(1)

2011-11-25 10:46:10 | アズワンコミュニテイ暮らし
 ちょうど低気圧が日本列島を南下していた。
 11月19日(土)午後から翌日夕方まで、”ジュレー・ラダック”の方々が鈴鹿を訪れた。
 東京や名古屋、島根、滋賀から9人、平田町駅に集まる予定だった。
 近鉄伊勢若松駅から、近鉄鈴鹿線への乗り換えが間に合和ない人もいて、雨のなか三々五々の
到着だった。

 ”ジュレー”とは、ラダック語で「こんにちわ」という日常語らしい。あとで聞くと、「ありがとう」
「さよなら」も「ジュレー!」を使うらしい。
 ”ラダック”――これは、説明が要るかも。
 インドのジャッムカシミール州の最北端部、西はカシミール地域、3000メートルを超える山岳地域にある。
日本でいえば、富士山の頂上付近で暮らしを営んでいる。
 ここに、ラダック語を話し、伝統文化を同じくする人々が自治的に暮らしている。
 人口は24万人。(鈴鹿は、20万人)
 この春、「幸せの経済学」という映画で取り上げられた地域だ。スエーデンのヘッジさんと言う
女の人が広く、ラダックを紹介してきた。
 日本でも、ラダックとの交流を進めている活動がある。
 ”ジュレ・ラダック”というNPOである。
 
 詳しくは、下記をご覧ください。
http://julayladakh.org
 

 今回の企画は、この秋からスタートした”アズワン・コミュニテイ普段着で探訪”に、
この春、コミュニテイーを訪ねたことがある寺坂佐奈子さん、旧姓加治さんが
ジュレー・ラダックの会員と一緒に参加したいという提案からはじまった。
 アズワン・コミュニテイ鈴鹿の見学と、”ジュレ・ラダック”と”スズカ”の出会い、
交流を一般にも公開することに、広がっていった。

 この日は、日本での”ジュレ・ラダック”の代表をしているラダック人(ラダッキー)の
スカルマさんもやってきた。
 スカルマさんは、飾らない人柄のように感じた。
  ”普段着”――ラダック語ではなんと言うのか、初対面からいままでも付き合ってきた
人に再会したかのように、ごくしぜんに頬笑みを交わし、親しみを感じた。

 鈴鹿カルチャーステイションで、コミュニティーの概要や、マップでどんな暮らしが
営まれているか、坂井和貴さんから説明があった。


 岩田さんから、アートギャラリーの案内があった。岩絵の具をどう使っていくか、熱心に
見て聞いていた。
 ”四季のスケッチ展”やたまたまやっていた”アート教室”など見学。


 まちのはたけ公園。雨が降っている。小林耕一くんが案内してくれた。長靴をはき、
傘をさして、大人の農園、子ども農園、果樹、蓮池、落ち葉やダンボールコンポストなど
堆肥場を見学。一行は、長靴をはく機会がないのか、水たまりに入るのがうれしそうだった。


 おふくろさん弁当は、伊与田吉秋さん、恩田みゆきさんが案内してくれた。
 「仕事を通して、自分のなかでいろいろ起きてくることを見ていて、面白いんですよ」


 ”お肉とやさいの店”
 地域通貨、リンカに質問が集中。なかなか、わからないよう・・


 鈴鹿カルチャーステイションに戻って、サイエンズスクール鈴鹿の案内を竹本美代子さんが
した。

 
 サイエンズ研究所の事務局では、この日出来あがったサイエンズ2号「人を聴く」を
牛丸信さんが紹介した。

 今回の宿泊先の、鈴鹿ハイツ団地にあるサイエンズスクール研修所に向かうときには、
あたりは暗かった。雨はすっかり上がっていた。

 研修所では、萩原秀子さんんが、コース開催しているときの使い方など案内してくれた。

 夕食は、一同そろっていただく。
 トンカツと筑前煮。筑前煮は、何回もお替りしている人もいた。
 松江から来た、坂本和代さんは、自家製のお酒「松江ずくし」の出来あがってくるまでの
背景をなめらかな語り口で口上してくれた。
 スカルマさんはじめ、一同、「そこまでして出来たお酒、どんな味がするのだろう?」
みんなで回し飲みして、にぎやかな食事になった。
 お互いに、打ち溶けた雰囲気が漂った。

 さあて、食事のあとは、部屋をかえて、懇談会があった。
 寛いでいて、ゆったりと晩秋の夜を語りあった。
 その時の様子は、アズワン・コミュニテイーのホームページに中野敏美さんが
書いてくれています。
 そちらも、ご覧ください。

http://as-one.main.jp/sb1/

 


 
 





















 


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