えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

徒然

2016-07-10 20:36:24 | 航海日誌
先月の末頃、海外勤務の息子からメールが来て7月10日に帰る。友人の結婚式とか同級生の飲み会とかで3カ月と待たずに帰ってきた息子にまたか、と思ったものの頭にひらめくものが、、、1週間報告もかねて帰国になったから来た。と お昼に大阪からやってきて食事に向かう車内で今度は誰の結婚式やったん?と聞けば 朝、大阪を出てこっちへ来た 用事はないよとの返事にそうか。とわたくし

焼肉が所望の息子夫婦にはおなじみのお昼にやっているお店に予約を入れたものの駐車場が閑散としているのを見て???と思った えいちあーる亭 亭主 メニューを眺めながらわいのわいのやっている間にセットメニュー以外の単品での対応が今だ出来ていない。先回来た時も 大きなお世話かもしれないが、あと一品っていうメニューが欲しいんだよね。とレジで話した イランこと言いの わたくし

おいしい店なのに、日曜日のお昼にこの入りでは 人の言葉を聞く耳持たないのか、その程度の店員しか来なかったのか。もし今度行く機会があってお店がまだ残っていたのなら、この店のためにも美味しんぼよろしく 「亭主を呼べい」と言いたいわたくし

それはさておき食事中、気負ったわけでもなくごく普通の声で 「子供が出来たんやわ」 結婚して何年も出来なかったけれど子供は神様の授かりものと信じる えいちあーる亭 亭主 子供は出来たか? とか、子供はまだか? とか一切口にせずプレッシャーになってはいけない すべては時の運 夫婦の暮らしの中にあること 係わる権利すらない。 そんな祈りにも似た思いがようやく報われた充足感の午後

息子夫婦を送り出した後、自室でうとうとする間にマーボーロ?(菓子)を持って何度も来てくれたおじいちゃんのこと、遠くの七夕祭りにバイクで連れて行ってくれた父のこと、その途中、田んぼに殺虫剤を撒いているところがあって 〇〇(名前)息したらあかん あれは毒や。三番目にようやく生まれた男の子 姉に聞いてもそんなことしてもらったことなかった。あんただけやで。

思い出は移り変わって、家庭内暴力もあったらしいけれど出入りの業者さんにまで暴力をふるったことを気に病んで もはやこれまでと夜 夫婦で、息子の首をひもで絞めた家族。縁あって取り引きすることになったけれどその両親の人柄の良さに惹かれて家の中にまで入り込んで、近くへ営業に行くたび立ち寄ってみたり、訪れるたびにその子は笑顔で迎えてくれて 今もその頃のままの笑顔を思い出せる えいちあーる亭 亭主

息子への愚痴もほとんど聞いたことがなかった わたくし。彼の笑顔を思い出すと同時に相談してくれてもよかったんじゃないか。それとも、彼の粗暴さを聞いたあの日に話を聞きに行っていれば

まどろみの中、いろんな思いが思い出される。「娘を頼みます」 と頭を下げた父のこと、臨終に呼ばれた福耳のおじいさんのこと、これから生まれるであろう孫の事 自分が知りうる範囲の中でそれぞれの幸せを願う 自分がその程度人間であっていいんではないか いつか読んだガロの寂寥 

孫の誕生を告げにやってきた息子の想いにいまさらこんなことを思い出してどうする すべては終わったこと と 喝破する えいちあーる亭 亭主 喝!
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結果に責任を負うということは

2016-07-02 11:57:14 | 航海日誌
昨夜のTV番組の、函館空港で1995年のハイジャック事件 本邦初の特殊部隊発動事案 リアルタイムで聞いた記憶もなかったことで2時間付き合わされたわけだけれど 危険を伴う以上誰かがその結果に責任を追うしかない、北海道警本部長の 「命じた以上その結果に責任を追う それがわたくしの職務」 知らなかっただけでここにも漢が居たんだと

命じた以上 その結果に責任を追う    

確かにぼんくらに指示してあらぬ方向へ向けてしまった結果もあるだろうけれど 人命を賭けた特殊部隊の発動に組織として彼らを信じた器量 以上に おそらく、ここが己の死に場所と決めたに相違ない道警本部長の覚悟  大企業の粉飾決算や架空売り上げのニュースに接するたびにどこまでも軽くなっていく責任という意識に 責任の言葉の後ろには覚悟の2字がついて回るということを忘れた国になったのだとしたのなら 覚悟がまさる誰かに飲まれるのもやむなしとおもった えいちあーる亭 亭主
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あの素晴らしい愛をもう一度

2016-07-01 22:30:34 | きいてきいて
命かけてと誓った日から 素敵な思い出残してきたのに
あの時 同じ花を見て 美しいと言った 心とこころが今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度 あの素晴らしい愛をもう一度


赤とんぼの唄をうたった空は なんにも変わっていないけれど
あの時ずっと夕焼けを 追いかけていった二人の  心とこころが今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度 あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にポツンといるよで 涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても 変わらないと言った二人の 心とこころが今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度 あの素晴らしい愛をもう一度


6あの素晴らしい愛をもう一度 1970年代 フォーククルー・セダース 北山修作詞 加藤和彦作曲


イギリスのEU離脱騒動から1週間、当の本人のイギリスが全回復する中、いまだ16000円を回復できない日経平均とはいえ戻りいっぱいと見た逆張り銘柄を手仕舞いしてポジションが軽くなった えいちあーる亭 亭主
為替をはじめとして悲喜こもごもの1週間を振り返りながらはや懐メロと化したフォークソングのサイトへ

あの頃は共感できた歌詞も今ではと思うなかで あの頃何の気なしに聞き流していた歌詞が妙に心に引っかかるわけで

♪ 広い荒野にポツンといるよで 涙が知らずにあふれてくるのさ

この曲を聞いたころのイメージは草原の真ん中に座り込んで友達の声がどこかから聞こえてくる そう、声を掛ければ誰かから返事が返ってくる そんな距離感のなかで聞いていたはずのこの歌が 一人取り残されたような寂寥感を伴って聞こえてきたわけで

加藤和彦氏の死に 彼のような才能ある人がなんで一人でと思ったけれど この寂寥感 彼も感じたのだろうか? 年を取るっていうことはこういうことなのかなぁ とも思えた今年の折り返しの一日のことでした
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坂崎幸之助商店