えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

口笛を吹いて海へ

2008-03-13 19:27:11 | 航海日誌

NYの小幅安を見て、本日は昨日確かめ損ねた上値のありかを探る展開と見た
というわけで今日の基本方針は買いに決定した えいちあーる亭 亭主。これが大間違い・・・
みなさまいかがお過ごしでしょうか

寄り付き、昨日手放した8411みずほは1万円安で始まるのを見てチッと舌打ち
気を取り直してとりあえず買いのスタンスで突入のチャンスを探っていた私に地盤沈下のように下がる日経平均
気がつけば寄り付き後の安値をじわりと割り込んで下値を探る展開に

この水準で代表的な銘柄にカラ売りで入る事はチキンなわたくしにはムリ
せめて高値でもたついている様子の3715ドワンゴに鉄槌を食らわせるべく30万でカラ売りを入力したとたん
警告音とともにコンプライアンスエラーの表示 信用売り禁止銘柄に指定されていました

このあと順調に下落していく株価を見ながら眼の付け所は良かったんだけどなぁと 涙
その後、日経平均は海に向かう坂道を口笛まじりで下っていくように一直線に下落、
あっさりと年初来安値更新となりました
毎日の報道で次第に実態が明らかになる 新東京銀行     
設立の目的は他の金融機関で融資を断られた中小企業を救済するという美しいモノ
利率1%の定期預金、それに対して融資金利は幾分高めとは言うものの無担保、無保証
書類審査をパスできる帳簿さえ手配できればカネが手に入るわけで・・・

さらに今日は焦げ付いた融資の25%が信用金庫経由の債務保証契約であったことが発覚
融資は信用金庫が実施するものの借主は新東京銀行へわずかな保証料を支払って債務不履行の際には
新東京銀行から信用金庫へ融資額の80%を支払うというもの、その後債権の回収の権利だけが残されるわけで
役所上がりの銀行に債権回収のノウハウなんぞありもしないのに何を考えて債務保証業務を請け負ったのやら

ヤバすぎて単独で融資できない案件を新東京銀行に持ち込んだ信用金庫は幾ら儲けたんだ?
TVで紹介された端末のPC画面に並ぶリストの信用金庫の名前のとなりにはまだ 「お取り扱い中」の文字が・・・
結局、個人にも民間銀行にも食い物にされてしゃぶりつくされて捨てられた多重債務者の風情の新東京銀行

そんなところへさらに400億のカネを捨てたいとのたまう石原知事にも困ったもんだが
責任感のない役人にカネを預けるとろくなことにならない。国でも地方でもやるこたぁいっしょ (弁償させろよ)
博打も商売も引きどきってモノがあるわけでここは手仕舞い手仕舞い。

1000万円を越える預金の国内初のペイオフってやつも見てみたい気がする

      いくらなんでも段取りの悪いサルだなぁ


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