えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

私の知らない父と 父の知らない私が 坂の途中ですれ違う

2015-12-31 23:43:25 | 航海日誌
転職して大阪へ引っ越した息子夫婦の招待で 下呂温泉に出かけることになったわたくし。おいしい料理とお酒には言うまでもなく 家内がいたなら何より喜んだろう旅に招いてくれたことに感謝する えいちあーる亭 亭主。

翌日も運転したいという息子に任せた帰り道。西日が差してきた道で疲れたのかウトウトし始めたた嫁さんにサンバイザーを下げて目に西日の当たらないようにする息子。いつか琵琶湖湖畔を走りながらそんな事をした覚えが確かにある えいちあーる亭 亭主 ○○ちゃん大事にしてもらっているなぁ。と思いつつ、わたくしの愛し方と息子の愛し方にきっと何の違いもないと確信した えいちあーる亭 亭主

この旅についてきた娘と、息子が小学生の夏休み 瓜二つの姿勢で昼寝している姿を見て、DNAって ここまで同じなんだ。

「私の知らない父と 父の知らない私が 坂の途中ですれ違う」焼酎メーカーの二階堂のCM  仕事の規模は別にしても、人として誰かを愛する その心根にとまどうわたくしではないはず と、言い切ってみる えいちあーる亭 亭主


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終わりの始まり

2015-12-19 22:32:32 | 航海日誌
今回は日銀が動くことはない、といった大方の予測に反して、金融緩和策の上限に達した予算の裏付け対してに危惧した、実に世間的な世評に対して3000億の追加予算の提示といった「兵力の逐次投入はしない」と言い切った黒田日銀のスタンスを疑わせるコメントに日経平均は1000円幅の乱高下。(ローカルな手持ち銘柄はピクリとも動かなかったけど) 19800円から18800円久々にチャートで見る長い長い上髭はその値をつけるまでの勇者たちの思惑と挫折を雄弁に語るわけで。

相場下落の際にGPIFで買い支える資金が上限に達して買い支える余地がない。秋口からささやかれた日銀ETF購入資金の予算到達。相場師が何度も挑戦してきたカネで相場をいじる限界に黒田日銀もようやく到達したわけで。。。そこに至る時間稼ぎこそが黒田日銀の使命 お疲れ様でしたと言いたい えいちあーる亭 亭主。むしろ法治国家としての倫理を示したことこそ今の世界に対するアピールと評価したいわたくし。

ここにきて鮮明になった衆参同日選挙に対する国家的買収行為 貧乏な老人に3万円上げるから自民党に投票シテネ ウフ~ンみたいな。もともと、軽減税率何ぞとその対象になる企業団体に対して恩を売るのか 選挙資金の提供を迫るのか 胡散臭い議論をマスゴミがこぞって1面に取り上げる紙面もこの政権の意図を感じるわたくし。消費税先進国であるEUが試行錯誤して得たインボイス方式の結論の評価をなぜ国民にゆだねない。

腐れ外道コイズミの息子 新次郎がバラマキとの発言を撤回しないで踏ん張っているようだが 腐れ外道憎さのあまり評価を下せずにいる わたくし 道を説くものこそが正義と信じたい えいちあーる亭 亭主


隙間を開けておいた勝手口の戸を網戸が開いていたので飼い猫が戻ってきたと思って戸を閉めた後、昼寝してしまった えいちあーる亭 亭主。のどが渇いて台所へ向かったところ勝手口の向こうで動く小さな影が・・・ 昼寝から目覚めた時、いつも布団の胸の脇あたりで眠っているはずのネコがいない めずらしくどこかで遊んでいるのかとおもったわたくし。

早く2階に行こう!とばかり 階段の入り口でウロウロするネコ。寝室へ入って「寒かったよぅ」とばかりくしゃみをするネコをなでながら 昨年死んだおばあさん犬を思う えいちあーる亭 亭主。こんな日も雪の日も犬小屋で丸くなって眠っていたことを思い出して。「ネコ、お前ピカより幸せしてないか?」(ネコにまだ名前は付けてない)寄り添うということこういうことなのか。個体との距離でいくつしむ度合いが違う とは思いたくないし 何よりあの日、汚れた肩を洗って抱き上げた時、犬の首ってこんなに曲がるのか。と思ったほどクタンと落ちたピカの頭、「お父さんに抱いてもらって 安心して逝ったんだ」と言ってくれた娘の言葉に救われた思いの えいちあーる亭 亭主

気むつかしい雌犬だったピカを手なづけて 一緒に暮らした手腕は伊達ではないなネコ
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こんな日もあるさ

2015-12-12 18:44:48 | 航海日誌
休日、何をしたわけでもなく窓の向こうを遠く西の山並みに沈んでいく陽を眺めつつ、撮り溜めた画像を眺めながら、「こんな日もあるさ」との言葉のと出会いにたじろぐわたくし。「こんな日もあるさ」と、やり過ごした日々の向うで、いくつかの沈んだ記憶を思い出すなか。はらわたの煮えくり返る思いの仕事絡みの日々もあったけれど今思い出すのは、「治そうって、言わんくなったね」と、家内がわたくしにつぶやいたあの日。「お前にしたれることは、なんもないんか!」(お前のためにしてやれることは、何もないのか!)と、切迫した気持があふれて号泣したあの日のこと。家内のためにあの日、泣いてやれて本当によかったと思う えいちあーる亭 亭主

主治医からモルヒネの量からしても後1週間。。。。鎮痛作用から快方に向かっていると期待したわたくしの間違いだったわけで。

号泣するわたくしの頭をなでながら「11○○覚えとって」(覚えていて)「何それ? 」 と聞くわたくしに 「ちゃんとわかるようにしてあげるから」と 不思議な事象で間も無くその数字が時間を意味することを知った えいちあーる亭 亭主。「何それ?」と、聞いた時に家内に見えたものが何だったのか。あの時、家内が首を振ったのか、うなづいたのか、それすらも思い出せないわたくし。

家内が見たものを見つけるために、そして、それを伝えるために、いつか言葉にできたらと願う えいちあーる亭 亭主 でした
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夜店の水鉄砲

2015-12-06 16:27:45 | 航海日誌
最近のモノづくりは どーなっておるのか!? 食品関連部門の頑張りに比較してホームセンター系列の日用品のプライベートブランド(以下 PB)の劣化が著しいと思う えいちあーる亭 亭主。これを作ったやつ自分で使ったことがあるのかと、昔、子供たちが小さかったころ夜店でせがまれて買った水鉄砲を思い出して見るわたくし。ピストル型のそれは緑色の蛍光色のプラスチックで見た目はきれいだったけれど銃把の角度が逆で握りにくいわ、引き金が引きにくいわ。こんなものでも設計して試作して金型を立ち上げて注入して作るものだろうにその過程のどこかで誰か気が付かないものか、と その制作過程を思ったものだったが。PBの製品のたまたまかもしれないが2つの商品を使用してみて、そのいずれもがこれを作ったやつ自分で使ったことがあるのか! と言いたい製品レベルなものだから怒る えいちあーる亭 亭主。

ノラのくせにえらくなついたネコのために設置したトイレ。置いたその日から使い始めたのには驚いたけれどネコ砂の処理のために一緒に買ってきた室内用チリトリの使いにくさにさらにビックリしたわたくし。ほうきで集めてチリトリで掬うのだけれど掃き寄せたネコ砂(大き目の爪楊枝を細かく切ったような木製のチップ)が外へこぼれてしまう。もっと床に平行にしないとこぼれるのかなぁと いつの間にかしゃがみ込むのにおなかの肉が邪魔をするようになったわたくしにはつらいわけで(笑)

そんな中、愛犬のしもの始末に使っていた外用の背の高い長い取っ手のついた昔ながらのチリトリを使ったとき掃き寄せたネコ砂がこぼれることもなくチリトリに収まるのを見て構造に問題があると気が付いたわたくし。チリトリの入り口から3㎝ほどが横から見れば三角形に盛り上がっていて箒で集めたゴミが落ちるのを避ける返しとなっていて、購入を決めたその構造がチリトリがゴミをはじき返していたわけで。使いにくいのも道理、箒よりも小さいチリトリの入り口まで来たゴミは勢いがなければその返しの傾斜で外へこぼれるしかないわけで。使ってみなければわからない使いにくさ。縁日の夜店の水鉄砲な事象にふたたび巡り合う えいちあーる亭 亭主

ネット通販を多用する我が家にとって月に一度の古紙回収はダンホールの処分の貴重な機会。梱包用ひものあからさまな劣化を見て、まともな商品は作れなくなったのかと今度ばかりは怒り狂う えいちあーる亭 亭主。

ひもの先端がいとも簡単に裂ける。結ぼうとしたその紐がその先端で細かく裂けるようでは十分な力で結ぶこともできないわけで。(ここは敢えて頭文字で表示することになるPB)DとK。大き目の巻きじゃないと今度はひもが細すぎてさらにその先端が裂けるものだから使い物にならないわけで。中国での生産といえど製品の仕上がり。といった基本的な項目に目をつむった挙句自らのブランドの劣化に気づかないようなブランドなんぞつぶれてしまえ と、思ったわたくし。ここでもう一度問う、これを作ったやつ自分で使ったことがあるのか。使ってみて判断したのなら次の時代にはいらない企業なのだなと、投資家の一人として判断を下した えいちあーる亭 亭主でした
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小春日和に

2015-12-05 11:33:04 | 航海日誌
我が家のおばあさん犬ピカが逝って1年をとうに過ぎて、その末期を見送るように訪れたヘロヘロの子猫。庭の隅っこを横切る猫を見つけても大騒ぎしていたピカが最後に受け入れたノラの子猫。裏庭に通じる路地にえらく痩せた子猫がいるなと思ったのが最初の出会い。犬小屋を覗くと寝ているピカに乗っかって寝ているいる子猫。トラ縞模様の崩れたメス猫。うちの近所では真っ白か白黒のノラを見掛けるのがほとんどで三毛系のネコといえばピカの食べ残したエサを取りにきていた大人のネコを見掛けた切り。追い払いに行った時一度、ナマイキに立ち上がってシャー!とか言ったものの追いかけるわたくしを見て逃げていったのがあの猫を見た最後だったような。ピカの三毛猫への耐性はあのねこ辺りで身につけたんじゃないかと思うわたくし。

夏の終り頃から廊下の窓を開けた隙間からは寝室へ入り込むことを覚えて、わたくしの布団の上で眠るようになって。基本このネコはうたたねの際にいびきをかく癖があってこちらがくつろいでいる時には気にもならないが株の売買の仕掛けどころでピリピリしている頃にピースカやられると困るわけで。寒さを増した今日この頃エアコンの効いた書斎から出ようともせずにソファで眠り続けるわけでちょっと前なら空気を察してかいつの間にかいなくなったのに困ったもんだ。

基本休日の書斎は娘に譲って寝室で過ごす えいちあーる亭 亭主。ベッドの上で丸くなるネコをかまいながら、こいつどんな子猫だったのか見てみたかったと思うたくし。今年の春、避妊のために連れていった獣医さんは小さいけど歯石から見て2歳近いと思いますよといわれて帰って来た娘。いつかわたくしの寝室で眠るようになったネコに お父さんばっかりになついて、私が拾って世話したのに! とふくれっ面。今も思いだしたようにくすぐってやればゴロンとひっくり返ってお腹をさすれといわんばかりのネコ。いつか追いかけた挙句 姿を見なくなったあの三毛猫の娘なんじゃないかと。ノラ猫の寿命はせいぜい5年との話に犬好きの我が家がよもやネコを飼うことになるとは。いまはどうしているか知る由もないあのネコに あの時はピカを守るのが最優先、すまないことをしたとと思いつつ自分が守れるものは自分が守ろうと決めたものだけ、守ろうと決めたものを守れるだけの強さをいつまでもなくしたくないと思った えいちあーる亭 亭主。 小春日和の日差しが降り注ぐ暖かい部屋で相変わらずいびきをかいて眠る猫をながめつつ。。。
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来年のことを言うと。。。

2015-12-04 15:27:26 | 航海日誌
引け間際、日経平均の主力銘柄に大口の資金投入で5分足が急騰したものの手持ち銘柄は蚊帳の外。435円安の日経平均、残高の目減りには目をつむってこのやりにくかった1週間でなんとか かっぱいだ現ナマの表示をを目でてこの週末をやりすごそうと目論む えいちあーる亭 亭主

よそ様の土地の後ろにある飛び地のような狭い空き地に境界杭を設置したい。との連絡を受けてこれ幸いと買い取りの方向で話を進める中、更地でよかった家でも建っていたら処置に困ったはずと、土地家屋調査士さんの世間話から増殖する空き家、ひいては少子化で人口が減っていくこの国の未来を見定めてみようと思ったわたくし。

相続税法の変更で相続税の網に引っ掛かる小金持ちさんが続出。相続税対策と銘打って土地持ちの高齢者に土地を担保にアパートを建てて相続対象の評価額を下げて家賃収入でローンを返済していく。そんな節税対策を口説き文句に血眼で借り手を探している銀行屋も居るとのことで。人口の減っていく国に成長はない、むしろ衰退するのが歴史の証明するところ。孫子の代まで続くローン。借り手のなくなったアパートは債務のかたまり、土地の価値が下がれば追加の担保を請求される。願わくば子孫に恨まれることがなければと思う えいちあーる亭 亭主

大都市でのタワーマンション、億ションのバブル化は金余りの海外資金と富裕層の節税対策。本来の住むための需要を超えて引き合いがあるからバブル化するわけで。特にタワーマンションと民泊の規制緩和のコンビが資産価値を著しく棄損する恐れがあるとの記事によれば、物件の所有者の何割かが東アジア系外国人であった場合、当然彼らはそこに住むわけではない投資目的の購入、欧米人に比べて遵法精神の劣る彼らがコスパのいいグレーゾーンの民泊に手を出さないはずがない。現実に共用スペースであるホールをパーティ会場として常用してトラブルになったり声高に話す東アジア系外国人が居住区を右往左往する現実。

更にクロダノミクスで潤った資金でマンション建設に拍車がかかってその物件が竣工するのが来年の春あたり。当然供給過剰になったマンションのバブルがはじけて逃げ足の速い投機資金が逃げた後には安くなった上にコスパのいい民泊需要の物件の更なる増殖とそこに住んでいる人が取り残される。供託金の積み立てが出来ずにメンテがおろそかになったタワーマンションのスラム化は目に見えていると記事は結んでいた。

都内でも賃貸住宅の空室率は20%を超えているそうで、少子化の未来に目をつむって節税対策という煽り文句に乗せられて自分で住むわけでもないアパートや土地に20年30年のローンを組むことは目減りする資産を高値掴みで引き受けることと同義。

ドラギ総裁が緩和ムードを煽りに煽った挙句量的緩和に踏み切らなかったのは我が国の黒田総裁の判断もおそらく同じこと。すでに危険水域にある金融緩和のその先に足を踏み入れたくない。異次元の金融緩和で稼いだ3年の時間的猶予を食いつぶしたぬらりひょんアベの罪はいつか歴史が問うことになるはず。サラエボで皇太子を撃った弾丸が跳ね返って第1次世界大戦につながった。そこまでいかないにしてもこの国の財政に対する仕掛けがもう始まっているかも。そんなぼんやりした不安のなか 株を枕に年越し とか言えた時代はとうに過ぎて、出来るだけ軽いポジションを目論む おくびょうなえいちあーる亭 亭主
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坂崎幸之助商店